ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/20 巨 2-0 阪神 → 両リーグ通じて30勝一番乗り!3試合0封で防御率が!


阪神 8勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:戸 郷 8試合 6勝 2敗 0S
セーブ :デラロサ 8試合 0勝 0敗 5S
敗戦投手:青 柳 9試合 5勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→高梨→中川→デラロサ 捕手:炭谷
阪神:青柳→岩貞→馬場 捕手:梅野
本塁打
巨人:
阪神
日テレG+ にて観戦 解説:桑田真澄 実況:平川健太郎
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの10回戦。巨人打線は六回、先頭・重信が右翼線三塁打で出塁すると、坂本の中犠飛で先制に成功。八回にも坂本の左越え適時二塁打で追加点を奪った。巨人先発・戸郷は11奪三振の好投を見せ、七回途中無失点で今季6勝目。後を受けた救援陣も無失点に抑え2対0で勝利した。巨人は25年ぶりに対阪神戦3連戦すべてで零封勝利を飾ったとともに、貯金を今季最多の13まで伸ばした
(https://www.giants.jp/G/result/202008201index.html)
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青柳対策とはいえ、重信、松原、吉川尚の3人をスタメンに入れたオーダーと、しばらく打順的にソーシャルディスタンスだった坂本と丸を、岡本を挟むようにしてサカオカマルとしてクリーンアップに組み込んだ
かなり大胆な変更だなと思ったけれど、1、2番が出塁して足を警戒させながらサカオカマルを迎えることになれば、相手バッテリーは嫌だろうし、亀井、ナカジ、ウィーラーを代打の切り札に、増田を代走として終盤に送り込めるとなったら、もつれた展開になった時に破壊力抜群の攻撃ができる


これはこれで悪くないな、ウィーラー、ナカジが先発の場合は強打の打線だし、松原、重信が入った場合は吉川尚と合わせて機動力野球が展開できる。彼らが出塁することが条件になるけど、攻撃パターンのバリエーションとして破壊力、走力を選べるというのは面白いなと思った


事実、今日奪った2点はいずれも、重信の3塁打からのキャプテンの犠牲フライ、松原出塁からのキャプテンのタイムリーで一気に生還と足が絡んだことは事実
5回、吉川尚のヒットからの炭谷の送りバントで松原が得点できていればさらに良かったけれど、この場面は下位ということもあるので、炭谷にバントさせるなら、吉川尚に盗塁をさせてから、サードへ進める送りバントができていたら、戸郷にスクイズさせるなんて選択肢も生まれたわけで、梅ちゃんバズーカ相手とはいえ、走らせても面白かったな・・・


岡本さんが音無しだったのは残念だけど、今日の青柳にはタイミングがあってなかったので仕方ない。でも、アウトコースを完全に捨てていたのは良かったと思う。おそらく他のバッターも含めて、右打者へのチームとしての方針だったと思うけど、アウトコースの逃げる球へ手を出していたら、もっと手玉に取られていただろうから、悪くない作戦だと思う(本当に指示だったとしたらだけどね)
付け加えるなら、2回の守備は失点を防いだという点で、ホームランで1点取るに値するプレーだったから、ノーヒットだったことは忘れてもいい


それにしても、青柳は良い投手だった。2点しか取れなかった打線を責めたいところだけど、少なくとも序盤は打てる球が無かったし、球数投げらせて後半勝負に!と思っても、それも難しかった。


一方で戸郷も負けてない、今日はストレートのキレも、フォークのキレも素晴らしかったし、桑田氏が言うようにキャッチャーの配球の意図をちゃんと感じながら投げている感じで、ただミットをめがけて投げているという風には見えなかった。2回のピンチこそ岡本の守備に救われた形だったけれど、下位打線ということだったこともあって、正直なところ余り心配はしてなかった。
7回を投げ切ることはできなかったけれど、球速が3~4km/h 落ちていたし、わずか1点差だったので、高梨に託す方が抑えられる確率が高いと感じてのことだったと思う。もしも3点差くらいの点差があれば、続投させて一段階レベルアップさせたかったところだが、それ以前にちゃんと宿題をこなして、不用意な球を投げないようにしていたので、試合ごとに成長しているという点では大合格点でしょう。


調子の上がってない大山を6番に持ってきて、気楽に・・・という矢野監督の思惑が当たって、2本のヒットを浴びたけれど、一方でそこからチャンスを作っても下位に回ってしまうということで、返す人が帰る人になるという悪い流れになってしまったこともこちらにはラッキーだった。


今日は決して貧打戦ではなく、非常に見ごたえのある、投手戦でした


キャプテンのバッティングも先日からセンターから逆方向への強い打球が戻ってきているし、今日も軽く振ったように見えて打球は伸びている。あれがスタンドに入る日もそう遠くないと感じたので、桑田氏が自分が投げるとしたら、この並びが嫌だという、サカオカマルのクリーンアップはしばし続けてもいいかもしれない


これで今週はエースの完封から始まって、3連勝。今までは菅野の防御率に引っ張られる形で、チーム防御率が良かったけれど、この3試合はそれに加えて戸郷の頑張りとブルペンの頑張りで、とうとう 3.17というところまで持ち直した。これはもちろん、両リーグ通じて1位。チーム打率が3位にも関わらず、2位に4.5ゲーム差をつけてのトップにいるのは、この防御率と失策数の少なさが起因していて、失点が少ないことが示しているように守り勝っている状態


明日からは暑い屋外の広島戦となるため、投手の疲労が心配になるが、そこは相手も同じ条件だし、9戦連続でドーム球場でやり、言い訳はできないから、暑さに負けずに頑張って欲しい


週末のローテ予想は難しいけれど、現在13個の貯金のうち、12個を菅野と戸郷が稼いでいるわけで、この二人の登板以外を何とか5分で戦える形で選任するしかない。サンチェス、高橋優はもう少し時間がかかりそうなので、今村、桜井といった名前が有力なのではないかと思うけど、日曜に関しては太田をはじめとした若手にチャンスを与えても良いのではないかと思う

 

個人的には森下のピッチングをじっくり見れるのを楽しみにしてる

 

管理人:みんぐ
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