ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/27 巨 0-15 阪神 → 派手にやられたなぁ~チーム防御率も爆上がり

阪神 2勝3敗0分 甲子園球場

勝利投手:伊藤将 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:山﨑伊 (1勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊→代木→鍵谷→今村→田中豊 捕手:大城→山瀬
阪神:伊藤将 捕手:坂本

本塁打
巨人:
阪神:佐近本 2号(3回裏ソロ)、大山 2号(6回裏ソロ) 

SkyA にて観戦 解説:赤星憲広藪恵壹 実況:平松翔馬
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230427_26001_1/)
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たま~に、このブログでも登場する東京在住のコテコテの関西人の飲み友達。
熱烈な阪神ファンアンチ巨人、でも、相手に対してのリスペクトはちゃんとする。
互いにライバル同士ですが、一緒に飲んでると楽しいですよ、互いをディスったり、推しチームをディスったり・・・いつも最後は


今年は互いに優勝争いして盛り上げよう!


って気持ちよく別れます。


その友人から、前日のゲーム後に


「今シーズン、ワーストゲームだったわ…もうあかんかも」


ってLINEが来て、でも昨夜


「今シーズン、いやバックスクリーン3連発以来のベストゲームだったわ!
 こりゃ、アレしてまうで!」


ってLINE来た(笑)


その一喜一憂が清々しくて、自然と笑顔になってしまったが、その気持ちはなんとなくわかる。


このゲームは阪神の良いところしか出なかったといってもいい展開だったので、気持ち良かったろうなぁ~と。


テレビ観戦していた人は、ダメだと思えばチャンネル変えれば済むけど、球場で見ていた巨人ファンにとっては、ただただ辛いゲームでしたね。私は最後まで見ましたけど(涙)


まぁ、コテンパンにやられたので、言い訳もできないし、切り替えるしかないわけですが、反省するところは反省し、次につなげるしかありません。


先発の山崎伊は今季初登板となる前回が良かったので、期待が大きかったですが、なまじ制球力があるだけに、ゾーンの中で勝負しようとしてドツボにハマってしまいました。
多分、サトテルに与えたデッドボールからリズムが狂った?って思いますが、インコースを厳しく攻めようとすると外れてしまい、ゾーン内で勝負しようとすると、甘く、高くなってしまう
前回に比べて球威もないこともあり、積極的に振ってくる阪神打線の術中に見事にハマってしまいました。


本人の中でも修正しようとは思っていたんでしょうけど、その辺はまだまだ引き出しが浅いので、どうすることもできなかった感じですね。


同じ140km/h台後半のストレートでも、相手の伊藤投手に比べると、テレビ中継のセンターカメラからでも、スピード感の違いは素人にもわかるくらいでしたから、バッターからすると打ちやすく感じたかと思います。


さらに主導権を握ってイケイケになってしまえば、どんどん踏み込んできますし、球場の雰囲気と相まって、怖さもなく思い切ってスイング出来たことでしょう。


悔しさは本人が一番感じていることと思いますが、まだまだ伸びしろしかない若い投手ですから、背番号19に恥じぬように、何が悪くて、どうするべきなのか、しっかりとかみしめて、リベンジしてもらいたいです。


前日のゲームは及川がゲームを引き締め、リセットすることで阪神の反撃を呼び込みましたが、その役目は今回の巨人は代木でした。
さすがにイニング途中、しかもあぁいう流れからの登板はキツかったですね
その後も2イニング投げ、自責点は防ぎましたが、さすがに点差が開きすぎて、反撃ムードを作るという空気にすることはできませんでしたし、及川ほど相手に対して圧倒出来ていたわけでもないので、苦しかったと思います。


ゲーム中の解説で、原監督は基本的にブルペンは若い投手中心でゆき、厳しくなった時のフォローに中堅、ベテランでカバーしてもらう。というコメントがありましたが、だとしたら、山崎伊の後は鍵谷か田中豊に任せて、代木はイニングの頭から・・・でも良かったような気もしますが、なんせ3回途中ですし、残りイニングを考えても選択肢は狭かったようです。


とはいえ、これで完全に見えましたね


鍵谷、今村、田中豊と直江、田中千晴、大勢の役割分担が・・・もちろん、前日登板しているということもありますが、何となく勝ちゲームと負けゲームとでの投手起用や若手の底上げをしたいという意図は見えてきたような気がします。
(このくらいの点差になると、かつての増田大登板ではないですが、あくまでも個人的にですけど、今の筋力での秋広のピッチングも見てみたかったような(笑)
まだ、秋広の二刀流をあきらめてない(汗))


中川復帰を筆頭に、ブルペンはこの先もどんどん変わってゆくでしょうから、今が最終系ではないので、役割はコロコロ変わるでしょうけど、現時点という点においては、こういうことなのでしょう。


阪神打線はサトテル、大山、ノイジーといった長距離砲に今一つ長打が出ていないこともあり、得点力不足やHR数の少なさが取りざたされていますが、一方で近本、中野、木浪らは3割越えで、コンタクトの上手いバッターが多いですから、長打期待のバッターの調子があがれば、攻撃力は飛躍的に伸びる打線。


前日は梅野2番という采配でしたが、このゲームのように近本、中野がいきなり二人並ぶと本当にやっかいで、高確率でどっちかは塁に出ますし、出れば盗塁を警戒しなければいけない。初回こそ、ノイジーのゲッツーでピンチをしのぎましたが、近本は一発もあることもあって、本当に嫌な打線です。


そして、梅野の名前を出したついでに言いますが、配球面という点では坂本捕手もやっかい。
左右高低、変化球の使い方も含めて、割とテレビ越しでもわかりやすい梅野に比べると、非常に読みにくい。
このゲームでは伊藤の状態の良さも相まって、完全に巨人打線はこのバッテリーに翻弄されてしまいました。


病み上がりという事もあり、前日のレポートでも書きましたが、攻略の糸口としては、少しでも球数を投げさせて、出来れば5回以内に降板。その後のブルペンも強力ですけど、人数増えれば一人くらいこちらの打線に噛み合う投手もいるだろうことに期待をかけて、僅差で勝つしかないと思っていたので、先に点を取られた時点でアウトですし、粘るよりも追い込まれる前に打とうという方針だったかわかりませんが、結果的に相手を楽にさせてしまったので、山崎伊の炎上も含めて、序盤でゲームプランは崩壊しましたね


まぁ、この先も語り草にされそうな、酒の肴にされてしまいそうな敗戦になってしまいましたが、こういうのはとっとと忘れるに限ります


今日は高橋優の復帰登板


ローテもブルペンも固まっていない状況ではありますが、高橋優にとってはやっと巡ってきた1軍のマウンド。
緊張はするでしょうけど、今持ってる力を振り絞り、味方の援護を願って、ただ腕を振って欲しいと思います。
求められるのは結果ではなく、内容ですから、以前のようにカウントが悪くなって真ん中に投げるとか、慎重に行きすぎて四球を連発するとか、そういうことでなく、打たれてもいいから自分の良いところを出そうとする姿勢が見たいですね。


大城の打撃は魅力ですが、どちらかというと、ファームで共に切磋した山瀬とコンビを組ませて、フレッシュなバッテリーで挑んで欲しいなと願ってます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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