ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/14 巨人 3-4 阪神 → 阪神球団及びファンの皆様おめでとうございます。

対  阪神  5勝17敗1分 甲子園球場

勝利投手:才木 (8勝5敗0S) 
セーブ :岩崎 (3勝2敗32S) 
敗戦投手:赤星 (3勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星→今村→菊地 捕手:岸田→大城
阪神:才木→岩貞→石井→島本→岩崎 捕手:坂本

本塁打
巨人:岡本和 39号(7回表ソロ)、坂本 19号(9回表ソロ) 
阪神:佐藤輝 20号(6回裏2ラン) 

GAORA にて観戦 解説:糸井嘉男 実況:中井雅之
(実際の解説は副音声のビジボ 清水隆行宮崎瑠依
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230914_26001_1/)
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遅くなりました。


どういうレポートにするか、迷いに迷いまくって、いつも以上に書き出しが遅れてしまった・・・結局は、思ったまま書くか、ってことで、観戦メモを見ながらのブログになるかと思います。

 

5勝17敗1分ですか・・・改めてみると、随分と派手にやられたシーズンだなと実感します。


まぁ、よそのチームもやられているから、ここまで阪神は独走で優勝出来ているわけですけど、対戦が五分であったなら、巨人もAクラスには入っていて、首位は遠いながらも熾烈な2位争いを今頃してたんじゃないかなぁ~って思うと、反省しか出てこないです。


カープもそうですが、とにかく、今季は下位チーム相手に勢いつけて、上位に挑んで返り討ちってのが多すぎたわけで、このカードの前にも、カードの途中にも何度も「返り討ち」ってキーワードを繰り返しました。


このゲームを見ながらも、そういや巨人が強かった時は「この3連戦をスイープすれば、まだ勝負はわからない!」って意気込んでくる阪神を相手に「返り討ち」したなぁ~としみじみ思い出すと共に、その時の阪神ファンの気持ちが痛いほど理解できました。


前日のレポートでは「いっそのこと目の前で胴上げを見ることで、来季へのモチベーションに」なんて書きましたけど、現実にはAクラス争いをしている最中ですから、当然負けて欲しくないわけです。
さっさと勝利して球場を後にし、甲子園に残った阪神ナインとファンが広島の試合結果を見つめながら、遅ればせながら歓喜を味わう。巨人ナインは「阪神優勝決まったのね・・・」くらいの気持ちで次へ向かう。でいいかなぁ~って思ってましたが、現実は残酷でした。


両チームともに死力を尽くしての戦いなわけですけど、この3連戦を通じて率直に思ったのは「ツキが無かった」「野球の神様が阪神に微笑んでいる」といった、オカルトめいた部分もあったかなぁ~と。それを呼び込むのが「チームの強さ」というのがあり、ノムさん「勝ちに不思議な勝ちあり」という名言にも繋がってくるんじゃないかと思いますが、先日の岡田の当たりがピッチャー強襲からのセカンド中野へのアシストになってしまった場面が最も象徴的で、このゲームでも良い当たりがことごとく野手の正面に行ってしまうという、選手にとっては「どうしたらいい?」って首を傾げてしまうような場面があったのも事実かと思います。


もっとも、それを演出した阪神バッテリーが素晴らしかったわけですけど、球場の空気や、ここに至るまでの流れなど、目に見えない何かが後押ししているような感じは受けました。


先発の赤星は大役を担って、緊張感のあるマウンドに立ったと思います。
初回からいきなりピンチでどうなることかと思いましたが、ゲッツーで凌ぎ、4回のノーアウト満塁も無失点で切り抜けました。ピッチング内容としては、良かった点も反省点もあったと思いますが、ゲーム全体を通じては、成長度合いを見せてくれましたし、かつての課題だった弱弱しさは完全に息をひそめて、自分のやってきたことを信じて投げる姿には頼もしさを感じたので、敗戦投手となり、自身は借金2となってますが、むしろ期待値は上がったと思っています。
(バッティングでもフルスイングで攻撃的なところを見せてくれたのは評価が高い)


