ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」3/30 巨人 5-0 阪神 → 初戦の再現かのようなファインプレーからのホームラン

対  阪神  2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:グリフィン (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:大竹 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:グリフィン、西舘、バルドナード、堀田 捕手:大城卓
阪神:大竹、桐敷、石井、門別 捕手:坂本、梅野

本塁打
巨人:岡本和 1号(6回裏2ラン)、坂本 1号(6回裏ソロ) 
阪神

日テレG+ にて観戦 解説:北脇太基 実況:村田真一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240330_8003_1/)
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プロ野球ニュースで2日連続でPlay Of The Day に巨人の選手が出るのは、どれくらいぶりだろう?(去年の門脇の時あったかな?)


まず、スターティングメンバ―ですが、恐らく原監督であれば、左投手になるってところで、オーダーを変更していた可能性が高かったと思いますが、そもそも右でスタメンアはれるような選手が少ないってのもあるし、何より阿部監督は「結果を出せば使うよ」の公言通り、主力以外、結果を出した選手は使ってくれたのは嬉しかったですね。


先発のグリフィンは立ち上がりに苦しみ、丁寧に投げようとして空回りしていた印象。
ピンチは作るのだが、なんとか踏ん張っているところは前日の戸郷と被る。
ただ、それは逆に言うと、チャンスを作っても点が取れないという阪神ベンチにとっては、非常にストレスのたまる展開で、その象徴的なプレーが岡本のファインプレーからのゲッツー、1、3塁からの西舘の無失点ピッチングだったのではないでしょうか?

 

単なるファインプレーだけではなく、ゲッツーにしたことが大きかった



どちらも1点は覚悟の場面でしたから、そこを無失点で凌いだことで、こちらには勢いが生まれますし、阪神サイドには焦りが生まれることになりました。


去年は積極的な走塁と機動力を使った攻撃に苦労しましたから、初戦、2戦目とそれを選手の美技で防ぎつつ、相手に精神的ダメージを与えたという点で、素晴らしかったと思います。


その岡本、前日も紙一重のバッティングをしていたので、心配していないと書きましたが、1打席目でヒットが出たことで、かなり楽になったように見えました。あまりにもヒットが出ないと、打ちたくてボール球にも手を出してしまうようになり、かえってバッティングを狂わせることになりますが、ヒットが出たことで2打席目も四球を選ぶことが出来ましたし、ファインプレー後の興奮が身体に残ったまま、岡本らしいホームランを打ってくれました
今季は去年にも増して身体を絞ったと言ってましたし、その通り、攻守に渡って身体のキレは良さそうです。いつもスロースターターな岡本が開幕からチームを引っ張ってくれるよウになれば、若武者の多い新メンバーにとって、特に佐々木、門脇はどんな形でも出塁さえすればという形が作れ、強引なバッティングではなく、出ることを意識したバッティングになってくれるのではないかと、好循環に期待しています。


とはいえ、相手の大竹は相変わらず、四隅をキッチリ攻めてくる素晴らしいピッチングでした。5回あたりから球が浮き始めたので、続投してくれたらチャンスあるかなぁ~と思っていたところでの一発でしたから、岡田監督も悔いを残したかもしれません。
(決して悪い球では無かったけれど、松原を気にしながらという場面でしたから、代走を出した阿部監督は見事でしたし、そのすきを突いた岡本もアッパレです)


昨年はホームラン頼みだということを開幕前記事でやんわりと否定しましたが、好投手相手の時は連打が望めないので、一発で流れを変えるというのが大事なのも事実
特に東京ドームでは、そういう場面を1度でいいから作ることが勝利の鍵を握ることになるので、その点でも大きな先取点となったのは間違いないです。


続く坂本にも待望の一発が出て、3点差となりましたから、ここでようやく落ち着いてみられるという展開になりましたし、あとは大城に快音が出ればチームの序盤の戦いとしては完璧でしょうか?


6回終って3点差ですし、グリフィンはもともとオープン戦でも球数投げてないので、そこで降板でも良かったような気がしますが、球数を決めていたのか、それとも本人の直訴だったのかは不明。
ただ、ピンチを作ってしまいます。


正直、西舘の必要ある?他にも投げたい投手いるでしょ?って思った西舘の連投でしたが、マウンド度胸と力押し出来るピッチング、制球に苦しまないというスタイルが、この場面でも生きました。
1点はしゃーないという場面とはいえ、ピンチの局面でしたから、そういうところでも自分のピッチングが出来るということを証明したという意味では、また一つ信頼度があがったことになるでしょう。
恐らく今日は投げないでしょうから、西舘を必要としない展開になってくれることを願います。


それにしても、やっぱり近本は怖ぇ~~~~~


去年阪神にあれだけやられたのは、ひとえにチカナカコンビにやられたところが大きく、とにかく、この二人を封じない事には勝てませんから、この二人に如何に仕事をさせないかという事をバッテリーには全力で集中して欲しいです。
こちらとしては、かつて松原がブレイクしかけた時に、吉川、松原のコンビが、その役割を担ってくれると思ってましたが、残念ながら、そういう1、2番は作れませんでした。
今季は何とか佐々木、門脇というコンビが出塁しまくり走りまくるといったような陣容で相手にプレッシャーをかけられるような形が作れれば、岡本、坂本に数多くのチャンスが回ってくることになるので、そこに期待したいですし、その座を狙っている萩尾や泉口も黙ってはいないでしょうから、1、2番争いというのは今シーズンの巨人の注目ポイントになりそうです。
(浅野にはまだ早い気がするけど、いずれは浅野もそこに名を連ねてくるようになるでしょう)


ダメ押しとなるタイムリーを打った松原も、去年までであれば、追い込まれてからもマン振りして三振してしまうようなところ、今シーズンはきっちりとセンター方向を意識しているのは成長の証。コレを続けてくれれば1番候補にもなりえますし、8番から上位へチャンスメークすることもできます。
今はこのゲームのように代走からの守備固め、打席も1度あるかないかという使われ方をしそうな気がしますが(重信との争いですね)、少ないチャンスをモノにして1軍に居続けられるような活躍を期待したいです。


ただ、そのおかげで、中川、大勢を休ませ、バルドナード、堀田を登板させられたのは良かった。二人とも崩れることなく、3人で押さえて今季がスタートしました。
特に堀田は大勢に何かあった際のストッパー候補としても期待されている投手なので、ファンの期待も大きいです。
制球が課題ですが、ボールが先行してからもカウントを取り戻したところは今季の初マウンドとしては評価は高いのではないでしょうか?


赤星、ケラー、松井、船迫らにも早く投げさせてやりたいでしょうから、勝ち越しが決まった後だけに、今日は彼らにも出番があるかもしれません。


今日の先発は 高橋礼と才木
これまた難敵ですが、高橋礼がどこまで阪神打線に通用するかは楽しみです。アンダースローに苦労するようなところが見えれば、何度となく送り込むようなローテにするかもしれません。
一方でローテの座を狙う若武者も多いですから、少しでも乱れるそぶりを見せれば、取って代わられるので、まだ初登板とはいえ、高橋にとっては大事な登板となるでしょう。

 

追記:
地上波は原前監督、江川氏の解説だったので、地上波が始まってからはそちらに切り替え、所々でG+とザッピング。
グリフィンのことを「ファイター」と原さんらしい言い回しをしたり、阪神の選手の印象を話したりなど、昨年の指揮官ならではのホットな情報も聞けて面白かったです。
今日は中畑氏、能見氏のダブル解説。能見氏の解説はわかりやすくて面白いので、楽しみにしときたいと思います。

 


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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