ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/29 巨 6-1 広島 → 投打守が噛み合うというのはまさにこういうこと!という勝利


対 広島 10勝5敗1分 マツダスタジアム

勝利投手:菅 野 15試合 12勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:遠 藤 14試合 2勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→鍵谷→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
広島:遠藤→中田→中村恭→菊池保→島内→一岡 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎 実況:森拓磨
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの16回戦。巨人は1点を追う三回、松原の適時打などで逆転。その後も若林に2本の適時打が飛び出すなど効果的に追加点を挙げ、6対1で快勝した。先発の菅野は先制こそ許したが五回無死二、三塁のピンチを連続三振で無失点に切り抜けるなど6回を被安打4、1失点で12勝目。開幕投手からの12連勝は82年前のスタルヒンを超える球団新記録で、2004年の岩隈(近鉄)が持つプロ野球記録に並んだ
(https://www.giants.jp/G/result/202009291index.html)
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菅野のコメント「ちょっと力を振り出しすぎてしまって、バテてしまった」というのは本音でしょうね、5回のピンチは守備のミスから迎えてしまったわけだけど、そこでギアをMAXにして、大森、田中、鈴木を抑えて無失点。佐々岡監督が「バットに当てさえすれば」ってコメントしてましたが、見てる側からしたら、ありゃ当てるのも無理だな・・・っていうピッチングでした。スクイズでも仕掛けようものなら、高めのストレート投げられてフライになっていたでしょう、それくらい気迫のこもったピッチングでしたし、ベンチに帰る時の岡本の頭をポンポンってするあたり、何とかミスを帳消しにしてやろうという、エースの心意気みたいなものを感じました、そりゃベンチの空気が悪くなるはずがありません


7回は若林の捕球ミスを高梨とウィーラーが救いました、誰かのミスを誰かがカバーし、ミスした選手がそれ以外のところで結果を出す。


試合展開的には、5回に2失点、7回に2失点くらいして6-5の僅差で終わってもおかしくなかったところ、終わってみれば5点差で勝利したわけですから、原監督の采配もさることながら、選手が緊張感をもって一丸となっていることによる勝利と言っていいでしょう。苦戦しそうなゲームを圧勝したわけですから、投打に守が噛み合った形になりました。


3回の足を絡めた攻撃は、打ちあぐねているところに背中を押すような形で、原監督もそうコメントしてました。プロ野球ニュースでもデーブが日本シリーズを意識した攻撃」と言ってましたが、それはあるでしょうね。
綺麗なヒットを続けて点を取るというのは、対戦の少ないパ・リーグの球団相手では難しいですから、相手のスキをつき、自分たち手動でゲームを動かすというのは至極当然。今の巨人には足を使える選手が多いし、各バッターは自分がなすべきことをしっかり理解して動ける選手も多い、というかそういう考える野球、ケースに応じたバッティングを開幕当初から意識付けさせていましたから、出来て当然というか・・・


ノーアウト2、3塁でバッター任せで普通に打たせた広島との差が出た場面だと思います


松原のタイムリーなんか、絶対に右方向にゴロを転がす!って執念みたいなものを感じましたし


文句を言うとしたら、若林のセカンドはやっぱり怖ぇ~な~ってのと、鍵谷、しっかりせい!というところくらいでしょうか?
若大将も最後にしっかり打点を稼ぎまし、それ以前もセンターから逆方向をしっかり意識して打っていたので、一発こそ出なくて、大山にすぐ後ろにまで迫られましたけど、また打ってくれるでしょう。


10連戦の初戦をエースの開幕12連勝という形で勝利しましたから、ビジター7連戦になりますが、良い船出だったと思います。あとは明日の田口がビシ!と投げてくれればいいですね。

 

さて、ゲーム前に田中貴也捕手が楽天に金銭トレードというニュースが飛び込んできました。個人的には打てるキャッチャーとして期待している選手ですが、なんだかんだもう28歳で決して若手と言えない立場になり、岸田、山瀬という若いキャッチャーもいることから、なかなか1軍での出番も無い状態ですから、欲しいという球団があるのなら選手のために乞われてゆくのは大賛成
球団はこのオフには大規模のリストラをすると宣言してますし、それが今の若手の必死さを出させている一方、選手にとっては戦力外になってトライアウトを受けるくらいなら、今の段階でチャンスがありそうな球団に移籍するというのは願ってもないことでしょうし、そうすることで花開くこともあるわけですから、田中貴也には頑張ってもらいたいですね。
明日が期限なので、他球団も含めて、ひょっとしたらサプライズがあるかもしれないな?なんて考えてしまいます


それともう一つ、直江が手術のため、今季は終了というニュースもありました。ヘルニアということで、オフに手術をするのではなく、来季は開幕から頑張ってもらうために早めに決断したということでしょうが、それもまた選手のことを考えての話なのでしょう。
戸郷と共に未来の巨人を背負って立つ存在になってもらわなければいけない期待の投手の一人ですから、身体に何の不安もない状態で、来季の戦力になってもらうため、しっかりと身体を直して、1軍で良かったところ、悪かったところを分析し、しっかりビジョンをもって自主トレ、キャンプとレベルアップした姿を見せてもらいたいなと思います

 

管理人:みんぐ
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