ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/15 巨 1-4 阪神 → どっちに流れが行くかわからないゲームだったけどエラーにゲッツーが…

阪神 3勝1敗0分 甲子園

勝利投手:青 柳 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :岩 崎 6試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:菅 野 4試合 2勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→高梨→畠→直江 捕手:大城
阪神:青柳→岩崎 捕手:梅野

本塁打
巨人:
阪神:佐藤輝4号(五回2ラン)、ロハス・ジュニア2号(八回2ラン)

SkyA にて観戦 解説:黒田正宏 実況:村田匡輝
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204151index.html)
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先発の菅野は前回の打撲の影響が心配されていたので、何なら1回飛ばしてもいいんじゃないかなと思ったいたけれど、本人も投げたかったんだろう、先発してきた。
うまく緩急を使いながら、ピンチの場面でギアをあげてギリギリのところで踏ん張っていたと思うが、表情を見る限りは終始イラついている感じで、自分のピッチングに納得できていない感じ。
サトテルに打たれた2ランは、うまく打たれたとはいえ、ストライクからストライクのスライダー、あそこはワンバウンドでもいいくらいの球を投げ切れていればきっと空振りか、内野ゴロで仕留められていたはず。


先週の GetSports で、自分本来のスライダーに近づけるためにオフを過ごしたというが、ここまでを見る限り、納得できるスライダーは1試合の中でも少なく、どちらかというとフォークの使用率があがっている気がする。
そのフォークも引っかかる場面も見受けられるので(抜けるよりは遥かにマシだけど)、まだまだ今シーズンの菅野の完成形というのは遠いなと・・・


とはいえ、本人は200イニングに相当こだわりを持っているようだから、多少のコンディション不良くらいなら投げると思う。なんだかんだいって、この試合も2失点でQSはクリアしているから、打線の援護があれば勝っていてもおかしくなかったので、イニングを消化してくれる投手としては柱として欠かせない。

しかし・・・かつてのピッチングを期待しているファンからすると、やはり物足りない。
ストレートはエイヤ!で投げた時は 150km/h を越えていたけれど、それを常時出せる状態では無いので、ここからは山本昌のような、遅くても速く見せる工夫が必要になってくるのかもしれない。それだけの起用さと探究心は持っているし、常に変化を求める投手ではあるから、今季1年かけて少しずつモデルチェンジしてゆくのではないかと期待している。


攻撃面では、今季初登板の青柳の調子がどうなのか?という見極めと、少しでも早く降板させて継投勝負に持ち込みたいという視点で見ていたけれど、さすが昨年13勝の投手、丁寧に低めをつきながら要所で高めも意識させて、集中打を許してくれなかった。打たせて取るピッチングスタイルだから、2球で2アウトという場面もあって、終わってみれば8回まで投げさせてしまったのは、完全にこちらの作戦ミス
今シーズンも苦労させられそうだと感じたという点で、この先も要注意の投手だし、阪神としてみればチーム状態が良くない中で救世主が帰ってきた!と気勢を上げることになりそうだ。


吉川、ポランコ、坂本がマルチで塁を賑わせているにも関わらず、1点しか取れなかったのは、明らかに若林、丸がブレーキになってしまったから。しかし、ここまで勝利した試合で貢献してくれた二人ですから、「まぁ、こういうこともある」ってことでサラっと流したいですし、何よりも本人たちが一番、責任を感じて悔しい想いをしているでしょうから、次に対戦する時にはやり返して期待しています。


グラウンドコンディション、天候の影響もあったでしょうが、坂本の珍しいエラーもあったり、ベンチには入ったけどオーダーにはいなかった岡本など、万全の状態でのガチンコ勝負で負けたわけでは無いので、あんまり心配していません。


あ、唯一心配なのは、畠に頼りすぎじゃね?ってことくらい


頼りたくなる気持ちはわかるけど、畠も病み上がりっちゃあ病み上がりに近いので、勝ってても負けてても肩を作って、登板を重ねるってのは厳しいのではないかと。
ビハインドだったし、あの場面はてっきり山口が出てくるかと思っていた。
結果的にロハスに打たれた2ランが重くのしかかってしまったけれど、これもまた畠を責めるのは酷かな


連敗中のチームを相手にするのは、こちらにも変なプレッシャーがかかるんで、やりにくい試合であったのは確か。
特に阪神の場合は、巨人相手に勝利すれば球場もチームも盛り上がるので、寝た子は寝たままにしておきたかったのだけど、負けてしまったものは仕方ない。チーム状況を考えれば、1つ勝てば御の字ではあるけれど、出来れば勝ちこしたいと乗り込んだ中で、初戦を落としたのは痛い。


まぁ敗戦の理由がはっきりしているだけに、修正はしやすいと思うので、切り替えてゆきましょう


シューメーカーの前回の登板が、場所がかわって甲子園の雰囲気とマウンドで同じように出来るのであれば、ある程度ゲームは作ってくれるだろうし、おかしいと思えば、勝ちパはつぎ込める状況にある
日曜の赤星に何とか勝ち星をつけてあげたいので、勢いをつけてあげるためにも、理想は打線の援護多く、後ろは山口一人で終わらせるくらいの展開での勝利を期待します。


吉川の状態が良いのはファンとして嬉しい。かつて秋山翔吾に「自分の最多安打を抜くとしたら、吉川尚輝」だとYouTubeで言われていたけれど、その期待をさせるくらい今は綺麗にセンター中心のバッティングが出来ている
守備、走塁はもともと突出しているわけだから、バッティングさえ上向けば外す理由が見当たらない。
問題は、腰の状態とケガ
先日の死球の影響は無さそうだけど、吉川は良い時に限って思わぬプレーで離脱とかする星回りなので、状態の良い今だからこそ、細心の注意を払って欲しいし、なんなら今のうちにお祓いをしておいてほしい(笑)


あとは松原が期待通りの結果を残してくれたら、想定していた巨人の今の完成形が出来上がるのだけど、そこは松原が這い上がってくるのを待つしかない。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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