ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/19 巨人 5-3 中日 → ようやく日曜も連敗がストップ、これをきっかけにしなければ!

対 中日 7勝5敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:シューメーカー 10試合 3勝 4敗 0S
セーブ :
敗戦投手:柳 12試合 5勝 5敗 0S

・投手リレー
巨人:シューメーカー→ビエイラ→大勢 捕手:小林→大城
中日:柳→山本→谷元→根尾 捕手:木下

本塁打
巨人:岡本和18号(四回ソロ)
中日:A.マルティネス6号(四回ソロ)、高橋周2号(九回2ラン)

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:川上憲伸 実況:西村俊仁(CBC)
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202206191index.html)
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前日、結果的にブルペンデーになってしまい、ブルペンが疲弊しまくっていた中で、バンテリンでの柳との対戦。
正直、大野、柳との対戦はお腹いっぱいなのだが、今季の柳との相性は試合前の時点で5分だったから、そこに一縷の望みをかけていた。


シューメーカーにはとにかく長く投げてもらうしかなくて、最低でも7回は投げ切って欲しい。味方打線も柳相手には3点が精いっぱいだろうから、2点以内というハードルの高いノルマが課せられるのだが・・・


7回1失点と素晴らしいピッチングでした


本人も思ったところに投げられたとコメントしてましたが、それを証明するかのように四死球は僅かに1個
バンテリンでは2試合目の登板になりますが、今日も含めて防御率は0.56で対中日は2勝で勝率10割と相性の良さが際立ちました。


球数的には8回、内容次第では最後まで行けたかもしれませんが、代打交代となったことが追加点に繋がったわけですから御の字でしょう。


相変わらずビエイラは危なっかしいですが、0で抑えるイニングを何度となく作ってゆくことでしか信頼は得られないので、今日はオケ
大勢は2失点しましたが、久々の登板になりましたから、立ち上がりを狙われたのは仕方ない、高橋周平に打たれた一発もシュート回転が本来の大勢のボールでは無かった。
大島を打ち取ったボールが本来の大勢の球で、シュート回転が武器になる力強い球でした。
ストッパーが4点差で投げるのは気持ちを作るのもいつもと違ったでしょうし、本来出番じゃなくてもいいのですが、ブルペンが厳しかったのと、今日投げないと次またいつ投げるかわからないですから、半分は調整登板だったと考えれば、失点は余り気にしなくて良いと思います


攻撃面ではやはり4回の攻撃ですかね、1打席目にヒットが出て少し気持ちも楽には入れたかもしれない岡本がアウトコースを逆らわずにライトスタンドへホームラン。
そうそう、この打ち方なんだよ~!ってテレビの前で吠えました(笑)強引にならなくても、岡本のパワーなら、あのコースがスタンドに入るわけで、これをきっかけに自分の良いところを思い出してくれたらいいなと思います。
(って、以前にも書いたけど、すぐ忘れちゃうんだよなぁ~(笑))


そこからの坂本、ポランコ、増田陸の3連打は見事の一言。まぁ、バッテリーの攻めも少し単調になっていたこともありますが、ポランコに対して窮屈なところ(インコース)ではなく、手が伸びるところに投げちゃったのは配球ミスですし、増田陸に対してもインコースをかなり意識させていたので、半分は狙われていたかな?ってのも、こちらにとってはラッキーでしたが、それにしても増田陸のインコース打ちは師匠の坂本をまたもや思わせるバッティングでした、少しでも開きが早ければファールになるし、見過ぎればボテボテの内野ゴロになってしまうところを、ドンピシャのタイミングでフェアゾーンに運ぶのはお見事。


これがあっての、6回の申告敬遠ですから、勝負強さが相手にも認められてきましたね、っていうか今日はタイムリーに申告敬遠、続く8回の四球も得点に絡んでますから、私の中では「持ってる男」認定です(笑)


ただ、この場面、外野フライ、ボテボテの内野ゴロでも1点の場面ですから、ここで代打を出される小林って・・・と悲しくなりました。そりゃ、前の2打席連続三振でボールにバットが当たらないんですから、そりゃノーチャンスですね(涙)
外野フライも期待されない先発野手ってどうなのよ?と悲しくなったのは事実。
1打席目の空振り三振も、え?素振りでもしてるの?って感じですし、2打席目は見逃し三振ですからねぇ
先日も言ったようにスイングスピードが遅すぎるから当たらないわけで、たまたま左の大城がキャッチャーで控えてたからいいですが、ピッチャー変わらず、キャッチャーが代えられるって、ある意味、屈辱ですから、そこは悔しさ滲ませてもっと進化して欲しいですね。


その大城は深めのセカンドゴロでゲッツー崩れの間に何とか追加点
このバッティング自体も決して褒められたものではないですが、一生懸命走ってゲッツーを逃れたわけですから、良かったと思います。


