ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」11/7 巨 4-2 阪神 → 連勝でファイナル進出!今日は守備の勝利

阪神 2勝0敗0分 甲子園球場

勝利投手:高 木 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :ビエイラ 2試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:青 柳 1試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:高橋→高木→戸郷→高梨→鍵谷→デラロサ→中川→ビエイラ 捕手:大城→小林
阪神:青柳→伊藤将→アルカンタラ→岩崎→スアレス 捕手:梅野→坂本

本塁打
巨人:
阪神

NHK BS1 にて観戦 解説:宮本慎也 実況:伊藤慶太
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202111071index.html)
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最初にテレビ観戦あるあるでも…


NHK BS1 にて観戦」って書いてますが、先取点取られた時点で GAORAに鞍替え。宮本氏の解説に納得できないところもあったので、ってのもあるけど、割と旗色が悪くなると、「このチャンネルで見てるせいか?」ってなって、他のチャンネルに変える事しばしば。
巨人主催だと、日テレG+、BS日テレBS日テレ4KにDAZN と視聴の幅は広がるし、時に地上波だったり、NHK BSだったりが放送するなんてこともある。
その時々、旗色が良いと思われるチャンネルに変える事ありますが、今日に関してはNHK BS1 で先に点を取られたので、GAORAに変えたら逆転!川相氏の解説も心地よかったので、そのままにしていたら厳しい場面でもなんとか凌いでの勝利!結果、正解でした(笑)


昔からのクセですが、皆さんにもそんなことあるでしょうか?


というくだらない話から始めましたが、今日のゲームは本当に厳しかった!


まずは高橋優から、最終的に最多勝は取れず、特に10月は5回持たないケースも多くて、心配していたものの、フェニックスではまぁまぁのピッチング。ある程度、疲労も抜けてるはずで、気持ちの切り替えも出来ているだろうという期待のもとに見ていたのですが、ちょっと厳しかったですね。
ストレートを見せ球に変化球で打ち取るのが基本スタイルだと思いますが、四球を恐れて狙いきれない中、結果的にカウントを悪くしてしまうというピッチング。
桑田流に言えば、「ここはボールでイイ、ここは甘くなってもいいから力押しで」みたいな判断が出来ず、冷静に投げれていなかった印象。サトテルに打たれた場面も大城はボールでいいという配球をしたのだが、四球を嫌がって真ん中近辺に投げてしまってのタイムリー。
そこに意図して投げたのなら、まだ押し込めたのかもしれないが、四球を嫌がってのボールであれば、バットに当たった後の伸びが違ってくるので、打たれるべくして打たれたなと…


阪神打線は本来、高橋優を苦手としていたはずなので、もっと堂々と投げていればよかったのに、ちょっと舞い上がっていた感は否めないから、交代もやむなしかと。
とはいえ、今季、巨人で一番勝っている投手、あと一歩で最多勝を逃した相手との投げ合いだったわけで、もっと悔しさをぶつけるような強気なピッチングが見たかったから、そこは残念。自身の後半の失速も含めて、オフにもう一度鍛え直して欲しいところ、とはいえ、病み上がりのシーズンで1年戦ったことは自信にしてもらいたい
まだ、この先投げるチャンスがあると思うので、次こそは自信満々で投げる姿が見たいです。


ってことで、いきなり2回からの継投ゲームとなってしまいましが、結果が示すように、とにかくピンチを作りながら7人の投手が踏ん張って、よく持ちこたえました。ヤバい!ってなった時には躊躇なく代える必要がある短期決戦ですが、まさにそんな感じ。中でも中継ぎ待機していた戸郷がいたから、高橋優を早目に見切ることが出来たわけで、その英断も良かったと思います(ペナントだったら桜井の出番だったでしょうから・・・)。内容的には不安定で、よく0点で抑えられたなというところはありますが、もともとメンタルは強い投手なので、淡々と投げれたのは次に繋がるでしょう。次のファイナルではどうなるかわかりませんが、ロングリリーフを任せられる投手が畠しかいなかったので、それを見越しての抜擢だと思いますから、この試合に関してはブルペンメンバーの構成の妙が出たのではないかと。


一方の阪神も青柳を早期降板させ、伊藤をロングリリーフとして送り出したのでしょうが、ビハインドであることもあって、アルカンタラを予定より早く出すことになり、今度はそれがネックとなって岩崎を早目にだすことになり、さらに回跨ぎをさせることになってしまって、それが失点に繋がった。
決して巨人のブルペンが分厚いとは言わないが、桜井、田中豊といったビハインド要員を外して、考えられる限りの勝ちパに相当するメンバーだけを集めたことが功を奏したと言って良かったのかもしれない。
(負けたら終わりのトーナメントに近い短期決戦では、そもそもビハインド要員はいらないし)


まぁ、抑えられたのも阪神側の拙攻によるとこもあり、助けられた部分は否めないけれど、今は結果が全て。
3回以降無失点リレーをしたということを自信にして、また一丸となってくれればいい。
(今日で決めきるつもりなら、ファイナルまで2日休めるし)


