ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/19 巨 8-0 阪神 → サカマルオカの打点なんてどれくらいぶりだろう?


阪神 7勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:田中豊 9試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ガルシア 9試合 1勝 5敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス田中豊→大江→大竹→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→岸田
阪神:ガルシア→望月→尾仲 捕手:梅野→坂本
本塁打
巨人:岡本18号(六回ソロ)、丸11号(七回3ラン)
阪神
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:蛯原哲
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの9回戦。巨人打線は初回、四番岡本の左前適時打、丸の左犠飛で2点を先制する。先発のメルセデスは二回を投げ終えたところで急遽降板となったものの、安定感ある救援陣が無失点リレーで流れを渡さない。七回には丸の左中間スタンドに飛び込む3点本塁打など一挙5得点を挙げ阪神を突き放した。2番手で登板した田中豊がプロ初勝利を挙げ、阪神に連勝。投打が噛み合った巨人は8対0で大勝し、阪神に連日の零封勝ちを飾った
(https://www.giants.jp/G/result/202008191index.html)
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まずはメルセデス、試合直前のブルペンから違和感があったとのこと、初回、2回と様子を見ながら投げたけど、2回が終わった時点であきらめたみたいですね、悔しそうなメルセデスの涙にもらい泣きするかのような宮本コーチのハグにこっちももらい泣き
(でも、宮ちゃん!濃厚接触ですよ!(笑))

 

開幕前のことがあるから、大事にならないように抹消のようですが、今シーズン、勝利がなかなかつかない中でもQS率は決して低くなかったので、本人は悔しいでしょうね。特に前回はいきなり3失点だったところ、今回はピンチを凌いだあとに味方が得点してくれて、ようやく阪神キラーぶりが復活か?って期待された立ち上がりだっただけに…


後をうけた田中豊が勝利投手という形になったけど、彼だけでなくブルペン全員が頑張っての完封リレーはお見事でした。こちらから見ると、緊急登板のように見えたけど、メルセデスが直前から不安だったのであれば、割と準備は早くしていたのかもしれない。
田中豊はよく踏ん張り、苦労人が初勝利を手にしたところは、チームとしても一体感が出るし、盛り上がるところですが、大江が3人で終わらせたことが大きかった。リードしている展開で、5回を乗り切ったことで、そこからは迷いなく勝ちパをつぎ込める展開に持ち込み、原監督は勝負所だといった6回を大竹が無失点で切り抜けたことで、高梨、中川をつぎ込める状況を作った。7回裏に5得点とったことで、正直、中川じゃなくても良い形にはなったけれど、もう準備万端だったからそこは変えなかったのだろう。最後はデラロサ出すまでもないってことでのビエイラでゲームセット。


この完封リレーの裏には、月曜日の休養と昨日の菅野の完封があったのは言うまでもなく、休養が取れていたのも大きかったと思えば、投手陣に関しては今は良い風が吹いているなぁ~と感じる


一方の打線は、とうとうサカマルオカにそれぞれ打点がついて、ようやくファンが見たかった姿に近づいた。
中でも岡本さんのホームランを含む猛打賞は、さすが阪神戦に強い主砲としての結果で、ライトスタンドへのホームランは良かった時の岡本さんの形
直生でも早出特打ちの光景は放送されていたけれど、昨日には原監督直々のアドバイスの姿も見られたし、ようやく練習が実ってきている上昇気流を感じるようになった。
本来であればここまで出続けている若武者に休養を与えたいところだけど、本人はその気は全くなさそうだし、体力は怪物レベルなので、疲れ知らずで突っ走ってくれたらイイ


ちょっと残念だったのは北村かな。ガルシアキラーとして起用されたはずなんだけど、2打席しか与えられなかったとはいえ、結果を残せなかった。あとを受けた吉川尚が3打数2安打だったので、ちょっと差がついてしまった感じになったけれど、チャンスはまだあるので、次は頑張って欲しい


松原も調子の良さと守備力の高さで先発出場で、タイムリーを含む2安打で状態の良さをアピール。
出来れば出塁した時は必ず走る!くらいに積極的な盗塁をしかけてもらいたいところだけど、吉川尚も含めて、まだまだ実戦での盗塁が少ないのは残念。
その一方でウィーラーの初回の走塁はチームがいきなり波に乗るのに一役買いました
攻撃の理想は1-3塁、1-3塁を繰り返してチャンスを作り続けることなので、それが作れたのは大きくて、それが丸の犠牲フライに繋がった。あの場面、1点で終わるか2点で終わるかで、阪神打線へのプレッシャーは大きく違っていたから、ウィーラーが3塁へ激走したことが今日のゲームを有利に進めることになったという点で、お立ち台レベルのプレーだったと思う。


と同時に初回27球を投げさせた打線全体の粘りも、ガルシアを気持ちよく投げさせないということに繋がり、少なくとも5回くらいで降板させることが出来るのではないか?という計算を立てさせてくれた
(結果的には6回まで投げることになったけど…)


現時点では、中盤までリードする展開に持ち込めれば、リリーフ陣の頼もしさから試合展開が楽になり、相手が勝ちパを出しづらい状況さえ作れば、終盤に突き放すという形が作れる。2点差以内の僅差なら代走増田からのチャンスメークでプレッシャーをかけることができるし、今日は結果的にブルペンデーになったけれど、今の巨人の強さを支えている投手陣の厚さを感じることができたという点で見ごたえのあるゲームになった


ここ数日、相手投手が良すぎて貧打だったけれど、久々の14安打を見れて良かったし、岡本、丸が復調してくれば坂本のプレッシャーも減るから、あるべき姿に戻る日もそう遠くないと思えてくる

 

次の戸郷はこの勢いにのって、ちょっと湿りがちな阪神打線を起こさないように、しっかりとゲームを作って投げ切って欲しい

 

管理人:みんぐ
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