ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/12 巨 1-2 阪神 → 岡本に待望の一発!敗戦でもヘコたれない!

阪神 1勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:岩崎 (1勝0敗0S) 
セーブ :田中豊 (0勝1敗0S) 
敗戦投手:湯浅 (0勝0敗4S) 

・投手リレー
巨人:メンデス→鍵谷→大江→大勢→田中豊→高梨 捕手:大城
阪神:村上→石井→岩崎→湯浅 捕手:坂本→梅野

本塁打
巨人:岡本和 1号(8回裏ソロ) 
阪神:ノイジー 1号(4回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:江川卓福留孝介 実況:田辺研一郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230412_8003_1/)
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色々ネットがざわついてますね~


賛否両論があるのはわかります、ざっくりと見てると、解説の江川氏やZEROでの高橋由伸氏は擁護派で、勝つためには納得できる交代だったと言い、ファンや投手よりの評論家は投げさせてあげるべきだったという感じ。


私の意見はというと、


優勝がかかってるような状況であればブルペンがしっかりしている阪神ですから、確率論からいけば交代というのもあったでしょう。かつての落合監督の山井の交代が象徴的ですね。
昨年の佐々木朗希の2度目のパーフェクト?って交代は同点だったことや佐々木自身のコンディションのために後退させたことも納得できる。
それとは違い、まだシーズンは始まったばかりで、阪神自体は2位につけている状況の中で、一生に一度あるかないか、しかもまだ3年目という状況下で与えられたチャンスであれば、ヒット1本打たれるか、同点になるまでは投げさせても良かったのでは?


というのが本音です


岡田監督がそれだけ勝敗にシビアだということの意思表示もあったと思いますが、次にまた同じような巡り合わせがくるかは難しい。
恐らく2点差以上か、阪神打線が好調なら躊躇なく投げさせたんだと思いますが、そうではないというチーム事情もあったんでしょうね。
采配に正解はありませんが、結果的に勝利したことで、一番ホッとしているのは岡田監督でしょう。それこそ、逆転負けをしていたらハンパ無い大炎上だったと思いますから。


一方の巨人としては、手も足も出せず、屈辱の完全試合で敗戦かも?という危機をキャプテンの一発というこれ以上ない形で覆したわけですから、(あくまでも私の中では)敗戦したとしても「一矢向いた」という気持ちの方が勝っちゃってまして、負けた悔しさよりもキャプテンの一打に酔いしれていた感じですし、ダメージも大きくはなかったのかな?という気がしないでもないです。


その村上はイイ投手ですね


江川氏が言うように、スピードガン以上に速度を感じるストレートと多彩な変化球。四死球0が示すように制球力もある。チームとして戦略をもって戦わないと、打ち崩すのは難しい投手だなと感じました。前日の西投手に若々しさと勢いを加えたような感じでしょうか?フォークの落差が大きいので、あれを見せられると余計に打ち辛さが倍増です。


とはいえ、ストレートの比率が5割近いので、ストレートに的を絞り、普段のインパクトよりボールの半個上くらいをミートする感じ、欲を言えばボール1個分早くスイングする意識なら、もう少し前に飛ばせたんじゃないかなと・・・(机上論ですけど)


先日も書いた通り、巨人のアーリーワークによる一日2,000本スイングはストレートに振り負けないための練習も兼ねているわけですから、ストレートが強い投手に対しては、チーム全員でそれを狙いに行くくらいの前向きな意思を見せて欲しかったです
そうすることで、相手バッテリーの配球も変わってきたでしょうし、ピッチャーの意識も少し逃げのメンタルに変化したでしょうから。


フルスインの空振りでもいい、外野フライでもいいから、ストレート狙ってるよ!ってミエミエの作戦を取ることで、相手にもっと投げにくくさせられたんじゃないかと素人ながらに思う。


まぁ、淡白に映った攻撃も(粘って球数をというより追い込まれる前に打とうという感じだったので余計に淡白に見えたかもしれない)、選手一人一人は考えて打席に立っていたでしょうから、責めたくはありませんが、選手任せというよりもチームとして、何か風穴を開けるような徹底した意思表示は欲しかったなと。


こちらの先発メンデスは・・・前回と変わらず、つかみどころの無い投手ですね。
戸郷と違って、構えたところにバシっと来るわけではない、かといって四球連発で崩れるような投手でもない、微妙に荒れているところがむしろ武器になっているような感じで、東京ドームという事を考えれば、ノイジーに打たれた一発は想定内。6回を被安打3、四死球1の失点1ですから、前回に続いてゲームは作ったと言えるでしょう


