巨人 4-8 阪神 8月4日(水) 東京ドーム
対 阪神：6勝9敗0分
勝利投手：メッセンジャー 15試合 ３勝 １敗 ０S
敗戦投手：内 海 17試合 ７勝 ５敗 ０S
投手リレー
巨人：内海→ロメロ→MICHEAL（Ｃ：阿部→鶴岡）
ホームラン：
巨人：ラミレス35号ソロ、脇谷５号２ラン
阪神：平野１号３ラン
阪神タイガースとの首位攻防戦第２ラウンド。先発の内海が序盤に５点を失うと、２番手のロメロも平野に３ランを浴び、大量リードを奪われる。巨人打線はラミレスの３５号ソロなどで反撃を試みるもなかなか波に乗りきれない。最終回、脇谷が第５号２ランホームランを放ち、セ・リーグトップタイとなる１４試合連続得点を達成。４点差まで詰め寄るも、一歩及ばず。三たび首位の座を阪神に譲ることとなった。
Yomiuri Giants Official Web より
昨日の野間口の投球に刺激されて欲しかったが・・・ちょっと不用意な球が多かったような気がする。メッセンジャーへの球なんか余りにも甘すぎ。４回の金本を三振にとった球なんかはすばらしかったのに。
腕は振れていたように思ったが、ところどころで球が上ずっていたのが悔やまれる。
とはいえ、原監督も４点は想定内と言っていたように、東京ドーム、しかも序盤とあればまだまだ返せる点数。しかしながら、昨日の阪神のようにあと一歩のところでなかなか点に結びつかない展開となってしまった。
初回の松本の併殺、５回の松本のライトフライでの坂本の帰塁ミスによる併殺、７回の坂本のピーゴロ併殺・・・・・とランナーを進めたい、ここで帰したい！というところでの併殺ショーが痛かった。しかもいずれも、坂本、松本が絡んでしまっただけに彼らは悔しくて今日は眠れないのではないか？特に５回の松本のライトフライの場面は非常にもったいなかった、ここ数試合ガッツが非常に大事な場面で結果を残していたし、次の回、先頭で出塁しただけに、あの場面は無理せず打球をしっかり見てからで良かったと思う。
（エンドランのサインでも出てたか？と思ったが、脇谷は普通に塁に戻っていたし、試合後の坂本のコメントでも判断ミスと言っていたので、まぁボーンヘッドってことなんだろうなぁ）
阪神は鳥谷、平野の１，２番コンビが試合を牽引していただけに、対称的な結果となってしまって本当に残念だった。
絶好調すぎる鳥谷と同じくらい脇谷も好調だが、ここは我慢して２番とかに打順を上げないで欲しい（まぁやんないだろうけど）。８番の脇谷が好調だから、下位打線から始まるイニングでも上位へ繋げて大量得点のきっかけとなる。相手チームも２番の脇谷より８番の方が嫌だろうし、何より２番とかにしたらプレッシャーで成績が落ちそうだ・・・
２番の松本が開幕当初とまではいかなくても、もう少し相手にプレッシャーがかけられるようになれば、間違いなく得点力は上がる。今日の亀井の途中交代は原監督の辛抱の限界からだったようだが、むしろここに長野or由伸を相手に合わせて置いて欲しい。阿部のバッティングはランナーがいてこそ光るので、ラミちゃんのすぐ後ではもったいない。
それを原監督もわかっていて、亀井を５番に置いたのだろうが、まだ結果が出るには早すぎるようだ。
せめて負けるにしても、２点差ぐらいで藤川を引っ張り出して、疲れさせて欲しかった・・・明日は東野と久保の戦いになるだろう。シーズンの結果だけ見れば勝ち星も防御率も東野の方が上まっているが、７月以降の調子ではあきらかに久保のほうが上。藤川も３日休んでいつでも来い状態になっているだろうし、こっちはクルーンいないし・・・と不安要素は多いが、是が非でも打ち勝って欲しい。
世界大学野球の準々決勝はチャイニーズタイペイに１３－０で７回コールド勝ち。伊志嶺の３本の適時打を含む５安打の活躍と先発の菅野のすばらしいピッチングで快勝した。明日は準決勝でアメリカ戦。２００４年から３大会連続で金メダルのアメリカ相手だけに、勝てれば一気に金に近づく。韓国はキューバと準決勝。もしも日本がアメリカに勝ち、韓国がキューバに勝つようなことがあれば、ＷＢＣと同じく決勝戦が日本vs韓国という因縁の戦いということになるが、そうなったらJSPORTSだけで中継するのはもったいなさすぎる・・・・
