ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/4 巨人 4-1 ヤクルト → 菅野10勝ゲット!チームも勝ち越しで9連戦に挑む!

対 ヤクルト  10勝7敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅野 (10勝2敗0S) 
セーブ :大勢 (1勝1敗17S) 
敗戦投手:石川 (1勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野、高梨、大勢 捕手:小林
ヤクルト:石川、ロドリゲス、山本、石山 捕手:西田、中村

本塁打
巨人:https://www.giants.jp/game/20240804_8003_1/
ヤクルト:

日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二宮本和知 実況:平川健太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240804_8003_1/)
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心無い人からは菅野が勝てているのは、エースクラスと対戦してないからだと言われますが、投高打低の今季のペナントでは、正直あまり関係ないなという印象。
それ以上に失点してもズルズル行かないとか、ここ一番で凌ぎきるという能力においては、若い投手よりも経験値が上な分、まだまだ一日の長があるように見える。
それは思ったように身体が動いてこそなので、去年までの反省を踏まえ、、コンディション作りに余念のないシーズンを過ごしている証。
一番やってはいけないことは長期離脱になるから、少しでも異変を感じれば隠さずチームへ報告し、最短でもローテ1回飛ばす程度で済ませているのも、チームへの献身性の表れだと思う。


本人も野球人生を賭けているとコメントしていたが、良い意味で今季取り組んでいることが、今後の菅野の野球人生のターニングポイントになるのではないかと予想している評論家は多いし、ファンも同じように期待している。
以前のように他を圧倒するパフォーマンスは出来なくても、打てそうで打てない勝てる投手として、長く野球界に居続けて欲しいし、若手にとっての見本であり、刺激になり続けて欲しい。


菅野に憧れて投手を目指した若手も球団を問わずいるだろうし、去年の成績では何を言っても説得力がなかったかもしれないが、今季に関してはキャンプでの取り組みから若手の手本となり、圧倒するチーム内成績は全ての行動と言動に説得力を持たせていると思う。


少なからず、エースとしての戸郷の精神的負担の軽減にもなっていると思うし、そもそもバッテリーを組んでいた阿部が監督として支えていてくれているというのは、叔父であった原前監督の時に比べて、また違った感覚で過ごせているのではないだろうか?


個人的には、これまで何度も言ってきたように、かつての山本昌投手のように40歳を過ぎても現役で投げていられるような、野球道の追及をして欲しいと思っているので、衰えて行く体力と消えないモチベーションのバランスを保ちながら、年齢なりのピッチングのスキル向上に努めて欲しい(同時にコンディション維持の秘訣なども)。
それが、いずれ指導者になった時の引き出しに繋がってゆくだろうし


その菅野の目指す先に居るであろう一人である石川投手との今季初対戦。巨人としては特段苦手にしている意識は無いと思うが、かといって圧倒出来ているかといえばそうではなく、石川の投球術というかテクニックには毎度苦労させられているイメージ。
このゲームでも、何とか立ち上がりに攻めて、大城のタイムリーで先制はしたものの、以降は交わされて点が取れなかったわけで、初回が無ければ5イニング無失点という結果に終わっていただけでなく、0-1で勝利投手の権利を持ったまま石川が降板するということもあり得たわけで、紙一重の勝利だった。


最終的には岡本の犠牲フライ、坂本の久しぶりの渋いタイムリーが試合を決めることになり、大勢も四死球1個は出しながら、ゲームを締めてくれてよい勝ち方となってカード最終戦を勝ち越しで終わらせることが出来たのは良かった。


前日に続いてマルチ+打点の大城は、バットの出が非常に良い感じ。阿部監督も守備には目を瞑ってと言っているが、岡本レフトが懐疑的な中、モンテスと坂本の起用も含め、なかなか悩ましい人選を毎試合強いられることになっている。
まぁ、昨年のようなネガティブな消去法ではなく、ファームで結果を出している選手も含めたポジティブな悩みであることは大きな違いで、起用がハマれば勝てるし、ハマらなければ苦戦するという感じ。


日によって調子の良し悪しはあれど、1~5番が固定出来ているのが大きな要因ではあるけれど、ヘルナンデスの扱いに関しては、本当に難しい。
ダメかなぁ~と思うと、結果を出したり、ここで欲しい!というところでゲッツーとか三振など、結果のブレが激しいため読みにくい打者ではあるんだけど、逆に言えば、それは相手にとっても同じで、安パイなのか要注意なのか、まだ見極めがついていないような気がする。


ただ、決して自分本意ではなく、何とかしようという意識は本当にビシビシと感じるので、大城が調子いいから岡本の前という意味で大城とヘルナンデスの順番をちょっと変えてみるとか、景色を変えてみることは試してみてもいいなと思う。
(良い時はいじるなが鉄則だから、反対意見多いと思うけど)


さて、甲子園で3連敗し、ホームへ戻っても負けて、4連敗と暗雲立ち込めつつありましたが、最後は連勝で勝ち越しで終わりました。
ヘタしたら次の広島戦は首位好悪防戦でなくなる可能性もあったので、ホッとしているというのが正直な気持ちですが、明後日からは夏場の9連戦が始まります。
巨人は移動はありつつも、9試合全てドーム球場なので幾分負担は少ないかと思いますが、各チームとも、まずこの9連戦が夏場の正念場だと思っているでしょうから、ここで大きく離されないことが、今後の戦いにおいて重要になります。


先日の阪神戦での阿部監督の無理をしなかった継投も、半分はこのためだったと思っているので、その、貯めた力を存分に発揮して欲しいと思いますし、この連戦での消耗がそのまま、その後の戦い方にも影響してくるわけで、各チームとも思い描いているシナリオがあるでしょうから、どうなるのかは本当に興味深いです。


とはいえ、巨人は阪神、広島との週初めのカードを戦うために、山崎、グリフィン、戸郷をここに固めてきたわけですから、最低でもカープを迎えての9連戦最初のカードは勝ち越しが必須となり、そこでコケるとすべての思惑が狂ってしまいますから、いきなり大一番という戦いが待っています。


この表ローテ三人衆が前回の反省を踏まえ、どういう風に、修正、切り替えを行うのか、そこのみが勝負を分けそうな、そんな戦いになりそうです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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