対 楽天 1勝0敗0分 東京ドーム
勝利投手：大江 (4勝0敗0S)
セーブ ：
敗戦投手：酒居 (0勝1敗1S)
・投手リレー
巨人：横川→ビーディ→鈴木康→大江 捕手：岸田→大城
楽天：辛島→津留﨑→宋家豪→渡辺翔→酒居 捕手：太田
・本塁打
巨人：岡本和 17号(1回裏2ラン)、中田翔 9号(4回裏ソロ)、坂本 10号(9回裏3ラン)
楽天：伊藤裕 3号(6回表ソロ)、小郷 2号(8回表2ラン)
日テレG＋ にて観戦 解説:村田真一 実況：北脇太基
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230616_8003_1/)
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まずは横川
ストレートに球威もあったし、制球も安定してた。最初から飛ばしてたということだけど、若いんだからそれでいい。
チーム打率の高い楽天打線を相手に、真っ向勝負する姿は良かったです。
６回に打席に立たせてもらい、しっかりバントも決め、さぁ初の７回へ！ってところで、ちょっと意識が強くなってしまったか？伊藤に打たれたホームランは、相手も褒めるべきなので仕方ないにしても、７回はもう少し丁寧に行っても良かったです。
結果的に、前日の西武戦で與座引っ張って失敗した西武と同じような形になってしまいましたが、６回に代打を送られなかった場面は、個人的に熱くなりました。
リードしている６回で降板させる選択ももちろんありましたが、監督のその壁をと言ってましたし、こういうのは１軍の舞台で経験しないと、心にも身体にも染みてこない。
抑えれば自信になりますが、このゲームのように失敗したら、その悔しさから「もっと！」って向上心が湧いてくるでしょうから、この先のことを考えれば、いい経験したなと思います。
昨夜は悔しくて、寝苦しい夜を過ごしたでしょう、いや、そうであって欲しい。
次の登板にまたどんな姿を見せてくれるのか、期待したいと思います。
結果的に勝利したので気分は上がってますが、もう一つ悔やまれるのは鈴木の被弾でしたね。あそこはフォークを投げるならワンバンでいいくらいのカウントでしたから、そこはバッテリー間でもっと意識すべきだったかと・・・もともと、この日の鈴木のフォークは落ちが弱かったので、余計に残念ですけど、最終的にチームが勝利して、一番ホッとしているのは鈴木かもしれません。
その前のビーディも最低限の仕事はしてくれましたが、犠牲フライはダメな場面だったので、低めにチェンジアップとか、他の選択肢は無かったかなぁ～ってタラレバを言いたくなりますし、大江も棚ぼたで勝利投手になりましたが、投手で一番やってはいけないことが「先頭打者への四球」ですから、ゲッツーに救われたところは反省しないといけませんね。
菊地を休ませるためにベンチ外、中川も出しづらい、大勢も心配な面があるということで、投手リレーには苦慮するゲームだったでしょうが、横川が何とかゲームを作ったことで、スクランブルにならずに済んだのは次に繋がると思う。
恐らくシーズン序盤の巨人であれば、終盤に炎上して大敗・・・という流れでしたでしょうが、打たれながらもギリギリで持ちこたえているというのは、その時と大きく変わったところだと思います。
打線はオコエを１番、秋広を控えに回して、ウォーカーを出すなど、ちょっといじってきましたね。ネットでは秋広をスタメンから外したことによる批判もチラホラ見ましたが、疲労もあるでしょうし、ウォーカーの守備は心配なものの、今は攻撃力という点で、入れ替えしても大きな戦力低下にはならない状態なので、私としては問題ないかなと・・・
（ファンは秋広の打席を１打席でも多く見たいでしょうけどね）
ベンチにはベンチなりの理由があったんでしょうから
結果的には得点のすべてがホームランという、まぁ巨人らしい戦いでしたが、岡本、坂本が仮にソロだったら負けていたわけですから、ランナーがいる状態でドカン！ってのが如何に大きいのかわかります。
岡本は逆方向への一発も美しいですけど、ここのところ見せる、高めを引っ張って、身体を回転させてドヤ顔する一発もカッコイイです。