そして8回のナカジの勝負強さと見ると、あ~初戦も2戦目もナカジ代打で良かったのでは?ってタラレバを言いたくなってしまうわけで、中田自身は自分ではなくナカジにチャンスを与え、結果を出されてしまったことに悔しさをにじませなければいけない。


とはいえ、好投手相手に少ないチャンスをモノにしたという点で、こういうゲームをこの3試合はしたかったですね。初戦は大野が良すぎた、2戦目はまさかの先発が初回降板ですから、仕方ないと言えばそうなんですが、やりようによっては勝ち越せたカードだっただけに、反省するところは多かったと思います。


そして球場が盛り上がった9回の根尾の登板


2アウトを取ってから出すくらいですから、立浪監督はゲームの途中から、もうこのシナリオは予定していたんでしょうね。結果は岡本を三振に切って取りました、ストレートもスライダーも素晴らしい球でした。
根尾が入団した時、たしかこのブログで二刀流の夢は捨てないで欲しいと書いたような気がしますが、確かに高校の時点では投手としてプロのレベルには無かったかもしれませんが、もともと肩の強さには定評がありましたし、プロに入って鍛えることで、実は密かに投手としてのレベルも上がってるんじゃないかと思っていたので、それを証明するかのような151km/hの伸びのあるストレートを見た時に、「やっぱり!」って思ってしまいました。


ま、本格的に投手として投げるなら、ランナーがいる時はどうなのか?牽制は?など覚えなければいけないことは数多くあると思いますが、京田が復帰してきた以上、ショートとしての場所はないわけですから、根尾がプロとして生きてゆく場所としての投手というのは(中日OBは面白くないでしょうが)個人的にありだと思います。
有事にはショートも外野も出来る投手なんて、そうそういませんしね
しばらくはビハインドの場面で投げて結果を積み重ね、いつかは勝ちパターン、もしくは先発に!なんてユメを見させてくれるという点でファンは新たな楽しみが出来たのではないかと思います。


そして、これまで何度も言ってきましたが、同じ理由で秋広にも投手の夢は捨てないで欲しいと思ってます。
高校時代はプロレベルではなくても、体重も増え、スタミナも鍛えた状態でマウンドから投げさせたら、また違う面が見れるんじゃないか?って思ってますし、あの上背を投手に生かせば・・・って想像してしまいます。


昔のような古い野球ではなく、大谷が見せてくれたように、二刀流の可能性を秘めた若い選手はこれからも出てくるでしょうから、可能性がある限りは、その芽を摘まないで欲しいなと思います。

(その逆はこれまでもたくさんいましたが)
(松坂だって、投手とファーストの二刀流で打席にもっと立っていたら、打者としてもそれなりの結果を残していたんじゃないかと、今でも思います)


さて、これでようやく日曜の連敗を止めて悪夢から覚めることが出来る。岡本にホームランも出て、呪縛から解き放たれたことがきっかけとなり、巨人のターンに切り替わってくれると思いたいところです
一方でヤクルトは気持ち悪いくらい絶好調、既に背中は遠いところに行ってしまってます。
その揺り戻しはどこかで来ると思いますが、その時にヤクルトの背中に一番近いのが巨人であるためには、まずは週明けのDeNAとの3連戦が大事です。
現在最下位のDeNAですが、今回の中日戦でもわかるように、巨人と戦う時はそれまでのチーム状態は関係なく、別チームになっていることも多いので、簡単に勝てる相手だとは思いません。


とにかく初戦の戸郷が勝たないことには始まりませんので、初戦を何が何でも取る!という必勝態勢で迎え撃って欲しいですね。


追記1
大野、柳とはお腹いっぱいと書きましたが、立浪監督もそう思ってくれるといいのですが・・・巨人ファンとしては、大野と柳は次にあたるヤクルト戦にとっておいてくれよ~ってのが本音で、今後の日程的には7/22まで週末カードには中日とはやらないのですし、その後はオールスター休みがあるので、巡りあわせも変わってくるでしょう。


追記2
秋山が日本球界復帰というニュースが流れましたね。個人的にはいたらそりゃ戦力になるでしょうが、安易に手をだして欲しくないというのが本音。復帰となれば決して安くはない契約になるでしょうから、手を上げる球団は限られるかもしれませんが、そこに参戦しないでくれ!って願ってます。


追記3
中日打線で一番怖いのは誰?って聞かれたら大島って即答します。阪神の近本や大山もそうですが、とにかく打たれた印象しかない・・・このカードも大島にはやられまくりました。とにかくバットコントロールの柔らかい打者で常に首位打者争いをする選手ですから当然なんですが、本当に嫌らしい。
重信や松原は彼のバッティングを何千回と見て、参考にして欲しいと常々思ってます。
(でも、2016年の解説で東京ドームの空調にイチャモンつけたのは、今でも私は覚えてますからね!(笑))

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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