巨人 4-0 西武 5月29日(土) 西武ドーム
対 西武：2勝1敗0分
勝利投手：東 野 10試合 ８勝 １敗 ０S
セーブ ：山 口 21試合 ２勝 ２敗 １S
敗戦投手：帆 足 11試合 ６勝 ３敗 ０S
投手リレー
巨人：東野→久保→越智→山口（Ｃ：阿部）
西武：帆足→野上→田中→谷中（Ｃ：細川→上本）
ホームラン：
巨人：ラミレス17号ソロ、阿部12号ソロ、長野７号ソロ
西武：
交流戦も後半戦となり迎えた埼玉西武ライオンズとの首位対決。両先発による投手戦が予想されたが、巨人が３本の本塁打を含む４点を奪い西武先発の帆足を打ち崩す。東野は６回を無安打に抑える好投。久保、越智、山口のリリーフ陣も西武打線を無失点に抑え、４対０で巨人が勝利。東野は８連勝でリーグトップに並んだ。
Yomiuri Giants Official Web より
パリーグ防御率トップの帆足と今年好調の東野ということで、投げあいが予想される緊張される立ち上がり。初回を３者凡退で抑えられ、さすがだなと思ったが、東野も負けておらず、こちらも３者凡退で上々のスタート。
３回に坂本のタイムリーで１点を先制し、取った後のイニングを大事に行けよ！と心配してみていたが、いやいや今年の東野は崩れない。
すると４回にラミレスのホームラン、７回には阿部、長野のアベックホームランで４－０とすると、久保→越智→山口の無失点リレーで交流戦折り返しの初戦を勝利で飾った。
ま、今日の殊勲はなんと言っても東野でしょうね。いつもに比べると球速こそ出ていない感じがしていたが、打者のインコースを丁寧につき、逆球も少なく（また、逆球に限ってイイ球が行ったりして）、変化球も低めに決まって、６回無安打５三振と強打ライオンズ打線を完全に封じ込めた。足に張りが出たということで７回から交代したが、次の投球に影響しないよう大事を取ってもらいたい。マエケンが背番号と同じ１８勝を目指すといっていたが、東野も負けずに背番号・・・（１７か！？１勝少ないじゃん）
一方の帆足もすばらしいピッチングだったが、まっすぐにヤマを張ってたんじゃないかと思わせるラミレスのホームラン。前の打席でインコースを攻められ、これまた狙っていたのでは？と思わせる阿部のホームラン。さらに直後の甘い球を見逃さなかった長野の集中力。と、初戦を何としても取りたいという気持ちが伺えた攻撃だった。
欲を言えば、７回に由伸のヒットで代走の鈴木が盗塁し、次の亀井にタイムリーが出るなどしてホームラン以外での追加点を取るような場面が見たかったが、６４インニング（６５だったかな？）被本塁打無しだった帆足から３本を打ったのはお見事というほかない。
明日は岸 vs 西村だと思う。岸はデーゲームに弱いというデータがあるが、残念ながら明日はナイター。ちょっと心配だが、前回やられた悔しさと、今日のような集中力を発揮して打ち崩して貰いたい。
んで、今日は同時刻にジャイアンツ球場でファームの試合もあったため、２台のテレビでＧ＋のファーム（ロッテ戦）とＢＳ朝日の西武戦を同時に見ていた。
昨日付けで星野、市川、エドガー、矢野が登録抹消になり、彼らが全員先発で出場したという試合。星野が３イニング３失点するなどしたが初めての先発を経験した。星野に関しては出場機会を増やし、実戦経験をつませるのが目的だったと思うが、グライシンガーの復調具合、西村の今後の調子次第では、夏前に星野を１軍の先発で使う事をひょっとして想定してる？なんて予感をさせてくれる登板だった。
また、今日付けでオビスポ、寺内、小田嶋、加治前が上がってきた。オビスポにはロングリリーフを考えているという監督談話があったようだが、久保に負担がかかっている今の状態を少しでも回避できるなら、オビちゃんには頑張ってもらい、早く先発復帰出来るように調子を取り戻してほしい。
小田嶋に関しては、ファームで何度か今年はいけるというバッティングを見ているだけに、本当に期待している。与えられるチャンスは少ないだろうが、何とか結果を残して１軍に留まってほしい。大田が今日も１０号ホームランを打ち、着々と実績を積んでおり、中井もマルチヒットなど虎視眈々と上を目指している若手がひしめいている。寺内、加治前もポジションの争いは厳しいが、他の選手に遠慮することなく生き生きとプレイしてほしいと思う。
