ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/29 巨人 2-3 中日 → 相性の良い球場で勝って終わりたかった

対 中日 8勝6敗0分 ヨーク開成山スタジアム・福島

勝利投手:R.マルティネス 25試合 2勝 1敗 16S
セーブ :谷 元 12試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:鍬 原 33試合 1勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:山崎伊→高木→高梨→平内→大勢→鍬原→戸根 捕手:大城
中日:高橋宏→藤嶋→ロドリゲス→R.マルティネス→谷元 捕手:石橋→桂

本塁打
巨人:
中日:

日テレG+ にて観戦 解説:山本昌中畑清 実況:安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202206291index.html)
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全体的には投手戦かなぁ~互いにチャンスを作りながら、あと一本が出ないという形も多かったので、そういう意味でも両チームの投手がギリギリのところで粘っていたということなんでしょう。
特に中日の高橋投手は、いずれ右の大野になると期待されている通り、しっかり休養も取りながら体調万全で出てきているだけあって、良い投げっぷりでした


2回、3回と点は取れたものの攻略するには至らず、4、5、6回は坂本のヒット一本に抑えられましたから、この先も苦労させられることが予想されます。


一方の山崎伊も状態が良いとは見えないまでも、何とか粘っていたと思います。追い込んでからの決め球を見切られたり、甘く入って痛打というのはありましたが、決して逃げることなく相手に向かっていったというところは評価できるかと。
とはいえ、決めきれず、球数が増えてしまったところは反省、速球のキレ、スピードは、まだまだこれから上がってゆく選手ですから、一気に階段を上がろうとせず、一歩一歩進んでもらいたいです。
前日の高橋優と違い、5回を投げ切らせてもらったのはベンチの期待の表れだと思いたいですが、欲を言えばもう1イニング投げて欲しかったので、そこは次への課題ですね。


ただ、バッテリー全体としての反省は・・・


大島、阿部に打たれすぎ!


ってところですね、そこは皆さんも同じ気持ちを感じたのではないでしょうか?大島に関しては、前回も打ち過ぎて嫌い(笑)って書きましたけど、やはり彼のバットコントロールは素晴らしいですし、阿部に至ってはどこに投げても打たれる感しかなかったので、次に戦う時はしっかり抑えて欲しいですし、彼らのバッティングを参考にして欲しい選手が巨人にも多いので、彼らの間の取り方や選球眼、バットコントロールは目を皿のようにしてみて欲しいなと。


主催ゲームなので、大勢を先に出すのは間違いないし、さすがのピッチングでした。
お願いだから、回跨ぎだけはしないでくれ~って祈っていたので、そこを回避してくれたのは良かったのですが、鍬原が捕まってしまいましたね。
四球連発で崩れて失点ということではなかったのが、まだ救いですが、バッテリーともに安易にストライクを取りに行ってしまったかなという反省はあるでしょう。四球でピンチを作ることを恐れてのことだと思いますが、それにしてもボールを揃えすぎました。
大勢の後だったということも影響したかもしれませんが、鍬原に関しては、先日も書きましたけど、ボールの威力をあともう少しだけアップして欲しいです。今でも150km/hは出ていますが、相手バッターにはそこまで打ちづらさを感じていないように思えるので、さらなるパワーアップをすることで、大勢とどっちを使うか迷うくらいのピッチングが出来るはずだと期待しています。


で、死球という形で失点し、敗戦してしまったわけですが、それを抜きにしても今日の負けの原因は2点しか取れなかった打線、なかでも3番、4番が機能しなかったことに尽きるかと。
ウォーカーには惜しい当たりもありましたが、もともと変化球打ちが上手いので、今回のように力のある球で押されるとちょっと厳しかったかもしれません。中畑氏が「打ち出の小槌」と比喩してましたが、今日は彼がキーマンになれなかったのが残念。


そして、本人が一番悔しさを滲ませているであろう、岡本がちょっとどころかかなり心配です


チームの勝敗の責を問われるポジションですから、本人にとっては大きなプレッシャーでしょうし、ライバルである村上が、まさに「村神」状態を長く続けていることで、このままでは、今季は何もタイトルが取れないかも?という焦りが、さらに空回りを加速させているのかもしれません。
先日も1歩進んで2歩下がると書きましたが、「これがきっかけになるか!?」と思われたゲームの翌日にもう忘れている・・・というのが本当に気がかりです。


ど真ん中を空振りしたり、とんでもないボール球を振ったりなど、打席の中でも迷いやチグハグ感はあるでしょうし、当然、相手からのマークもキツイわけですから、まともに勝負もしてもらえず、四球が増えるのも当然。本人もわかっている中でもがいていることでしょうから、周りがとやかく言っても仕方ないのですが、何とかこれを乗り越えてくれないと、チームの勝利は遠のきますので、今の試練を楽しめるくらい余裕をもって欲しいなと思います。

ついでに言えば、自分が力になれていない時でもベンチで声を出し続けている村上のように、そろそろキャラ変して、オラオラ~みたいなところを出して欲しい。


余談ですけど、打ちたい気持ちが強すぎて引っ張り傾向、ボールの見極めが早くなっている子供たちに私がよくやらせるのが、右バッターであれば、練習の時にライトポールへ引っ張れ!って意識付けです。
ライトポールへ当てようとすると、流し打ちになりそうなところですけど、いざポールまで飛ばそうとすると、それだと強い打球は飛びません。右に引っ張ろうとすれば、思いっきりクローズに構え、ギリギリまでボールを見て、右わきを締めて強く振るしかなくなります。
ま、引っ張るというのはあくまでも言葉の綾ですが、それを繰り返すことで結構右手の使い方は改善されますし、ボールを長く見れるようになるので、お子さんが野球をしてる方にはおすすめです。


フリーバッティングで甘い球をただ気持ちよく打つだけだと、フォーム固めにはいいですが、新たなスキルは手に入りませんから


さらに首位は遠くなってしまったので、もう上を見るのはお休みして、今の位置をキープしながら、若手の成長を即しつつ、チーム力を上げることに専念して欲しいですね。
首位と10ゲーム以上離されたら、CSはいらないってのが私の持論ですので、今のまま2位でフィニッシュしたとしても意味がないと思ってますから(いざ、決戦となれば応援しますけどね(笑))、前日も書いたように一気に追いつこうとせず、少しでも近づくために勝ちながら9月に向かう準備をして欲しいです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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