対 中日 2勝1敗0分 東京ドーム
勝利投手:鍵谷 (1勝0敗1S)
セーブ :大勢 (0勝0敗1S)
敗戦投手:清水 (0勝1敗0S)
・投手リレー
巨人:赤星→田中豊→高梨→鍵谷→大勢 捕手:大城
中日:福谷→勝野→清水 捕手:木下
・本塁打
巨人:丸 1号(8回裏ソロ)
中日:
日テレG+にて観戦 解説:篠塚和典 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230402_8003_1/)
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千賀のデビュー戦、初回、2回を見る限りどうなることかと思ったけれど、そこから粘り強く投げてましたね。吉田と共に、MLBもWBCも夢だと熱く語り、出場を栗山監督に懇願するものの、ピッチャーと野手という違いから、栗山さんの配慮によって代表から漏れた千賀でしたが、侍の世界一を受けて、並々ならぬ思いでマウンドに立ったことは想像に難くないです。
5回1/3、1失点で8奪三振と終わってみれば上々のデビュー。一足先にデビューした藤波がちょっと残念な形だっただけに、日本の野球ファンとしてもホッとしています。
明後日はダル、マエケン、菊池のピッチングもありますし、メジャーのゲームからも目が離せません。
さて、巨人の開幕カード3戦目
先発の赤星は、ちょっと堅かったかな・・・豊富な変化球と制球が生命線だけれど、慎重になりすぎて苦しい立ち上がりになりました。
終わってみれば、7回で僅か84球、被安打5、奪三振5、四死球2個の1失点でQSを達成し、勝利投手にはなれなかったものの、まずは初戦でしっかり役割をこなしたと言えるでしょう。
ここからの課題は、制球力が良いのは皆が知っているから、バッターも踏み込んでくるため、痛打を浴びることもあるので、それをどう克服してゆくか。
さらなる精密なコントロールを身に着けるのか、それとも球威を上げて、多少甘いところに行ってもファールにできるようにしてゆくのか、バッターが意識せざるを得ないキラー変化球を手に入れるのか・・・
まだ若いので、球威はこれから上がってくるでしょう。
個人的にはさらなる制球力に全振りして、「うわ!そこに投げ切るかぁ~」ってピッチングを見たいなと思いますし、投げるスタミナを手に入れて完投できるゲームを何試合か作って欲しい。
そのためには、まず今季の目標としてローテに居続けること、不調はいいが、ケガや故障をしない体を作ることでしょうか?QS率を上げてくることで、自信も手に入れるでしょうし、打線の援護があれば勝利も増えてゆく。原監督、そしてチームが求めているのは上手い選手ではなく、強い選手ですから、このまま上手さと強さを手に入れて、戸郷とエースを争うような投手に成長してほしいです。
ただ、このゲームの主役だったのは、坂本、長野、丸という中堅、ベテラン勢
そのお膳立てをしたのは岡本キャプテンの一打からでした
ノーアウト1、2塁からの坂本の送りバント、開幕してから不調な状態で、本人もチームに迷惑をかけているだろうと気に病んでいるでしょうし、とにかく1本欲しいと焦っている中で、見事な一塁線へのバントでした。
1、2塁のバントはどこに投げてもアウトという最も難しい作戦、ましてや塁を埋めているのは岡本と中田ですから、生半可なバントではランナーを進められないという中で、完璧なバントをしたことは、普段からバント練習を怠っていないことの現れですし、その後の長野タイムリーヒットで大喜びする姿は、自分のことも大事だけど、何よりチームに貢献できた喜びと、かつてサカチョーと言われ、コンビを組んでいた長野の貢献を素直に表現した姿であり、2012年の優勝を知るファンにとっては忘れられないシーンになりました。
恐らくですけど、そのままブリンソンを打席に送っても、他の選手を代打に送っても、内野ゴロなり、犠牲フライなどで1点を取れた可能性は高いですが、あの場面で長野を送り出し、球場内の声援を長野の応援歌一色にして相手バッテリーにプレッシャーをかけ、チャンステーマの中で、その声援に応えた長野の一打は、結果的に勝利打点とはなりませんでしたが、長野にとっても戻ってきたことを実感できたでしょうし、それを演出した阿部ヘッド、原監督としても会心の一打だったのではないでしょうか?
もちろん、テレビの前と球場内のファンが、涙しそうになるのは当たり前
これでようやく「おかえりなさい」と言えますね
まぁ、そのあと、レフトのファールフライを取り損ねたのとか、前日に続き、トヨキン、鍵谷を連投させたことなど、ヒヤっとした場面はありましたが、
満を持して登場した大勢がピシャっと締めたことでなかったことになりましたし(笑)
今季、初ヒットが貴重なホームランとなった丸の一発で、結果的に次につながる良い勝利になったことは間違いありません。
心無いファンからは、昨年最下位の中日(しかも裏ローテ)と激戦してる時点で・・・とか、若手の出番が少ない、育てる気あるのか?など、痛い言葉もチラホラと見受けられますが、昨年も中日との戦いで楽出来たことなんてありませんし、涌井も福谷も素晴らしいピッチングでした。
ましてや、外国人野手を3人並べてきた中日打線に対し、東京ドームで慎重になるのは当たり前。
誰に何と揶揄されようが、勝ち越しで終われたことを素直に喜びたいと思います。
他の球場を見れば、前評判の高い、ヤクルト、阪神が開幕3連勝ですから、そっちに話題を持って行かれるのはしょうがないですし、実際に強いと思いますが、そこに引きずられて開幕から「明日なき戦い」みたいなことやってもしょうがありませんし、何度も言うように「開幕がピーク」ではありませんから、地に足をつけてコツコツ勝ってゆくしかありません。
次はビジターでのDeNAとの戦いです。開幕カードは本拠地ということで、割と保守的なスタイルで挑みましたが、次以降は多少、様相を変えてくるかもしれません。
一段階成長した戸郷のピッチングは楽しみですが、それ以上に、野手にスタメンがどうなるのかにも注目したいですね。
(ま、DeNA相手ということで、梶谷は入れてくるでしょうし、坂本にも一本出るまでスタメンは外さないでしょうから、スタートは代わり映えしないかもしれませんけど)
追記
結局、GetSports の濃い話を見て、オーガスタのアマチュアゴルフを見て(馬場選手頑張りましたね)、全国高等学校女子硬式野球選抜大会 決勝、千賀の試合を見つつ、大谷のゲームになだれ込み・・・あ、その前にヤマハレディースでささきしょうこがプレーオフでまたもや敗れたことを残念に思いつつ、眠い目をこすっています。
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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