ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/11 巨 4-2 ソフトバンク → パ・リーグ上位3チーム相手に勝ち越せた!

ソフトバンク 2勝1敗0分 PayPayドーム

勝利投手:菅野 (1勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (2勝0敗12S) 
敗戦投手:尾形 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野→大江→菊地→高梨→中川→ビーディ→大勢 捕手:大城
ソフトバンク:藤井→尾形→田浦→武田→津森→モイネロ→オスナ 捕手:甲斐

本塁打
巨人:丸 7号(5回表ソロ)、丸 8号(9回表ソロ) 
ソフトバンク

スポーツライブ+ にて観戦 解説:松中信彦 実況:信川竜太
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230611_40028_1/)
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チームとしては内容よりも結果が大事で、
復帰登板の菅野は結果も大事だけど、それ以上に、この先も大丈夫だと思えるような内容が大事


結果的には、内容はイマイチ、でも、結果がついてきた


という形になりました。


まぁ本人もコメントしている通り、満足した内容では無かったようですし、実際、5イニング投げて93球は多いですし、被安打4はまだしも、四死球4個はらしくないですし、2失点の内容も良くなかった。


チームが逆転してくれ、後を受けたブルペン陣が踏ん張ったからということもわかっているでしょうから、納得はしていないでしょう


久保コーチに「投げ方がわからない」と、正直な気持ちを伝え、二人で試行錯誤していたという記事もありましたし、1軍に戻った以上は言い訳できないこともわかっており、並々ならぬ覚悟で挑んだマウンドでしょうから、平常心で挑めたかどうかはわからないので、真価が問われるのは次でしょうね


とはいえ、一番ホッとしているのは本人とベンチ

まずは勝利という形でチームに貢献できたことを素直に喜んで欲しいですし、ここからまたギアを上げてくれると期待しています。


戸郷一人にチームを託していた状況から、菅野が復帰するとなれば、戸郷の負担も減りますし、何よりも菅野自身もゲーム外で戸郷を支えると公言していますから、投手陣の中に心の支えが一つ生まれます
ブルペン陣は「ワンチーム」を合言葉に高梨を中心にまとまってきていますから、より結束した投手陣が形成出来れば、ここから盛り返して行ける原動力の一つとなるでしょう。
ここまで長引いて、迷惑をかけたと言ってますし、個人よりもチームのためにという意識も強いでしょうから、ここからが楽しみです。


とはいえ、今日のキーになったのは、2本塁打の丸ですが、個人的には菊池と高梨にアッパレを上げたい
大江が四球、死球でピンチを作り、1~2点は覚悟しなければいけないところで、三振しか考えられない場面で菊池と高梨が奪った2三振は素晴らしかった
ビハインドであっても、勝ちパを投入してきたことから、ソフトバンクもガチで逆転勝利を狙ってきてましたから、それをはねのけ、「菅野を勝たせたい」という思いで一つになっていた空気感も含め、すべての投手が集中していた結果だと思います。

(大江だけが残念でした・・・)


藤井にアクシデントがあって、尾形以降が緊急登板になったところで、こちらが上手く攻め込めたところも良かったですし、秋広のタイムリー、中山のマルチ、重信のヒットなど、要所で各選手たちが頑張りましたし、キャプテンにもしっかり犠牲フライという形で打点が入ったのは良かったです。


前日がブルペンデーだったため、連投となった投手も多かったですが、月曜が休みという事もあり、若林を外して今村をもベンチに入れてのスクランブル体制。
7回に中川を持ってきたことで、8回はどうするんだろう?と思っていましたが、ビーディがしっかり仕事をしたのは助かりました
チェンジアップがキレキレで、非常に安定感があり、これが続けられるのであれば、7回、8回は相手の左右に合わせて、中川、ビーディを使い分けることが出来ますし、鈴木をその前に回すことが出来ます。
大江、高梨、菊池に関しては、一人一殺で6回を、7、8回でピンチを迎えればそこでワンポイントという使い方も出来るので、運用の幅が広がりますね


あとは、疲労度に応じて、菊池、田中千晴をうまく起用するでしょうし、ビハインド時には今村を使うことになるでしょうか?


今週には、メンデス、グリフィンの先発復帰も予定されていますから、それに応じて、ブルペンの様相も変わってくるでしょうし、個人的には平内、直江にも戻ってきて欲しい。
最後は大勢一択で、彼が打たれたら諦めるしかないのが現状ですが、その前という事に関しては、固定パターンではなく、臨機応変につぎ込むという形が、今後の運用形態になるでしょう。


このゲームでは、梶谷をスパっと代えて、オコエに切り替えて結果を出すなど、原監督の決断も冴えていましたので、そういうタイミング面も含めて、チームがまとまって、うまくハマった勝利だと思います。


オリックスソフトバンクとのビジター6連戦という厳しい戦いを、勝ち越すことが出来たのは嬉しい計算外で、選手たちには拍手です。


残り2カード、DeNAと1位タイで、今週はホームでの6連戦で、交流戦優勝というのも見えてきていますがこういう流れでコロっと負けるってのも今季の巨人の特徴ですし、全チームに交流戦優勝のチャンスがあるという特異なシーズンになっているので、残りのカードを引き締めて戦って欲しいですが、チャンスがある以上は狙って欲しいですね。


追記
GetSports「88世代の現在地」って特集で、柳田、秋山、マエケン、宮崎が出ていました。
巨人関係でいえば、坂本、梶谷、ロッテに行った澤村もそれにあたります。
いわゆる、ハンカチ世代ということになるでしょうが、当のハンカチ王子は引退しています。他にはマー君、大野、etc といったところでしょうか?
ベテランと言われ、衰えを心配されている世代ですが、まだまだ主力であることには変わりありませんし、若武者には負けないという気マンマンのようで頼もしい世代です。
その前には松坂世代もありましたし、巨人では菅野世代ということで、丸、中田、小林もおります。
これからの巨人は戸郷世代(私が勝手に言ってることですけど(笑))が引っ張ってゆくことになるのでしょうが、
先日は大谷世代と言っていいのかな?鈴木誠也とのハグのシーンなどがメディアで話題になりましたが、突出した選手がいると、それに負けまいとライバルたちが死力を削り、世代のレベルが上がるということはよくあることです
同じ年齢のトップ選手たちは幼少期から対戦することも多く、互いのことを良く知ってますから、プロに入ってからも横のつながりが強くて、特に88世代は皆、仲が良いですね


秋山は今シーズンチームをけん引していますし、ギータはスイングをコンパクトに変えて、変身した姿を見せ、宮崎は素晴らしい打率を残しています。
マエケンの復活も楽しみですし、坂本もここにきて、状態を上げ来ました。
彼らにおんぶに抱っこではいけない野球界ですが、いずれも時代に名を残す選手たち。
まだまだ躍動する姿を見ていたい!と思う野球ファンは多いでしょう。

 

追記2

日本大学野球大会も見ていましたが、青山学院優勝おめでとうございます!

常廣投手、いいピッチングでしたね!

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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