ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/22 巨 4-4 DeNA → 今日の今永を見て高橋優も刺激を受けてくれるとイイ

DeNA 8勝3敗4分 東京ドーム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:高橋→桜井→中川→畠→ビエイラ 捕手:大城→小林
DeNA:今永→山崎→三嶋 捕手:伊藤光
本塁打
巨人:丸14号(一回ソロ)、中田1号(七回2ラン)、ウィーラー11号(七回ソロ)
DeNA:ソト17号(四回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:平川健太郎
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202108221index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


打席数が少ないとはいえ、ピッチャーで3割3分3厘は、もう完全に二刀流やん!(笑)
奇策が好きなラミちゃんや原監督だったら、どっかで代打として登場させてもおかしくない(笑x2)
って話はさておき、今日の今永のピッチング見てたら、丸が打ったのは甘い球だったし、丸との相性もあるのでわからなくはないけど、もう完全に翻弄されてた感じで、逆転された時点で


「少しでも早く投手交代してくれないと、逆転の糸口すらつかめん」


っていうくらい良い内容だったので、正直なところ「よく引き分けたな」というのが率直な感想。
同じ左投手とはいえ、ランナーを出しても粘り強く投げて打たせて取るという高橋優とはスタイルが違うけれど、やはりバッターが手を出せないストレートで三振を取る姿は敵ながらカッコ良すぎる


”迷ったらストレート!”が使える投手はやはり魅力的だし、高橋優にも、あのストレートをお手本にして、もう1段も2段もレベルアップして欲しいなと思う。菅野ほどの実績があっても、常に新しいことを求めてチャレンジしているように、「くそ~!あのストレート、俺も投げたいぞ!」くらいの想いで、ベンチで見ていてくれたらいいなと思った。


その高橋優は中4日ということもあって、あと1イニングというところで最低限のゲームメイクという形は作れなかったが、4回の佐野の四球(これは半分は佐野を褒めるべき)からのソトの一発は悔やまれる
昨日と今日のソトの連発で、ただでさえ強力なDeNA打線に火をつけたかもしれないと思うと、次に当たる阪神投手陣がどういう風に攻略するのか、今から興味が湧いてくる。


とはいえ、ゲーム全体で言うと、今日は打てないと思っていた今永から3本塁打を奪い、同点に追いついたわけで、それを考えると、一番もったいなかったのは、桜井が浴びた桑原への一球だったかもしれない。四球を出して降板することになった高橋優が悪いとはいえ、ピッチャーの今永にチャンスメークされ、2アウトまで漕ぎつけながら不用意に投げてしまった甘い球は要反省。
この時点ではビハインドだったし、イニングを考えても出せる投手は限られていたけれど、結果論から言えば8回をデラロサに任せるつもりで、6回は畠という選択肢もあったか?という悔いも残ってしまう。


ま、そう思うのも追いついたからで、そもそも、それを呼び込んだのは復帰してきた中川のテンポ良いピッチングに尽きる。
それまでは、こちらの攻撃は短く、守備の時間は長いというイニングばかりだったので、7回のクリーンアップを僅か4球で終わらせ、今永に準備の時間を与えなかったという中川のピッチングが呼び込んだと言ってもイイ


中田のホームランは本人も6-4でインコースに意識があったとコメントを残しているけれど、それを待って準備をしていた中田の勝ち。むしろその後のウィーラーの一発が大きかった。
もし、この一発が岡本が打ったものだったら「どさくさ紛れに打ちました」なんてコメントしそうな気がするけど(笑)中田に打たれた直後、決して甘い球では無かったように思うけど、狙いすましたように打ったウィーラーにとっては、1戦目、2戦目が消化不良だっただけに、会心の一発だっただろうし、「そうそう、敵だった時のウィーラーはこういう打撃で苦しめられたんだよなぁ」ってのを思い出させてくれた。


これをきっかけに雑になっても困るけど、5番という重荷から少し解放され、6番に入ったことで今まで以上に大胆なバッティングが出来るようになるなら、ちょっと面白くなるなという可能性を感じることになった。


先発野手という点では、対今永ということで、右をズラっと並べ、1番 廣岡、8番に石川という重量打線を組んだ。
レゲームでは「野手全員ホームランが見れる?」なんて投稿もしたけれど、残念ながら廣岡、石川はまったくいいところなしで、結局、吉川、松原が出ることになる。
今日の今永はチーム全員が苦しんだので、彼らを責めるのは酷ではあるけれど、それでもせっかくもらったチャンスだから爪痕くらいは残さなければいけなかった


ただ、一方でこういう攻撃的な打線も組めるというのは見せれたと思うし、吉川、松原、重信、増田という足のスペシャリストを控えに持ってこれるというのは、緊迫したゲームでの終盤には威力を発揮するかもしれない?という想像も膨らむ。
(緊迫したゲームが少なくて、そもそも増田の出番すらほとんどないというのが不満だけど)


幸いにもヤクルトのゲームが雨天中止だったので、3位転落も無かったし、阪神が勝利して首位との差は開いたものの、まだまだ射程圏内だということを考えれば、3連敗しなかっただけマシだと思うしかない。
後半戦が始まり、3カード終わって4勝3敗1分。スタートで中日に3連勝した時に、あっという間に首位を追い越して菅野、中川が戻るころには首位独走にエンジンがかかると期待した分、ちょっと残念ではあるけど、やはり三つ巴の戦いは簡単には行かないし、阪神が苦労しているのを見てもわかるように、後半戦に入ってBクラスチームが意地を見せてきていると思う。
そういう意味では、次の広島戦も決して気を緩めることはできないが、噂では菅野の登板もあるということなので、結局は菅野、中川が戻ってきて、彼らの状態次第で改めて首位追撃の体勢を整えるという形になるのだろう。


中川は良くなっているのを確認できたが、菅野に関しては投げてみなければわからないため、鼻息を荒くするというわけにはまだまだ行きそうもない。


ブルペンのキーになるのは、桜井、大江を大竹、高木にスイッチするかどうか?というところだろう。
まだ大竹、高木に入れ替えるのは早いと考えれば、勝負どころは先になるだろうし、それは明後日からのカードの内容次第か・・・9月はいきなり、ヤクルト、阪神との戦い(しかも遠征)になるので、ヤクルト戦の前の、広島、中日との6連戦の結果、内容によって野手も含めた選手の大きな入れ替えが行われる可能性は高い。
9月は東京ドームでの戦いは9戦しかないので、追いつかないまでも離されるような展開だけはやってはいけない。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/