ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/5 巨 4-6 日ハム → 「完封して欲しいと思ってた」はさすがにキツイのでは?

対 日ハム 1勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:河 野 18試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:戸 郷 10試合 5勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→戸根→田中豊 捕手:大城→小林
日ハム:立野→河野→堀→Bロドリゲス→杉浦 捕手:石川亮
本塁打
巨人:若林3号(七回ソロ)、亀井2号(九回ソロ)、松原4号(九回ソロ)
日ハム:王4号(七回2ラン)、高濱2号(七回満塁)
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況:上重聡
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106051index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ん~~~なんてレポートの書きづらい試合になってしまったのか・・・
数字だけを見れば、

巨人8安打+四死球
日ハム 7安打+四死球

で攻撃面では言えば、ほぼ互角なのに2点差で負けるってのは

日ハムの得点が2ラン+満塁弾で6点なのに対して、3ホーマーと本塁打数では上回りながら、そのすべてがソロだったという歯がゆさが原因だし


先日まで、先発投手がダメだと思ったら、回の終了を待たずに投手交代していたのに、今日に限っては逆転2ランを打たれて、ストレートのキレはかろうじてあるものの、フォークの精度が悪くなり、相手にもコンビネーションを見切られつつある戸郷に完封を期待して、続投させたという方針転換。
誰もが今日は投げて6回、あくまでも球数によっては7回くらいと予想していた中で、中4、中5で来ている21歳の投手に完封を期待するというのは、さすがに酷かと


結果的に1-2で負けていれば、それはそれで納得行くけれど、こちらも最後は4点取ったわけで、あの魔の7回を何とか3失点以内で防げていれば、負けることは無かったとタラレバを言いたくなってしまうという時点で、モヤモヤが残る結果になってしまったと思うのが


私の正直な気持ちです


さらに愚痴れば(笑)
せっかく、亀様に待望の100号ホームランが、しかもホームで出たのですから、ファンとしては勝利して、東京ドームで亀井をお立ち台にあげたかった
(もちろん、選手、チーム、関係者、ファンも同じ気持ちだったでしょう)


なまじ、後を受けた戸根、田中豊が無失点リレーしちゃっただけに(汗)
「もう少し何とかなったんじゃないかなぁ」ってタラレバを言いたくなってしまいますね


もひとつおまけにいえば、


阪神がデーゲーム無敗というジンクスがやぶれた一方で、オセロゲームをやっているという感じで、ちょっともたついている状況ですから、ゲーム差が開かなくて良かったというよりも、縮めるチャンスだったのに!という思いも、歯がゆさに拍車をかけている気がします。


ってことで
言いたい愚痴は9割言い切りました(笑)


残りの1割は、結局、今日負けたのは4、5番が二人で5三振したのが原因だよなぁ~ってことなんですが、でもまぁこれは、ここまで勝利に導く殊勲もあったから、あんまり責めたくないです(笑)


ってスッキリしたところで
もはや細かいところにはツッコまず、これからのことを考えましょう


まず、戸郷は結果的に6失点となりましたが、そこまでは非常に良かったです。何も下を向く必要は無い、個人的に実戦練習の少ない中で菅野を上げるのであれば、(これまたタラレバですけど)菅野を今日6回まで限定で投げさせて、日曜に中6で戸郷を投げさせる方が良かったのではないか?と思いつつ、来週以降は土曜 戸郷、日曜 菅野というローテになるかもしれないと思うと、今日明日のことではなく、来週以降の週末の分厚さを期待したくなります。
(明日、菅野が炎上すると、また別の不安も出てきますが(笑))


せっかく昨日、4打席目にホームランを打って、今日も1番先発で使ってもらった重信が、いきなり1、2打席で三振とか「デジャブかよ!」ってツッコみたくなるようなバッティングをして、結局4打数3三振という前日の活躍を生かせなかった中で松原のホームランという、良いんだか悪いんだかっていう状態も、歯がゆさを通り越して


