対 ソフトバンク 0勝2敗0分 福岡PayPayドーム
勝利投手：マルティネス ５試合 ４勝 １敗 ０S
セーブ ：
敗戦投手：サンチェス ８試合 ４勝 ３敗 ０S
・投手リレー
巨人：サンチェス→沼田→大江→桜井 捕手：炭谷→岸田
ソフトバンク：マルティネス→嘉弥真→泉→岩嵜 捕手：甲斐
・本塁打
巨人：ウィーラー７号(一回２ラン)
ソフトバンク： 柳田12号(ソロ)、長谷川１号(ソロ)、甲斐５号(２ラン)、長谷川２号(３ラン)、松田６号(ソロ)
BS-TBS にて観戦 解説:新井貴浩 実況：熊崎風斗
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202105291index.html)
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監督はもとより、コーチ、選手も悔しいだろうなぁ～当然、我々ファンもです。
頭の中は「どうやったら勝てるんだ？」という思いでいっぱいでしょう。
数字だけ見ていれば、両チーム８安打同士、四死球の差も３個と２個で大きな差は無いのに、この結果。
ひとつ勝つことの難しさを改めて感じてます。
見ていて感じることは、今日はソフトバンクの得点はすべてホームランによるものだけど、どれもマン振りしてスタンドの中段とか上段にゆくような豪快なホームランでは無いということ。
球場も広く、スタンドも高いけれど、今はテラス席があって実はそこまでではなく、以前に比べればそこまで飛ばさなくても・・・という打球でも入る。
でも、打席に立つとそのイメージが持てない違和感にソフトバンク打線は上手く対応しているような、そんな気がします。
事実、ナゴド（あ、バンテリンドームか）では苦戦していたわけで、中日投手陣の良さを加味しても、うまく球場を味方につけている感じがして、上手いなぁ～と思いながら見てました。
ゲーム前に小久保ヘッドが巨人の先発は決してコントロールが良いわけでは無いので、甘い球を見逃さずにゆこうという指示が出ていたと書いてあったけど、甘い球を見逃さないなんてのは当たり前の話だから、記者に話をする以上の別の指示も当然あったと思うけど、甲斐がバットのグリップに当たるほどのけぞらされているのに、それでもまだ踏み込んで打ってくるのは、そういうプラスアルファの指示が出ているからなんだと思う。
前日は大城の配球をオーソドックスだと書いたけれど、炭谷はそこから何とか変えようと、特に柳田に対してはしつこいくらいにインコースを要求して攻めてましたね。基本的には上手く行っていたと思うけど、２回は攻め続けていながら、ほんの少し真ん中よりに行ってしまったボールを引っ張るのではなく、逆方向へ持って行かれた・・・スタンドまで運ばれたのは柳田のパワーあってのことだと思うけど、僅かなコントロールミスを見逃さずにフェアゾーンへタイミングを合わせる技術もスゴイなと思う。
もし、５本のホームランがすべてスタンドインではなくヒットだったとしたら、８点は取られてないので、そういう意味では互角の戦いが出来ていたのではないかと思うと、点差以上に差があるのではなく、僅かなコントロールミスを逃さない精度だったり、僅かなコントロールミスを極力なくす、ミスしても大けがをしない被弾で済ませるという、投打の緻密さなのではないかなと思う。
（それがデカいんだと言われれば、それまでではあるが）
（過去の日本シリーズも個人的にはほとんど甲斐にやられたと思っているので、キャッチャーの差は大きいと思うけど）
日本シリーズでは菅野ですら打たれているわけで、決して簡単なことではないが、事前の予習とそれを実現するための普段の練習という点において、まだまだ足りないところがあると痛感した。
（キャンプから、そこをレベルアップするための練習はしてきたと思うし、少しずつだけどその結果は出ていると思うけど、それでもまだ不足）
パ・リーグはパワーが、パワーが・・・と言われるが、確かにパワー野球ではあるけれど、それだけではない強さをこの１４連敗では見せつけられているので、そこを踏まえて、３戦目は「うちだって！」っていう気持ちで戦って欲しいと思う。
今日は戦前の予想通り、中４で戸郷を持ってくる。
個人的には左投手の方が抑えられる確率は高いので、今村が好調なままだったら投げさせたかったし、ローテをいじるのであれば高橋優を持ってくるとか、データの少ない横川を当てる方が面白かったと思う。
必然的に戸郷を７回、８回まで引っ張ることは考えにくいから、どれだけ抑えたとしても中継ぎ勝負になるのは明白だから、ソフトバンク打線が序盤から勝負に来るのか、後半勝負に来るのかわからないが、巨人としては戸郷に何とか４回、出来れば５回まで投げてもらい、１点でもいいからリードしている状態で、こちらの勝ちパを投入して逃げ切るしか作戦は無い。
鍵谷、高梨、中川、デラロサがどれだけ投げるかの勝負で、今日に関してはビハインドであっても彼らが投げるだろう。
その４人が打たれたら、もう打つ手はないわけで、割とわかりやすい勝負になるし、戸郷も中４の影響で甘い球を運ばれ、序盤からリードされる展開になったとしたら、打線で取り返すしかないからしんどい勝負になるだろう。
前日途中降板したウィーラーの状態が心配だったけど、問題なさそうだったのと、岡本にマルチが出たのは良かった。
DHがまだ使えるからナカジの出番はあるだろうし、あとは丸さえ何とかしてくれれば・・・というところ。
この試合でもストレートには完全に振り遅れていたので、やはりあのバッティングスタイルは、身体（と心）が万全以上の状態でないと結果が出せないな・・・というのははっきりした。
選球眼は相変わらず良いので、来た！！っていうボールをしっかりコンタクト出来るように、さらに体調をあげるか、どうしてもズレがちな時はこうする、みたいな引き出しを新たに手に入れないとちょっと厳しい。
逆方向にもスタンドへ持って行ける力はあるので、今感じている僅かなズレを何とか技術で修正して、次こそは結果として戦力になって欲しいと思う。
あと、桜井の志願の登板はイイね。
志願しておいて被弾しまくりでは話にならないけれど、前日打たれながらも行きたいと直訴する気持ちは大事。だからといって評価があがるわけではないが、チームが苦しい中、何とかしたいという気持ちを持つことは全体のモチベーションを上げることに繋がる。それに応えた宮本コーチは冷や冷やしながら見ていただろうが、何とか無失点で抑えたので良かった。
出来れば選手全員が、俺が！俺が！と直訴するくらいの気持ちを持って、戦ってくれれば、きっと結果は出てくると思います。
今日勝てば、前の２つは忘れられる（いや、忘れたい(笑)）ので、何とか最後に勝って、日曜の夜のビールを美味しくしてください、応援しています。
管理人：みんぐ
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