ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/15 巨人 7-0 中日 → やればぁ~~~出来る!(By ティモンディ 高岸)

対  中日  14勝7敗1分 バンテリンドーム

勝利投手:戸郷 (11勝5敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:仲地 (1勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷→平内 捕手:大城→小林
中日:仲地→勝野→福→清水→祖父江 捕手:宇佐見→石橋

本塁打
巨人:岡本和 40号(4回表ソロ)、坂本 20号(4回表ソロ)、中田翔 14号(4回表ソロ)
   中田翔 15号(6回表2ラン) 
中日:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:平田良介 実況:榊原悠介
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230915_19021_1/)
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恐らく、多くの巨人ファンが思ったこと


甲子園での3連戦でこれが見たかったわぁ~~~


ではないでしょうか?(笑)


まぁ、私としても率直な感想は「ソレ」です。


7点のうち、5点がホームランやんけ!ってツッコまれようが、それが今の巨人の戦い方なんで、そこはもう受け入れるしかありませんが、前回、点が取れなかった仲地相手に、敵地で戦うにあたって、それなりに予習が出来てました。
仲地のスライダーが甘いという前回とは違うところはありましたし、スライダーが甘いのにチームとしてはストレート狙いに行っているような序盤でチグハグなところはありましたが、そのあたりはゲーム中に修正出来ていた感じ。


打線としては中田が復帰しました。もはや、門脇はスタメンから外せない選手になったので、キャプテンは原監督が以前に明言した通りレフトへ。


その上で、ライト長野、梶谷をンターという変則的な外野になりましたが、その分、内野に関しては鉄壁。来期以降のことを考えるのであれば、センター岡田、ライト秋広なんて期待もしたくなりますが、まだそこまで信頼を勝ち取り切れていないことを考えると、仕方ないとこでしょうか?
チームはまだCS争いはしている状況なので、お兄ちゃんの力を借りるという布陣なのでしょう。


(結果的には、梶谷も長野も得点には絡めませんでしたけど)


同い年対決の戸郷と仲地は前回、どちらにも土がつかず、見事な投げ合いで、これからも対戦も楽しみだと書きましたけど、このゲームでは経験値の差が出てしまいましたかね。
戸郷は前回同様、リキみを抑えたピッチングで、対策は練ってきているであろう中日打線に対しても、スタンスを変えることなく自分の投球を貫いてました。
恐らく、最後まで投げろと言われれば、8回で94球でしたし、余裕で投げ切れたと思いますが最多勝を争っていて、沢村賞も視野に・・・的な状況であればそれもあったでしょう。
ただ、現実は最多勝は正直厳しい、200イニングも残り試合を考えると現実的ではない、という中において、点差も考えれば続投させる理由もありませんでしたから、今後のことを見据えての降板で、本人も納得でしょう。
(むしろもっと早く降板させてもいいくらいだった)


まぁ、勝てなかった時期を経て、モヤモヤが吹き飛んでくれれば、それでいいと思っていますし、前回からのピッチングに手ごたえを感じているでしょうから、場合によっては中5日とか4日とかでも本人は投げるつもりでいると思うので、久々の勝利を手にした喜びをかみしめつつ、次なる戦いへ向けて英気を養って欲しいと思います。


ぶっちゃけ、中田は戻ってきても代打要員だと思っていたので、スタメンは予想の斜め上でしたけど、いや、気持ちの入ったバッティングでしたね。
モヤモヤを吹き飛ばすような荒々しい打席になるかと予想してましたけど、すごく冷静に相手のピッチングを分析しながら対処していたように見えました。
1打席目の犠牲フライも、もしリキんでいたら僅かにバットは下に入って、内野フライになりそうなところでしたが、しっかりレフトの深いところまで飛ばしたのを見た時に「意外と冷静」だと思いましたし、復帰1打席目で打点が取れたことで、以降の打席も余裕をもって入れていたように見えた。


欲を言えば、逆方向への打球が見たかったですけど、それを必要としないくらい、ボールが見えていたんでしょうね。


主力選手とはいえ、来季の起用に関しては不透明な立場にいますし、今の巨人の立ち位置に対する責任感もあるでしょうから、ここからの活躍に期待。


そして、逆転CSに向けて弾みをつけてくれたのは、甲子園での最終戦に意地を見せてくれた新旧キャプテンのアベック弾
これが甲子園3連戦で数多く見れていたら・・・・って巨人ファンのタラレバが聞こえてきそうですけど(笑)
逆に、最後に意地を見せた流れが、目の前で胴上げを見て、改めて気持ちを切り替えれた結果なのだと思って、前向きに捉えます。
前日のレポートで「これをバネに今日からのゲームに集中しましょう」と書いた手前、このゲームの内容が大事だと注目していたので、岡田のタイムリーや秋広の代打ヒット、門脇の2安打を含む3出塁+1犠打、笑っちゃいけないけど小林の今季初ヒットなど、悔しさは確かに糧になってるかな?ってところが見えたのは良かったと思います。


DeNAも広島も勝利しているので、立ち位置は変わらずですけど、とにかく嫌な空気を払拭する勝利になったのは確か。
結局、下位に勝って上位に負けるんかよ!ってのはあるんですけど、ここで相性の良かった相手にまで負けると、泥沼にハマリそうですから、そういう点でも良かったのではないでしょうか?


今週は7連戦ですから、ブルペンを疲弊しなかったのは良いですし、平内もいきなりの四球で一瞬焦りましたが、落ち着いてゲームを締めてくれたので、期待に応えられなかったシーズンではありますが、残り試合ではフル回転で頑張って欲しいです

 

追記:
久しぶりに平田の解説を聞きながら見ましたけど、まだ現役感が残っているだけに、なかなかに面白い解説でした。
若い選手は「**選手は」というのに、長野は「長野さん」とか言っちゃうあたり、まだまだ解説というよりグラウンドに立っているような感じで話をしているような・・・
また配球への解説や、とにかく相手投手に球数を投げさせることに拘っているような話しぶりは、「なるほど、現役時代はこういう風に考えて、打席にたっていたんだな」と思わせてくれて面白かったです。
解説慣れしてて正論を並べるようなベテランより、現役感覚が残っていて「自分だったら・・・」みたいな視点で解説してくれる若い解説者の方が面白い。

 


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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