ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/1 巨 6-5 中 → 阿部の祝砲で流れが良くなるといいが・・・

巨人 6-5 中日 → 対 中日 6勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:中 川 22試合 2勝 0敗 3S
セーブ :
敗戦投手:ロドリゲス 26試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→宮國→高木→鍬原→澤村→中川 捕手:宇佐見→大城→小林
中日:清水→小熊→田島→福→ロドリゲス 捕手:桂→武山
本塁打
巨人:ビヤヌエバ6号(六回満塁)、阿部1号(六回ソロ)
中日:ビシエド8号(一回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:立浪和義 実況:山本健太
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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの10回戦。巨人は4点を追って迎えた六回、無死満塁でビヤヌエバが田島から起死回生の同点満塁弾を放つ。さらに阿部が右翼席上段へ通算400号となるソロ本塁打を放って勝ち越した。九回に追いつかれるがその裏、二死二塁で坂本が右翼手の頭上を越すサヨナラ打を放ち、6対5でサヨナラ勝ち。新旧主将の活躍で、巨人は連敗を3で止めた
(https://www.giants.jp/G/result/201906011index.html)
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ようやく出た阿部の400号、坂本のサヨナラ打と合わせて、新旧キャプテン二人によるお立ち台で連敗を3でストップ

勝ち方としては最高で球場は盛り上がり、ファンのボルテージも高かった!


久しぶりの勝利だからこそ、ポジティブ要素満載でレポートしたいところだけど、まずは反省しなければいけないことを先に片づけておきたい


メルセデスが3回ももたず、1回2/3 で降板したことは、ただでさえ崩壊気味の先発投手陣において厳しい現実を突きつけられた。いや、崩壊気味というよりも完全崩壊していると言ってイイ


今日のゲームは清水を打ち崩せず、ゲッツーの山を築いて、打線が中日を助けていたような感じもあったため、3回り目になって交代させたのだろうけど、正直なところを言うとあのまま清水が失点するまで続投し続けていた方が嫌な展開だったため、清水を降板させた与田監督のミス(と敢えて言わせてもらいます)に助けられた


それにしても、ヤングマンにしてもメルセデスにしても、ストレートがどうしてこうも萎んでしまったか?ほかの投手にも言えることだけど、もう少しストレートに威力が無い事にはどれだけテンポが良くて、使える変化球があっても厳しい

これまでローテを守って頑張ってきた疲労はあるだろけど、それにしても5月はどの先発投手も元気がない


これは宮本コーチの指導力だけでなく、相川バッテリーコーチの責任でもある。投手陣と捕手陣が合わせてミーティングなどを行うなどして、データ分析班と共に攻め方や組み立てに関して話しあう必要があるのではないかと思う

投手コーチを急遽3人制にしたけれど、そういう問題ではないのではないかと…


ただ、あとを投げた5人の投手は頑張りました。特に高木京と鍬原は素晴らしかった。東京ドームということもあり、4点で何とかこらえたことが、そのあとの逆転劇につながったわけで、特に若い鍬原のピッチングは原監督にも少し希望の光が見えたのではないだろうか?
(この二人は先にあげたストレートのキレが素晴らしい)

澤村が危うく劇場になりそうだったけど、そこは結果だけが問われるポジションなので、何も言うまい、中川の失点も小林のミスが無ければどうなっていたかわからないし、井領には上手く打たれたので、あまり不安要素は無いかな

とはいえ、中継ぎには大きな負担となってしまったので、出来れば今日の山口俊には最後まで投げ切るくらいのピッチングを求めたいし、打線には大竹、池田あたりを最後に投げさせても安心して見ていられるくらいの大量リードをお願いしたい


ってことで、ネガな話はこれくらいしておこう(笑)


打線に関しては、序盤からチャンスがあったにも関わらず、ヘタしたらゲッツーの記録でも作るつもり?ってくらいチャンスをつぶしまくって、非常に悪い空気が漂っていたけれど、ビヤヌエバの満塁ホームランでスカっとさせてもらいました。
ファームで無双して上がってきたわけではないので、起用に???な人もいるかもしれませんけど、昨日のあの場面、彼がいなければ中島が代打に送られていた可能性もあり、中島だったらさすがにホームランは無かったと思うので、6番、7番を任せる前提であれば、少なくともスイングが速く、パワーのあるビヤヌエバ(とゲレーロ)の方が、相手にとっても嫌だし、見ているこちらにとっても期待感はある


阿部の400号はもう完ぺき。
打った瞬間!という感じで、本人もホッとしたろうし、何よりもホームで打ってくれたことで球場の空気が一変したのは本当に良かった。

(お立ち台で目が潤んでいたのには、思わずつられてしまいました)
あのスイングを見たら交流戦ではDHで使いたくなるし、記録を達成して少しは楽に打席にも立てるだろうから、次の試合以降の阿部の起用に関しては、楽しみが増えたと言えると思う
(当面は1塁大城を変えることは無いだろうから、あくまでもDHかな)


最終回はロドリゲスから坂本が良く打ったと思うけど、立浪氏が言うように、その前の亀井の走塁が素晴らしかったですね。亀井を警戒しなかった中日ベンチのミスだと思うし、同時に走られた後に、坂本と勝負を避けなかったのもミスでした
(明らかに丸との勝負の方が、こちらにとっては分が悪かったと思うし)
亀井が2塁に行ったことで外野手が前に出て、2アウトだったこともあり、坂本が打った瞬間に亀井が走ったことが重なってのサヨナラタイムリ

もちろん打ったキャプテンが素晴らしいのですが、ベテラン亀井の冷静な判断と相手のミスに助けられた勝利だったと言えるでしょう


とはいえ、勝ちは勝ち
内容よりも連敗を止めるという事が何よりも大事だったので、ホームで阿部の400号とキャプテンのサヨナラ打で勝てたということは、ネガな要素を忘れさせてくれる勝利でしたし、その雰囲気を次に繋げないといけないですね

カードの最後を常に勝利して終わらせてくれれば、次に向けて良い形で入れますから、今日のゲームを勝って終わって交流戦に入りたいものです

 

管理人:みんぐ
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