「どうなっとんねん!」ってツッコみたくなります(笑)
(いや、愚痴じゃないですよ)


昨日いただいたコメントの返信にも書きましたが、梶谷、丸がいないという今の巨人の外野手は、これまでなかなかチャンスの与えられなかったポジションとしては、若手にとって千載一遇のチャンスなわけです
坂本が離脱していなければ、若林ですらその争いの中に入っていたでしょう。
ウィーラーがここまで調子を上げていなければ、それこそ外野3ポジションが空くという、これまでの巨人の歴史の中でもめったにない事態なわけで、ここで鼻息を荒くしなければ、若手はいったいいつ頑張るんだ?っていう絶好機


当然、そこには亀井というベテランもいて、丸の代わりに上がってきた崖っぷちの立岡もおり、ファームで結果を出しながら呼ばれない陽岱鋼、個人的に外野手としてイチオシの八百板など、ベテランから若手まで群雄割拠になっている状態です。
与えられた期間は、梶谷が戻るまで、丸が戻るまでのわけですから、一打席、一球とも無駄にできないわけで、岡本、スモークが結果を出せなかったから負けた・・・という前に、目の前にぶら下がったにんじんに奮起しない選手にも、もうひと頑張りしてもらわなければいけませんね。


ってことで、その亀様ですが


身体に支障は無さそうなのに、なかなか結果が出ないのは、もはや選手としての年齢的な壁なのか?という議論もあるようですが、私し的には100号を前にして、それを意識しすぎた故のバッティングの狂いではないか?という推察も捨てきれないでいました。球団の功労者が開幕カードで99号を放って残り1本という状態。
当然チームは、ホームだろうが、アウェイだろうが、100号記念のプラカードをすべての試合で用意し、花束もセッティングする
それを打席に入る度に端で見ている亀井に、いつも通りのプレーをしろというのもなかなかしんどいこと。


坂本の2000本安打とかなどのヒット1本!というのや、岡本のようにヒットの延長がホームランになるような事とは、わけが違う、既に毎年「今年が最後かも?」って覚悟を持って自らの衰えと戦いながら出場している亀井にとって、「あと1本のヒット」と「あと1本のホームラン」はハードルの高さが違う


一方で調子が悪く見えても、身体に支障が無い限りは、チャンスがあれば記念打を打たせてあげたいベンチの気持ちもわかるだけに、ここまで結果が出なくても、余り責める気にはなれなかった・・・
(起用法には文句を言いましたけどね(笑))


世間からもバッシングされることがあっただけに、個人的に期待するのは、ここからの亀井です。


あくまでも個人的意見ですが、節目を越えた亀井の脳内には「引退という言葉」がよぎっていることでしょう、現時点で外野のレギュラー争いを若手にまじってするということは考えにくく、かといって自分がまだ出来ると考えているのであれば、負ける気も毛頭ないでしょう。その頑張りを若手に見せることがチームへの恩返しにもなり、自分の残りの選手生命のモチベーションにもなっているかもしれません。


だからこそ、呪縛から放たれた亀井には、明日以降こそ期待しますし、同じような境遇にあるナカジも刺激を受けているでしょうし、若手も刺激を受けているでしょう。
それは上原も若手に残したはずですし、1軍登板こそかないませんでしたが、岩隈も若手の心に爪痕を残してくれていたはずだと信じています。生え抜きとか、移籍組とか関係なく、野球選手として晩年の心構えを目の前で見せてくれていること、それがどれだけ貴重なことかを考えつつ、今若手にとってどれだけチャンスなのかも踏まえて、ここからもう一段、強いチームになって欲しいと感じてます。


え~~っと
原監督の戸郷の引っ張りについて書くつもりが、気が付いたら脱線してましたね(笑)


明日の菅野が期待通りのピッチングで勝利を手にすることが出来れば、また違った形で、チームに勢いが生まれるきっかけになりますから、ビールの上手い日曜の夜と、平穏な月曜を過ごすためにも、ここはエースのプライドに期待しましょう。


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/