ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」10/22 巨 2-6 ソ → 追い込まれたね…確率はゼロではないとはいえ…(汗)

巨人 2-6 ソフトバンク → 対 ソフトバンク 0勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:石 川 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:戸 郷 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→戸郷→高木→澤村→田口→中川 捕手:大城
ソフトバンク:バンデンハーク→石川→甲斐野→モイネロ→森 捕手:甲斐→高谷
本塁打
巨人:亀井1号(一回ソロ)、亀井2号(三回ソロ)
ソフトバンク:グラシアル2号(二回ソロ)
日テレG+にて観戦 解説:高橋由伸松坂大輔 実況:田邊研一郎
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東京ドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとの「SMBC日本シリーズ2019」第3戦。初回に亀井の先頭打者ソロ本塁打で幸先良く先制する。先発高橋が2点を奪われ逆転されたが、三回に亀井の2打席連続となるソロ本塁打で同点とした。しかし四回、3番手の戸郷が4点を献上し、2対6と苦しい展開になった。五回以降は澤村、田口、中川らが無失点に抑え、味方の反撃を待つ。しかし打線はソフトバンク投手陣の前に抑え込まれ、本拠地でも勝ち星を挙げられず、日本シリーズ3連敗となった
(https://www.giants.jp/G/result/201910221index.html)
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7安打と5安打ですから、安打数だけ見れば互角な感じですけど、結局は四球を含む走塁ミスやエラー、ここぞの場面での集中打、打つべき人が塁に出ているか?というチーム力が問われる結果になってしまいました


今日を含めた3試合の総評で言えば、今日のプロ野球ニュースで言っていた谷繁氏の言葉に100%同意
7戦トータルで物語を作って、配球面を考え、相手の苦手を見つけるや、それを軸に組み立てるソフトバンクバッテリー(特に甲斐)に対して、初戦を落としたことで、長い試合を流れで考えることが出来ず(日替わりキャッチャーの弊害でもあるが)、その場をどうしのぐかという事に終始してしまった巨人サイドとの差が出てしまったような気がしています


坂本、丸、岡本の不調がチームの今の現状を物語っているのは間違いないのですが、それも単なる不調ではなく、不調にさせられたという点においては、まんまとソフトバンクの作戦にハマってしまっているというのが現状でしょう

 

まぁ、筋道立てた配球をしようにも、なかなかそこに投げ切れないという投手事情もありますが、そこにスコアラー、投手コーチ、バッテリーコーチ、捕手3人が一堂に会したミーティングなどが行われているのかどうか?データはそろっているはずだけど、それを3人の捕手が同じイメージをもって共有出来ているのか?ということに疑問を持たざるを得ないような状況になってますね

 

とはいえ
1試合を1~2失点で抑えろとは言いません、ましてや相手は3年連続日本一を狙いにきているチーム。
これまでの巨人は3~4点取られても5~6点とって勝ってきたチームだから、基本的には4失点くらいまでならOK、打線はその代り5点は取らないと・・・という中で、2点、3点、2点では勝てませんね


今日の試合でも、配球面や継投、代打、打者の狙い球など言いたいことは山ほどあって、観戦レポートにはぎっしりと埋まっているのですが…なんか、ここまで書いてきて、言いたいこと全部、谷繁氏と立浪氏に言われてしまったので、何を書いても借りてきた言葉みたいななっちゃうなぁ~って、なんか溜飲が下がってきました(笑)
(坂本への初戦からの攻め方、丸の状態、岡本への配球、高橋優の代え時、戸郷の代え時や送球エラー、岡本捕れよ!というグラブさばき、、増田の走塁死、以降のブルペン陣の頑張り、重信の三振、ゲレーロのバッティング、その他多数・・・など、すべて書いたら飛んでもない文章量になる(笑))

 


なので、振り返るのはやめにして、さて、これからどうするか!
って話の方にシフトしたいと思います


3連敗したわけで、当然ながらほぼ優勝は難しい、原監督の良く使う徳俵に片足を突っ込んだ」状態ですから、ぶっちゃけ小細工は不要。
89年の時のような挑発でもされたら、こっちも何かが変わるかもしれませんけど、今どきはそんなことを言う人もいませんね。相手の何かによって変わるという外的要因よりも、こちらが変わるしかありません

 

かといって秘策があるわけでもない(笑)
ようは開きなれるかどうかでしょうね、ミスを恐れて消極的になってもしょうがありませんし、相手の攻めを考えすぎてドツボにはまっても仕方ありません。
亀井は今日の序盤はしっかり修正してきましたが、それは経験のなせるワザ。バッティングを狂わされてしまった坂本、丸も精神的には追い込まれてますし、まずは目の前の1本が欲しいところでしょうけど、残された打席は決して多くありませんから、1本を欲しがるよりも「この球来たら絶対打つ!ダメなら三振でもゴメンね」くらいの割り切りが必要でしょう。
悪い意味での開き直りではなく、この3試合を振り返った上で、1打席ごと、1球ごとの集中がカギになるでしょう。
立浪氏の言葉じゃないですけど、「ひょっとしたら、インコースにくるかもしれない」って思いながら、全球に対応するのではなく、同じ凡打でも「これが来なかったらしゃーない!」くらいに思って打席に立てるかどうか


見ているこちら側も、そういう割り切りが必要になるでしょうね


(ただ、残念ながら調子が良い時は、その山勘がことごとく当たり、悪い時はすべてハズれてしまう…というのが短期決戦の怖さではありますが(汗))

 

先発の菅野は、正直言って今の段階ではまったくわかりません(笑)


ただ、間違いなく言えるのは、勝とうが負けようが今シーズン最後のピッチングになるだろうということ
万全な状態でシーズンを終えていれば、菅野、山口、メルセデスで互角に戦えたはずの台所事情を苦しくしてしまった責任は感じているでしょうし、沢村賞投手の意地もあるでしょう。
当然、投げるからにはこちらも期待しますし、菅野で勝って、そこから奇跡を起こしたい期待は当然あります


結果的に、「キャプテン不調、選手会長ダメでした」で終われば、悔いしか残らないポストシーズンになってしまうので
(それはそれで、来季への悔しさとしての糧にはなるでしょうけど)
自分たちのためだけでなく、セ・リーグの他の5球団のプライドも背負って、意地を見せて欲しいですね

 

管理人:みんぐ
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