ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/9 巨 3-1 中 → 連敗とめてカードの初戦を取れた事で好転してくれるとイイ

巨人 3-1 中日 → 対 中日 1勝0敗0分 ナゴヤドーム

勝利投手:山 口 2試合 2勝 0敗 0S
セーブ :クック 4試合 0勝 0敗 4S
敗戦投手:大野雄 2試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:山口→吉川光→クック 捕手:小林
中日:大野雄→谷元→田島→ロドリゲス 捕手:加藤→大野奨
本塁打
巨人:ビヤヌエバ1号(二回ソロ)、ビヤヌエバ2号(九回ソロ)
中日:
フジテレビONE にて観戦 解説:谷沢健一 実況:森脇淳
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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの1回戦。巨人先発の山口は初回に先制を許し、中盤以降も再三ピンチを迎えるも、粘りの投球で7回を6安打1失点に抑えた。打線はビヤヌエバの来日初本塁打と丸の適時打で逆転に成功。九回にはビヤヌエバがこの日2本目の本塁打で貴重な追加点を奪った。接戦をものにした巨人はチームの連敗を2で止めた
(http://www.giants.jp/G/result/201904091index.html)
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最後まで優勝争いするために、絶対にやってはいけないことは、どれだけ貯金を積み重ねても、あっという間に吐き出してしまう大型連敗だけしないこと

例えカードを負け越してしまったとしても、1つは必ず勝つ
もちろん2勝1敗で勝ち越しを続けるのが一番。とにかく2勝1敗、1勝2敗を繰り返しながら、たまに3連勝なんてのがあるのが理想


その意味では、前回DeNAとの3連戦は1勝2敗だったので、ギリギリOK。ただ、前カードが2、3戦目を負けるという連敗終了だったので、カードまたぎで3連敗というのも避けなければいけない
同時に今回は2連戦なので、最初を落とすと、どう頑張っても5分が精一杯で、連敗もありえることから、今日は絶対に取らなければいけないゲーム

 

危うい展開のゲームだったけれど、終わってみれば先発が7回まで1失点でゲームを作り、8回、9回を任された投手が1イニングを無失点で終わらせるという、理想的な勝利を手にすることが出来た

 

先発の山口俊は、今シーズンからメジャー仕様の硬さにしたというナゴドのマウンドに、最初は戸惑っていたような感じだったけれど、尻上がりに対応していったような感じ。
多少荒れるのは持ち味でもあるので、気にしないが、そんな中で四死球2個で終わらせられたのは良かった。4回、7回、8回とピンチを作ったけれど相手の拙攻にも助けられて粘り強く投げていたと思う。

もともとスタミナはある投手なので、もう少し点差があれば最後まで投げさせても良かったくらいだけど、僅差で勝っているゲームを今のブルペン陣がどう守るのか見たかったところもあるし、良いタイミングで交代させられたんじゃないかと

 

あとを受けた吉川光、クックもランナーは出しながら最後は抑えたし、中でもこれまで3点差で投げていたクックがクリーンアップ相手では無かったとはいえ、ゼロで終わらせられたのは大きい。本当は1点差でクックの出番があるような展開はして欲しくないけれど、チームに貯金があるうちに、もっとシビアな場面で投げるところも見たくなった

 

結果的には勝利したものの、打線の方はまだ上向いているとはいい難い。なかでも岡本はやはり迷いがあって、ちょっと三振の数が増えてきた
(本来は三振が少ないタイプの選手のはず)

打席での焦りが守備にも影響しているのでは?というところもあるし、谷沢氏の指摘に関しても、わりと納得出来る。何かの拍子にスイングと打球が噛み合ったら一気に戻るのかもしれないし、岡本でなければ一度、四番から外すという選択肢もあるんだろうけど、去年、由伸監督がどれだけ不調でも外さなかったように、将来の不動の四番を期待されている選手だからこそ、絶対に外さないで、ここから這い上がることを昨年に続いて経験させてもらいたい

その間は、他の選手がなんとかカバーして…

陽岱鋼の先発復帰は嬉しい限りで、今日は三振が多かったけれど、1、2打席目は大野の勝負球がズバっときたので仕方ない。その一方で追い込まれる前のところで前に飛ばせる球が来ていて、それを仕留められなかったところは反省。
決して調子が悪いわけではないので、そのへんはまた対応してくれることでしょう

 

現状で5番、6番は相手投手の左右に合わせて、陽岱鋼と亀井、ビヤヌエバと田中俊をうまく併用する形が作れているのは良い傾向。先発を外れた方は、必然的に強力な代打として控えるわけで、去年と違ってゲーム終盤でも点を取れる期待がもてるベンチが作れている

その関係で、阿部の出番がなかなか回ってこないのは残念だけど、ほっといてもいずれ嫌というほど出場するようなことになるだろうから、緊張を切らさないようにしっかりと準備していて欲しい

 

とはいえ、今日のヒーローはビヤヌエバだね

前評判どおり、本当に左投手専用機な感じだけど、逆に言えば左投手に対しては抜群の相性の良さを見せてくれるなら、それはそれで頼もしい。
ようやく一発が出たことで、本人も気楽になって肩の力が抜けるのなら、次も期待できる

ただ、ゲレーロはちょっと微調整がいるかな?原監督のアドバイスで構えた時に顔が斜めになるクセが治り、そこから打撃がよくなったけれど、凡打している時は悪い癖が出てしまっている。まだ完全に自分の構えとして染み付いていないんだと思うので、日々の練習の中で徐々に習得してくれるといい

 

それと、吉川尚は本当によくやってくれている。前田智徳氏が解説するように、とにかく出塁することを心がけていて、逆方向を意識して引きつけているから三振が少ない。
去年のキャンプで振り込んだスイングの速さも身についているから、逆方向でも強い打球が打ててるし、ミートに失敗しても足で内野安打を稼げる確率は高い
(足の速さがあれば、守備側の方が焦ってミスしてくれる可能性もあるし)

で、一度塁に出れば、打率3位の坂本が高確率でチャンスを広げてくれる良い循環が出来ている。特に今日の3回の場面は、坂本の打球で1度ストップしながらセンター前ヒットで一気に3塁までいける足は頼もしい。2塁にいればあの当りでもホームに突入できるし、1塁にいるなら一気に3塁まで到達し、丸、岡本に楽な形で回せる

ここ数試合、打線としては苦労しているけれど、1、2番が元気なうちは1ゲームの中で何度かチャンスは作れると思うから、このまま好調を1日でも長くキープしてもらいたい


最後に何気に小林の打撃が・・・(笑)
去年も春先は良くて「今年は!?」なんて期待したけれど、結局最後はいつもの小林に戻ってしまったので、まだそういう不安は拭えないけれど、大城の成長、炭谷の加入が小林の打撃に良い影響を与えているのであれば、今シーズンは少し期待できるかも?

なんだかんだ言いながら、今のところ小林の出番が最も多いのは、打撃内容が去年よりも向上していることが少なからず影響していると思う

 

明日はロメロとメルセデス

ナゴドではどうしても投手戦になりがちなので、前回3失点だったメルセデスも、もう少し少ない失点で投げてくれるかも?という期待感はある。同時にロメロから点を取るのも難しいかもしれないが、ビヤヌエバが左のロメロに対して、今日の良いイメージを持ちながら打席に立ってくれると、何か起きるかもしれない

 

管理人:みんぐ
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