ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/1 巨人 0-1 DeNA → CS進出消滅、戸郷の最多勝、大勢のセーブ王も残念ながら・・・

DeNA 10勝13敗1分 横浜スタジアム

勝利投手:今 永 21試合 11勝 4敗 0S
セーブ :山 崎 55試合 0勝 2敗 37S
敗戦投手:戸 郷 25試合 12勝 8敗 0S

・投手リレー
巨人:戸郷→デラロサ→クロール→高梨→大勢 捕手:大城
DeNA:今永→入江→山崎 捕手:嶺井

本塁打
巨人:
DeNA:佐野22号(一回ソロ)

TBSチャンネル2 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:小笠原亘
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202210011index.html)
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どういうまとめのレポートにするか、迷いに迷ってこの時間・・・・
(もうすぐ、今日のゲームが始まろうかという(汗))

 

 

 

原監督がよく言う徳俵に足がかかった」状態でのゲーム


負けたら終わりというトーナメントに近い緊張感の中でスタートしましたが、結果から先に言えば、3安打では勝てません。今シーズンの巨人を振り返るのはまだ早いので、総評は避けますが、DeNAのエース vs 今季の巨人のエースが戦って、負けたという結果になってしまいました。


決勝点は初回に浴びた佐野のホームランということですが、フルカウントから渾身のストレートをスタンドに持って行った佐野を褒めるべきでしょう
あぁいうのを巨人のバッター陣にも求めたいところでしたが、まぁ、今永のピッチングが素晴らしかったですね。
前回の対戦では、ホームラン攻勢で勝利することが出来ましたが、チームとしては連打で打ち崩したわけではないので、「結果的に勝った」というだけで、今永を攻略したとは言えない状態でしたし、その苦い経験を糧として、今回は完璧にやられたと言っていいと思います。


さすがハマのエースです、これで規定投球回にも達し、防御率、勝利数も3位に入ってきたのですから、やはり良いピッチャーです、何とかCSでリベンジしたいと思いましたが、来季への持ち越しとなってしまったのが残念です


敗因は1点も取れなかったことだというのは明確なので、どうしようもないわけですが、とはいえ、チャンスが無いわけではありませんでしたから、たかが1点、されど1点というエース同士の1点の重さを感じる試合となりました。


2回り目に入り、キャプテンが意地の2ベースを打ってから、丸のファーストゴロは惜しかったですし、中田のセンターフライもミリ単位でバットの芯を外されました。
7回のウォーカーの打球も狙い通りの球が来て、それを打ち損じてしまったのですから、言い訳も出来ません。


一番残念だったのは最終回でしょうか?


キャプテンヒットで代走・増田大ですので、とにかく最低でも同点、丸の四球で逆転までを夢見るところまで持って行けました。前例にもあったように、ここで中田に送りバントを命じるかな?って思ってましたが、原監督は腹をくくって令和のONに賭けたんですね。その気持ちは半分はわかりますが、それがシーズンとは違う戦い方になってしまったという点で、このゲームの運命を左右してしまったのではないかと思っています。


ノーアウト1、2塁で、この時点で山崎も自分がいつものピッチングでは無いと思っていたはずですから、ランナーをサードに進めることで、落ちるボールを選択しづらくなり、続く岡本、ポランコにとっては球種も絞りやすい状況を作れたはずなのに、4番に託すという選択をしてしまった・・・それはそれで、中田、岡本で点が取れなきゃ仕方ないという割り切りなんでしょうけど、負けたら終わりという局面においては、もっともっと相手バッテリーにプレッシャーをかけて欲しかったと思います。


と、同時に中田はレフトフライ、岡本はサードゴロということで、共に引っ張りの意識の中でのゲームセットだったのが残念。特に中田に関しては、バントをしないのであれば、進塁打を打つという意識を強く持って、ギリギリまでボールを見るようなバッティングをして欲しかった。
あくまでも私の個人的な想像ですけど、「自分が決めてやる!」という意識が強かったのではないかなと・・・

(それはそれで、大事な闘争心ではありますが)


0-1,9回のチャンスですから、アドレナリンは出まくっていたでしょうし、集中力も高かったと思いますが、だからこそ、一歩引いた感覚で冷静になっていたら・・・レフトフライはライトフライとなり、セカンドの増田大は3塁へ進めて、1アウト1、3塁という形を作れていたのではないかなと。


タラレバの話にはなってしまいますが、最後の最後でベンチも含めて淡泊になってしまったことが残念でなりません。


先発の戸郷はとにかく残念でしたね、立ち上がりこそ2者連続三振でストレートも走っていたので、気合入ってんなぁ~って見てたんですが、今永相手に先取点を取られ、もう1点もやれないという気持ちになってしまったところから、ギリギリをついたボールが外れて、苦しいピッチングになってしまいました。
それでも、ピンチをしのぎながら粘りの投球をし、味方の逆転を信じて投げてましたが、負けたら終わりというシチュエーションが続投をさせてもらえないという結果になり、最多勝タイに並ぶことは出来ませんでした


まぁ、2ケタを達成し、個人としてはそれなりに手ごたえを感じたシーズンだったかとは思いますが、そんなもので満足はして欲しくないので、チームが追い込まれている中でのシーズンのラスト2戦で、良いピッチングをしながらも勝てなかった悔しさは来季まで忘れずに、エネルギーとして持ち越して欲しいです。
一方で球数を考えれば、最後の最後、今日のゲームで投げることも加味してなのでは?って邪推をしてしまうくらいの降板だったと「勝手に」思っています。


かなり変化球ですが、今日のゲームで3回、もしくは4回までにリードしている展開なら、中継ぎ登板で勝利投手の権利を手にすることが出来るので、ワンチャン、そこまで考えての事?なんてありえそうな気もしますが、今日の先発が菅野ですからね、彼にも2ケタがかかっていますし、炎上をしているわけでもない菅野を途中降板させてまで、戸郷にタイトルを取らせるというのは現実的ではありませんね。
(そんなことがよぎったことに要反省)


戸郷には、あと一歩で届かなかったタイトルを手に入れるため、オフにさらに磨きをかけるための刺激にしてもらった方が良いかもしれません。


同じく、タイトルが手に届かなくなった大勢ですが、ノーアウト満塁からの3者三振はカッコよすぎます
見切られればボールという球ですが、それをバッターに振らせるくらい気持ちが入っていたし、バッターから見て、キレっキレのボールだったのでしょう。
まだ、新人最多セーブ記録に並ぶチャンスはありますから、終戦は大勢のガッツポーズで終了し、新人王のタイトルを確定させるくらいの締め方をしてもらいたいところです。


残念ながら、これで順位が決まってしまいましたので、出来れば最終戦は若手主体で、出来ればファームからも昇格させるくらいのメンバーで戦って欲しい気はしますが、どうなるでしょうか?
(他に記録がかかっている選手もいませんし・・・(涙))


原監督がタクトをふるって、CS制度が出来てから、初のBクラスってことで、OBやマスコミを含めた外野がうるさいですけど、それは、今日のレポートで書くことでは無いと思うので、また後日。


とにかく、晴天の日曜日


負け越しも決まってしまった2位チーム相手に、意地を見せる戦いをして、球場に来た巨人ファンが少しでも足取り軽く帰宅できるように、そして日曜のスポーツニュースを少しでも気持ち軽く見れるように、頑張ってくださいとしか言いようがありません。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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