ただ、守り切れたのは投手だけでなく、守備面でのプレーも大きかった、中でも若林のゲッツー処理はお見事!
慣れないサードを任せることに不安しか無かったのですが、レフトの守備も含めて左側での守備はイケる!ってのを見せてくれたと思います(なので、セカンド、ファーストはやめておきましょう(笑))。バッティングでの貢献は無かったものの、追い越したあとに失点を防いだあのプレーはチームを救いました。
それと、丸の好捕球、あれもワンバウンドで取るか、後ろにそらしていたら、その後どうなるかわからなかったので、素晴らしい守備でした。


その丸は、前日のタイムリーも含めて今日も勝ち越し打。短期決戦での丸は広島時代を含めて、決して良いという印象は無かったのですが、何とかチームに貢献したい、仲の良い岡本が出れない分も背負って活躍したいという思いが、1塁へのヘッスラであり、守備でのファインプレーであり、昨日今日のタイムリーに繋がっているという点で、CSのラッキーボーイはウィーラー、廣岡か?と思っていたところで、丸が本命に浮上したと確信しました。


そのまま攻撃面での話に入りますが、この試合は1点を争う試合ではないと判断したのか、それとも前日の送りバント攻勢の裏をかこうとしたのか、初回に松原が出た後に若林に送らせなかったのは、ちょっとびっくり。結果的に失敗に終わりましたが、阪神サイドは「あれ?昨日と違う」って困惑したでしょうね、そしてそれが3回の八百板の場面でも生きてきたように思います。
普通に考えれば、送らせて上位に繋ごうというところ、八百板に打たせるという判断は私も想定外でした。
川相氏が指摘してたところでもありますが、恐らく阪神ベンチも同じ気持ちだったでしょう、それが中途半端な守備体系となり、ライト前ヒットに繋がりました。
DeNA戦での勝負強いバッティングと、練習での好調さをかわれての起用。
もともとシーズン序盤から八百板推しだった私としては、ここにきてようやく評価されてきていることに嬉しさを感じると共に、大事な場面で結果を出したことに喜びMAX!
亀井の引退によって、外野枠、左の代打枠はチャンスがありますから、このまま「持ってる男」として存在感を発揮して欲しいなと願っています。
(失敗していれば、逆に采配が叩かれるところでしたが、転がしさえすればゲッツーになりにくい足も持っていますので、それも計算してのことでしょう、ただ、それでも結果を出すことが素晴らしい)


そして序盤で「今日は犠打は無い?」と思わせておいてからの、丸のセーフティからの亀様の送りバント
これは見事に決まりましたね。相手の守備の隙をついたということもありますが、主力選手が見事に決めるのですから、他の選手への刺激にならないわけがないばかりか、チャンスで主力にバントを命じられない阪神打線との差も浮き彫りになりました。今日はウィーラーはだめ?って思わせておいて、貴重な犠牲フライ。1点差ならどうなるかわからないところで、2点差にしたのは本当に大きかったので、これもまた9月、10月には見られなかった光景で、相手の隙と僅かなチャンスをモノにしたという点で大きなプレーが連続した場面でした。
(ウィーラー敬遠されたらどうしようかと・・・)


一方でピッチャーゴロの処理、大山の守備など、相手のミスに助けられた試合でもあります。この2試合は敵地でありながら、巨人側の堅い守備が光りますが、一方で阪神側にミスが出たことが大きかったですし、それを得点に結びつけられたことが勝因になりました。
もともと、こういう試合をするのが巨人と阪神との戦いでもあったはずなのに、後半戦はそれが出来なかったのは残念ですが、ペナントが終わって期間が空いたことで、その辺がリセットできたのは素晴らしかったです。


4番不在を感じさせない勝利となりましたが、次の戦いは、さらに難しくなります。屋外のナイターは寒さとの戦いでもありますし、ヤクルト打線との戦いでは、送りバントでアウトを1つ献上してでも1点を取るというよりも、2点、3点を取りに行くという采配が必要になるかもしれません。


坂本の状態が上がってくれることを願いますが、松原が以前の大振りから逆方向を意識したスイングに変わっているのは良いなと思います、タイムリーも出ていますし、このまま打席で粘れるようになれば、より1番打者としての存在感が増してくるでしょう。この試合で、チカナカコンビが1、2番に戻ったのが非常に脅威でしたが、やはり巨人は松原、吉川のマツヨシ(マツナオ?)コンビが機能するようになってくれないと、なかなか相手にプレッシャーを与えられません、岡本不在ということで、廣岡、若林と2番を試しましたが、出来れば次なる戦いでは、コンビを復活させて欲しい。


マツヨシからの、サカオカマルが今の巨人の最終系だと思うので、岡本が復帰出来ないかもしれないのは考慮の上で、目の前の戦いのみならず、来季への期待を抱かせるような攻撃を見せてくれることを期待しています。


これで、まだしばらくこのレポートも続けられそうです、皆さまあともう少しお付き合いいただけたら幸いです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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