タラレバを言うなら、サトテルの2ランだけが余計だったかなぁ~ってくらいで、悔いは残るだろうけど、これもまた次回への課題にしてもらいたい。


岡田監督的には明日以降がどうであれ、このゲームはブルペン全員使ってもいいくらいに考えていただろうし、とにかく1点ではなく、先に3点取られた時点で、気持ちの中では「ほぼゲームセット」に近かっただけに、キャプテンの意地の一発、大城のタイムリー、旧キャプテンの意地は、少し相手にヒヤっとさせてくれたかな?
惜しむらくはどちらもソロだったというのが残念ではありましたが、前2試合は、ほぼ無抵抗で終わってしまったので、少しでも希望を見せてくれたという点では、良かったかと思います。


(まぁ、結局はそれも最後を盛り上げるための演出みたいになっちゃいましたが…)


ただ、やっぱり阪神強かったですし、こちらは弱かったです。


素直に、阪神の選手、首脳陣、それを支える球団スタッフ、そしてファンの方々にお祝いを申し上げたいですし、この強さはしばらく続くと思うので、打倒するためにはどうするのか、こちらのモチベーションに変えて残りも挑んでゆきたいと思います。
願わくば、何とかCSに持ち込んで、この悔しさを糧に変えた成果を見せるチャンスがあればと思いますが、ベンチ内の若い選手の胴上げを見ている顔を見ると、気持ちも新たに何かが燃えてきてくれるのではないかという期待感は持っています。


とはいえ、まだシーズンが終わったわけではありませんから、これをバネに今日からのゲームに集中しましょう。


岡本が39号、坂本が19号なので、共にキリの良いところはクリアしたいですし、特に岡本は自己最多ホームランがかかってますから、40はクリアした上で、東京ドーム100号もシーズン中に達成して欲しいです。
ホームランキングは残り試合を考えるとセーフティな気がしますが、村上もモードに入ると固め打ちしてきますので、油断はできませんし、打率はともかく、打点はまだまだ射程圏内ですから、2冠を手にして欲しいと思います、それがイコール チームの勝利にも繋がるわけですから。


追記:
糸井氏の解説も聞きたかったんですが、このゲームくらい敵地でも巨人寄りの解説が聞きたかったんで、副音声のビジボで清水隆行宮崎瑠依の二人の会話を楽しみました。
普段、G+の解説ではあまり選手を褒めないし、ちょっとナナメ上からだったり、余り面白みの無い解説をする清水氏ですけど、副音声となるとはっちゃけますね(笑)
普段から、こんな解説したらいいのに…宮崎瑠依さんはさまぁ~ずさんの番組でもお馴染み、巨人ファンなら「旦那は元ベイスターズ(荒波翔)なのに大丈夫?」って心配になるほどの巨人ファン。個人的にはNHK BSでMLBの番組やってたちょっと前くらいからのファンですけど、感情むき出しの副音声はめっちゃ楽しかったです。
ビジボは上原氏と上田まりえコンビも面白いんですけどね。

 

追記2:

マスコミに一言・・・今の若い子は18年前の騒ぎを実感として持ってないです。以前のビデオを出して、道頓堀にマスコミが殺到し、警察も警備を厳重化する。「おい、押すなよ!」ってフリをしているようにしか見えませんでした。

テレビカメラなく、警察もいなくて、人もただ普通に歩いているだけ・・・そんな状態なら飛び込む人もいないでしょう。今回の件は、飛び込んだ人、煽った周りの人も悪いですが、マスコミにも責任があると思います。

(それは、W杯の渋谷や同じく渋谷のハロウィンも同じ。まるで、事件が起きるのを待っているかのような対応に違和感よりもイラ立ちを感じます)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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