脚のつりが気になるので、次回登板は無く、大事を取って抹消、他の若手にチャンスを・・・という感じになるかもしれませんが、問題ないことを願うのみです。


そして暗雲を晴らしたキャプテンの一発

岡本今季初ホームラン



うぉりゃぁ~~~!!!!ってリキむわけでもなく、投手交代してまずは初球にストライクを取りに来るところを狙いすましたように、軽~~~く振りぬいた打球がスタンドへ!
こういうバッティングが見たかったんですよね~
焦らず、強引にならずに・・・って言い続けてましたが、まさにそんな感じ。こういうバッティングをこれからも心がけてくれれば、「不調になると長い」と言われている岡本も一皮むけるのではないかと思います
村上を意識しすぎて、ホームランや打点を狙うと絶対にバッティングは狂いますから、その打席ごとに出来ることに集中して、気が付いたら争っている・・・そんな状況になってくれるのがいいですね。


鍵谷、大江、大勢とつぎ込んでいるので、ここまで何とか結果を出していた田中豊を出すのもわからなくはないのですが、マウンドに上がった時から表情は堅かった気がします
ピンチの場面で登板して、逃げも隠れも出来ない状況だと、割り切って投げられそうですが、もともとメンタルがそれほど強そうにも見えないので、あぁいう状況でマウンドに立つのはむしろ苦手かなと…延長も見据えて、直江や代木を取っといたとところもあるでしょうし、若手より経験重視というのは、原野球に良く見られる光景ですから、あぁ~またかと思わなくもありませんが、むしろこういう緊張感のある場面こそ、若手に経験させて欲しいというのが私の持論なので、他の選択肢を取るか、最初からなら、むしろ高梨の方がよかったのではないかと思います。
結果的に高梨が尻拭いをさせられる形になり、苦手の近本に打たれてしまうわけでしたし・・・


その近本ですけど、ランナー3塁で近本、中野ですから、仮に近本を歩かせたとしてもゲッツーは取りにくい。外を中心にフルカウントなので、裏をかいてインコースにと大城も構えましたが、若干、高く、真ん中よりになっちゃいました。
ゲッツーが取りにくいとはいえ、最悪、歩かせてもいいくらいの割り切りがあれば、インコースに投げるのであれば「当たったらゴメン!」くらいに厳しく投げるべきでしたし、四球やむなしで外へスライダーでも良かったかと思います。
内側に投げて内野ゴロで3塁ランナーを帰させずアウトを取る、もしくは詰まらせて内野フライという絵を描いていたのかもしれませんけど、その意思疎通がバッテリーで出来なかったのか、中途半端な球になってしましました。


10回裏の攻撃は、せっかく丸にようやくヒットが出たのですから、梶谷のところは送りでしょう。彼ならケースバッティングで進塁打を打ってくれると期待したのかもしれませんが、相手は湯浅ですからね~そんな甘くはないです


とはいえ、ランナーがいる場面で、岡本、中田、坂本


中田の出塁はラッキーでしたが、結局、この3人で点が取れなかったわけですから、味方の守備に足を引っ張られたとはいえ、さすが湯浅は侍戦士ですし、こちらとしては完敗です


結局、9回裏の代打は長野なんですね、この日も中山、門脇の出番はなし
これでは何のために帯同させているのかわかりません、スタメンは難しいにしても、代打の優先順位を若手→ベテランに何とかしてもらえないものか・・・同じ敗戦でも意味合いが違ってきそうな気がします。


さて、今日は横川 vs 西純


あくまでも希望大の予想ですけど、横川のピッチングスタイルは今の阪神打線には通用しそうだと勝手に思ってます。
一方の西純はこれまた強敵ですけど、昨日1本が出て、少し楽に打席に立ってくれるであろう岡本に期待して、本拠地でカード勝ち越しをして、気持ちよく終わって欲しいですね。


大勢にセーブをつけさせてあげたいですが、昨日、球数が多かったので、大勢、高梨はちょっと使いづらいかな・・・・

 

追記

2軍では先日山崎伊が投げましたし、昨日は萩尾にタイムリー、菊田2本、秋広猛打賞など若手が頑張ってます。何とか彼らに機会を与えて欲しいなぁ~

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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