外スラに力なく空振りするようなことも無いですし、打てると思った球をしっかり捉えているという点で、本当に状態が良いのでしょう。
ＷＢＣ帰国時に「野球ってこんなに面白かったんだ」って言ってたコメントが、まだ頭にこびりついていますが、今は本当に集中して、野球を楽しめているという事が伝わってくるような豪快な一発でした。
キャプテンのサヨナラは圧巻の一言
１１度目のサヨナラ、６度目だっけ？サヨナラホームラン・・・スゴすぎますね。
ただ、プロ野球ニュースでも触れられてましたが、その前の重信の出塁と盗塁が良かったです。
前日は大事なところで見逃し三振してしまったので、本人も取り返したい気持ちは大きかったでしょう。ヒットで出塁し、絶対にアウトになってはいけない場面での盗塁。
今のところ６個で成功率１００％ですか？ま、その前には重信代走に出しておいて走らせないとか、なんで？という采配もありましたが、今はかなりの確率で走らせてますし、しっかり成功してますね。
あくまでも個人的にですけど、重信に関しては塁に出たら、カウントや状況にもよるでしょうが、ほぼ１００％走らせていいと思いますし、それで失敗したら相手が一枚上手だったで諦められるので、どんどん走らせて欲しいです。
「必ず走ってくる！」ってプレッシャーは相手バッテリーから間違いなく集中力を奪いますから。
（かつての鈴木尚広がそうでしたし、絶好調時の増田大がそうでした）
結果的にゲッツーの可能性が無くなり、一打同点の場面を作ったことで、坂本の気持ちを楽にさせたという点で、重信の盗塁は貢献度の高いプレーでした。
もちろん、その前に出塁した梶谷もお見事、これで打率も３割到達です。ヒーローインタビューで坂本も触れてましたが、丸、中田、梶谷といった主力たちの状態が上がってきて、そこにキャプテンの好調さが加わる。
巨人はサカオカマルが活躍しないと始まらないという去年の状態に、中田、梶谷も加わり、今は全員が良い方向へ向かっていることから、中山、門脇、秋広、オコエといった若手の頑張りが刺激になって、チーム全体が良い方向に向かっていることを感じさせます。
スタメンマスクの岸田も横川をうまくリードしてました。バットでもマルチと結果も出しましたし、大城の出番が多すぎて、疲労が心配になるところで、うまくアピールできたと思います。
（まぁ、最後は大城も出すことになっちゃいましたけど）
魔の金曜日 を克服し、６連勝。楽天も交流戦優勝の可能性があった中で、初戦を勝利したというのは本当に大きいです。特にサヨナラでの勝利ってのは、翌日まで高揚感が続きますから、２戦連続で出来たことで、チームの空気は本当に良いでしょう。
（しかもホームですし）
今日の早川も決して楽な相手ではありませんが、こちらはグリフィンですから、ゲームは作ってくれるだろうという期待はあります。交流戦も残り２試合、そのあとはちょっと休めますんで、ブルペンはしんどいでしょうけど、この土日はフル稼働するつもりで待機してもらい、一気に交流戦優勝と行きたいですね。
リーグ順位では首位はまだ遥か遠いところにいますが、交流戦優勝チームは、リーグ優勝する確率が高いことを考えても、上位２チームにとっては、今まで気にしてなかったけど「あれ？ちょっとヤバくない？」って気にさせられるようになってくるでしょうから、この冠はぜひとも手に入れたいです。
追記
杉下茂さんと北別府さんの訃報が飛び込んできましたね。
杉下さんの現役時代はもちろんビデオでしか知らず、認識したのは長嶋監督の左腕として「地獄の伊東キャンプ」で指導したコーチというイメージが強いのと、解説としての記憶ばかりですが、選手を育てるというより、コーチを育てることに長けた方という感じが私の印象です。
北別府さんカープの日本一に貢献し、巨人側から見て、やっかいな投手というイメージが大きい。年齢も若く、まだまだ野球界に貢献して欲しい人でしたが、ただただ残念でなりません。
お悔やみ申し上げます。
管理人：みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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