対 ヤクルト 7勝4敗1分 東京ドーム
勝利投手：スアレス 11試合 ３勝 ３敗 ０S
セーブ ：
敗戦投手：今 村 13試合 ２勝 ３敗 ０S
・投手リレー
巨人：山口→今村→田中豊→畠→高梨→戸根→鍵谷→大江→デラロサ 捕手：小林→大城
ヤクルト：田口→スアレス→今野→石山→清水→マクガフ 捕手：中村
・本塁打
巨人：岡本和27号(三回２ラン)
ヤクルト： オスナ９号(六回３ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:井端弘和 実況：安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202107141index.html)
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ここから一か月休みに入る前半戦最後の２試合で、こんなレポートを書くことになろうとは…
大谷フィーバーの朝を迎え、興奮気味にガッツリ見て、前日の悪夢を忘れたところで、直生からのプレゲームで気分を高めてたんですけどねぇ
このゲームを一言で表すなら
四死球出過ぎ！
で、終わっちゃいますね。
安打は両チーム１２安打でホームラン１本ずつ。強打のチーム同士の戦いですから、展開的にはガチの打ち合いで、本来ならどっちに転ぶかわからない、ある意味、面白いゲームになったはずなんですが、そこに水を差したのが四死球の多さでした。
前日に１４点取られているわけですから、チームとして、そしてバッテリーは相手を警戒するのはわかるのですが、警戒が過ぎてもはやビビりすぎ！って言いたくなるような展開にイライラしたファンは多かったのではないでしょうか？
先発の山口がいきなり塩見にヒットを打たれたもんで、山田にビビリ、村上が先取点をとったところでオスナに打たれたらもうアウト。
何も警戒するのが悪いというわけではありませんし、前日、キャッチャーの要求通りに投げているにもかかわらず、難しい球までも打たれているというチームとしてのトラウマが、さらに悪循環を生んでしまったような感じ。
忘れてはいけないのは、巨人打線も手も足もでなかったわけではないのだから、多少の失点には目をつぶり、攻めてゆく姿を見せることだったと思う。
その極めつけが、畠が被弾してからの高梨、戸根の四死球パレードでした。
バタバタしながらも、何とか中盤まではどっちに転ぶかわからない展開にまで持ち込んで、継投勝負になり、本来なら有利なはずの中で、高梨が制球難。それなら勢いで抑えようと出した戸根まで伝染して攻めきれず押し出し・・・相手と戦わず自分と戦って苦労するピッチングを原監督は嫌いますから、こうなるともう悪い方にしか転がりませんね。
鍵谷が何とか切ってくれたものの、大江までもがいつものピッチングが出来ず、デラロサも同じ。ビエイラ以外全員投げるという文字通り総力戦ではありましたが、ほぼ全員が課題を残して前半戦を終了するという最悪な２カードになってしまいました。
ま、考えようによっては、これくらいキツイお灸をすえられたほうが、一か月間の調整に身が引き締まり、「雨降って地固まる」かのように、終わってみたら、あの連敗がチームを変えた！ってなるのかもしれませんので、そこに期待するしかありませんが、それにしても厳しいゲームでした。
打つ方は坂本、丸にマルチが出て、若大将にも一発が出たので、まぁ悪くないと思います。ナカジも５回のゲッツーが痛かったですが、初回には岡本、ウィーラーのミスを帳消しにするタイムリーを打ってますし、いいんじゃないかなと。
課題も決して少なくはありませんが、悪い状態ではないと思います。
過去には阪神首位、巨人２位で前半戦を終わったシーズンはすべて巨人が優勝しているというデータもありますし、この日も阪神がお付き合いしてくれてゲーム差もそのままですから、そこまで悲観することはないかなと。
首位から３位ヤクルトまでが2.5差になったことで、ここから盛り上がってゆくという意味では、野球ファンとしては面白いシーズンになっていますし、残り試合を考えればBクラスのチームですら、まったくチャンスが無いというわけではありませんから、後半戦が今から楽しみになったと言えるでしょう。
攻守においてキーマンがいて、隙が無いチームが最終的に優勝することになるのでしょうが、チーム状態的に圧倒的なアドバンテージを持っているチームがいない以上、まだまだ混戦になりそうな気がします。
ひとつ言えるのは、主力に故障者が出たチームが離脱することになるので、コロナという心配だけでなく、ちょっとした油断で故障するようなことのないよう、如何にこの１か月を過ごすかが本当に大事になるでしょう。
追記
プレゲームで「前半戦で印象に残ったシーン」ってテーマがあったので、私は母親の命日に打った坂本の250号ホームランを何度も投稿したのですが・・・紹介してもらえなかったのが残念です。
管理人：みんぐ
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