ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/13 巨 4-3 ヤクルト → 今季初のサヨナラ勝ちで連勝&苦手克服


対 ヤクルト 5勝4敗1分 東京ドーム

勝利投手:中 川 17試合 1勝 1敗 5S
セーブ :
敗戦投手:大 下 6試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→高梨→大竹→中川 捕手:大城
ヤクルト:高梨→長谷川→清水→大下→マクガフ 捕手:西田
本塁打
巨人:丸9号(四回ソロ)、中島4号(四回ソロ)
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:安藤翔
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの10回戦。巨人は同点の九回裏、二死一、三塁から、代打・亀井が初球を中前適時打、今季初のサヨナラ勝ちで連勝となった。巨人先発のメルセデスは、初回に3失点と苦しい立ち上がりを見せるも、その後は粘りの投球で無失点に抑え、6回を3失点にまとめた。打線は四回、丸と中島の連続ソロ本塁打で1点差に迫り、五回には岡本の適時打で追い付いた。九回は中島の安打と代走・増田大の盗塁などでサヨナラのチャンスを作り、代打策がずばり成功、3点差をひっくり返す逆転勝ちを飾った
(https://www.giants.jp/G/result/202008131index.html)
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今シーズン相性の悪かったヤクルトを東京ドームに迎えての2連戦
昨日、エースで勝利してようやく星を五分に戻したので、何としても今日勝利して、勝ち越しにしたかっただけに、メルセデスの立ち上がりに注目していたのだけど…


いきなりの3失点だから、どうなっちゃうのかと焦った


山田が戻ってくるだけで、打線のプレッシャーが全然違うなぁ~これはヤバいと思ったけれど、メルセデスはそのあと粘りましたね。

(山田が久々の先発出場で調子が上がらないのにも助けられた)
試合展開的に3回裏には代打を出して、攻撃モードにスイッチするかと思いきや、そのまま打席に立たせ、最終的には6回を投げ切らせるところまで引っ張ったのは予想外。


今日のメルセデスはストレートの制球が悪くて、なんかフォームもつんのめり気味。もっと打たれるかと思ったけれど、何とか粘りました。もともと三者凡退を積み重ねるピッチングではないので、ランナーを背負いながら粘るってスタイルですが、結局6イニングすべてでランナーを出しながらも、2回以降無失点だったのは評価してあげたいところ。今週はドーム球場で5連戦なので、早々に見切って中継ぎに任せるかと思いきや(事実宮國がスタンバイしてましたし)、6回まで引っ張ったのは宮本コーチの進言もあったのかな?


チームが追いつき、6回まで投げてくれたことで、勝ちパをつぎ込む体制が作れたのが今日の勝利に繋がった。6イニング3失点ですから、先発としての役割は果たしてくれたわけで、魔の6回はもうすっかり過去の話になりました。今後は立ち上がりと7回を投げ切るのを目標に調整してくれればイイです


前日から組み替えた打線は、7番を北村からナカジに代えた以外は一緒。良い流れだったのを崩したくなかっただろうから、それは予想の範囲内だし良いと思う。
ただ、原監督がスゲーなぁと思うのは、唯一変更したナカジが今日は爆発して貴重なホームランとサヨナラに繋がるヒットを含む猛打賞だったこと。色んなデータや練習での状態などを加味しての抜擢だと思うのだけど、今日ほど活躍してくれると起用した方も本当にうれしかったのではないかと思う


パーラとウィーラーが音無しだったのが唯一の誤算で、ランナーためて岡本さんというのを期待していたのに、2回、4回と岡本が先頭打者として立つことになるという悪い循環で、ビハインドだったこともあり、今日は流れが悪いかなぁ~ってのが頭をよぎった


その流れを払拭してくれたのが前日6番に入って復調傾向を見せた丸だった。
逆方向へのホームランは本人にとって良いきっかけになってくれるとイイし、丸が作った空気がナカジのホームランにもつながった。
5回には岡本さんのタイムリーで同点においつくきっかけにもなったと思う


相手の高梨はストレートはスピードガン以上に速く感じるだろうキレの良さで、そこからの変化球で緩急をうまく使われ、中盤になるまではちょっと連打できそうにない感じだった。予想通り、中盤の4回、5回に捕まえるわけだけど、高梨も6イニングで3失点だから、こちらとしてはゲームを作られた・・・と言ってもよくて、次に対戦するときにはもう一度、作戦を練りなおさなければいけない相手になったと思う。


今シーズンのヤクルトは引き分け数が5個とリーグで一番多く、それはブルペンがしっかり粘っている証で、継投勝負になっても強い。最悪、引き分けも覚悟していたけれど、最後の最後で何とかチャンスメークして勝ち切ることができたのだから、その点ではこちらのブルペンも誇ってイイ


現状で計算できるのが、大江、高梨、大竹、中川、デラロサと5人いるから、ワンポイントを含めても先発が6回まで投げてくれれば10回までは何とかなる。今日も延長になれば10回はデラロサが投げていただろうから、終盤はワンチャンスをモノにした方が勝つという図式だった


その9回の攻撃は、ナカジヒットからの増田代走で、盗塁でチャンスを広げたまでは良かったのだが、残念だったのは吉川尚だった。せめて進塁打を!という局面でランナーの動けないセカンドフライでは、ちょっと話にならない。本人はライトフライでタッチアップで3塁へ…くらいを想定してインコースを強振したのだろうけど、それならサードに取らせるつもりのサードゴロを意識するくらいの方が良かったと思う。続く若林の代打は監督が言うように、あそこで代打を出せば100%敬遠されるので、その選択はわかる。
今日の練習風景の中で、亀さんが若林にバッティング指導をしている光景があったから、その成果を発揮してくれ!と願っていたのだけど、残念ながらファーストゴロ
まぁ、結果的にはランナーを3塁に進めることができたので、落ちるボールを投げにくい局面に持って行ったという点で、ギリOKというところだろうか?
坂本の申告敬遠は当然のことで、ここで満を持しての亀さんの登場


代打でのバッティングはこうなんだよ!って若手の見本になるかのごとく、初球にストライクを取りに来ることを見透かしての初球打ち。


お見事でしたね


個人的に気になったのは、もしあの場面で左投手を出されても、そのまま亀井を立たせたのか、それとも代打の代打で石川を出したのか?
まぁ、亀さんの集中力に賭けたと思うけど、2軍で結果を出して上がってきた石川を良い時に使って欲しい気持ちもあったので、明日あたりはチャンスを上げてほしいなと思う


とはいえ、ヤクルトに連勝して対戦成績も勝ち越すことができた、セ・リーグは他に試合が無かったこともあり、2位のDeNAとの差も少し広げることができて、チームとしては上昇のきっかけを掴んだと思う


明日からはこれまた相性の良くない中日を東京ドームに迎えての3連戦。
先週はナゴドで厳しい戦いを強いられたが、今回はホームなので空気感は違ってくると思う。
打線も元気が無かった先週に比べれば、少し上向いているし、ローテも組み替えて、初戦に戸郷を持ってきた。松葉には7/22に6回無失点とやられているけれど、次はリベンジして何としても対中日も勝ち越す形で終わらせたい

 

管理人:みんぐ
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