ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4月9日 巨人 4-7 中日

巨人 4-7 中日 

4月9日(金)

対 中日:0勝1敗0分

勝利投手:吉見 3試合1勝1敗0S

セーブ:岩瀬 6試合0勝0敗5S

敗戦投手:ゴンザレス3試合1勝2敗0S

・投手リレー

 巨人:ゴンザレス→福田→土本→豊田

      (C:阿部)

 中日:吉見→高橋→浅尾→岩瀬

     (C:谷繁)

ホームラン:

 中日:森野2号ソロ

 巨人:小笠原4号3ラン

同率首位同士の対決となった中日ドラゴンズとの初戦は、先発・ゴンザレスが5点を失う苦しい展開になった。中盤に小笠原の3ランなどで1点差にまで追い上げたが、リリーフ陣も打たれ、最後は4対7と突き放されて敗れた。

Yomiuri Giants Official Web Site より

2回相変わらず不調のゴンザレスが3点の炎上。ストレートは走らない、変化球は高めに浮く、左右ギリギリの球が真ん中に寄る・・・という最悪の状態。ところどころ立ち直りかけているような投球を見せるから余計にたちが悪い。

中継ぎに昨日、久保と金刀を無理させてコマ不足になっているからか、もっと早くに変えていいのに5回まで引っ張るもんだから余計な2点を与えてしまう。

まだ開幕間もないので、ここはいっそのこと後述する亀井と共にファームで再調整したほうがいいのでは?ファームには、ロメロ、リン、ファンとイキのいい外人投手がいるし、星野、村田、辻内そして野間口も虎視眈々と狙っている。

打線が好調な今だからこそ、若手にもっとチャンスを与えてもいいんじゃないかな?

それでも、5回裏に坂本のタイムリーと小笠原の3ランで1点差に追いついた時には「ひょっとして?」と思わせたが、その前の2失点が結局響いての負けとなってしまった。中継ぎが安定している中日に対しては、この5回の3ランで逆転!という状況じゃないと相手にプレッシャーは与えられないなぁ。

そして、ゴンザレス以上に問題なのは、亀井。原監督が直々に指導したからか、先発での出場となったが、結果を残すことが出来ないばかりか足を引っ張ることになってしまった。

それを象徴するのが4回の1アウト満塁の場面。急に崩れた吉見に対し、高めに浮いたフォークボールをレフト線へファール。去年までの亀井ならライトスタンドに入れていた球だ。

状態が前に出て軸がぶれているからあんなファールになってしまう。もっと手元まで引き付けて体の回転で打つのが亀井のスタイルなのに、タイミングが早くなってしまい、さらに結果が出ていないことであせってボール球に手を出している。

結果が出ていないのに、スタメン起用されると谷やヨシノブも不満に思うだろうし、チームの雰囲気が悪くなるだろう。これまたファームでは橋本至がいい状態だし、若い外野手はチャンスをうかがっている。原点に帰るなら、去年のようにファームの選手をドンドン使ってもいいんじゃないかな?それがきっと今年後半にまた利いてくると思うよ>原監督

明日は恐らく東野とチェン。今年のチェンは昨年以上に手がつけられないが、今の1,2番が何とか突破口を開いてくれればチェンのリズムも狂わせられるはず、あとはやはり先発が7回3失点以内で抑えてくれれば・・・・と思うが、今の中日打線の破壊力は巨人と全く互角だからなぁ

と今日は愚痴ってみる