ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/31 巨人 6-6 ヤクルト → やっぱ首位のチームは違うね、しぶとさが半端じゃない

巨人 6-6 ヤクルト

対 ヤクルト:4勝9敗4分

勝利投手:

敗戦投手:

投手リレー

巨人:小野→越智→高木→ロメロ→山口→久保 捕手:阿部

ヤクルト:増渕→赤川→松岡→押本→バーネット 捕手:相川

本塁打

巨人:長野12号3ラン

ヤクルト:

フジテレビONE にて観戦

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ヤクルトスワローズとの17回戦は、序盤に長野の3ランホームランなどで5点のリードを奪ったものの、リリーフ陣が打ち込まれて追いつかれ、6対6で2夜連続の引き分けに終わった

Yomiuri Giants Official Web Site

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どうやったら勝てるんかいの~~~(涙)

これまで鉄壁といってよかった中継ぎ陣が打たれたんじゃ正直なところ仕方ない。

まずい判断ミスやつまらない四球など、やってはいけない事も多々あったが、それは相手も同じ。これまでも言ってきたように、明暗を分けたのはほんの僅かな気持ちの差じゃないかと思う。

5位のチームが首位のチームを相手に「負けたくない」という気持ちで負けてたら話にならない。もちろん、選手たちは負けたくないという気持ちで戦ってると思うけど、ちょっとしたプレーの端々やベンチ内の表情、雰囲気を見ているとやはり首位のチームと5位のチームだという差が出ているように見える(被害妄想か?)。

初回に3点を取ったということで、昨日までの投手陣の好投具合、チームとしての防御率を考えれば、そりゃもう勝ちだろう・・・と(思うよなぁ)。4番がスリーランで3点先取なんて、もういつ以来だ?と記憶を遡っても出てこないくらい、これ以上ない出だしで始まり、2回には先発投手がタイムリーを打つなんていう典型的な勝ちゲームのパターンだったわけで、見ている我々もそしてきっと原監督も「これで勝てなきゃいつ勝つよ?」ってな気持ちだったろう。唯一の不安はまだ若い小野がこれまでにない5点というリードを貰って、どこまでゲームを作ってゆけるかくらいしかなかったのに・・・・

恐らく腰の調子を見ての判断でヨシノブをベンチにさげ、でも代わりのサブローが2安打。不調の坂本を下げて出した古城も1ヒット1犠打と活躍。2番に昇格した藤村が2安打プラス盗塁、犠打と期待以上の結果を出す。4番にホームランが出て、ラミレスにもマルチヒットが出て・・・・・

ん???なんでコレで負けたんだ?(笑)

ヤクルト戦になるとどうしても、青木を出しちゃいけない、宮本に要注意、畠山に長打を打たれてはいけないと、主軸を気にしがちだが、じつは大事なところで相川や川端にやられてたり、繋がれたりというケースが多いし、昨日、今日は川島にいい働きをされてしまうなどでじわじわとプレッシャーをかけられてしまう。4,5,6回に1,1,2点と少しずつ詰められてゆくあたり、ヤクルトの切れ目の無い線としての攻撃力をリアルに感じてしまい、「まさか追いつかれる?」と恐怖を生んでしまう。

8回、藤村がせめて前に落としていれば・・・・山口がホームに投げてれば・・・と悔やむプレーが無いわけではないが、その前に2点差にまで追い詰められている時点で、巨人には恐怖感が、ヤクルトにはイケイケ感が出ていた気がするので形は違えど結局は追いつかれていたかもしれない。でも一番に反省しなければいけないのはワタシ。

まだきらめてないと言いながら、ヤクルトの追い上げを怖いと感じ、ひょっとしたらと考えてしまったのは、何を隠そう・・・・このワタシだから。

言い訳させてもらうなら、先に言ったベンチの雰囲気と選手の表情。

せめてそれだけでもヤクルトナインを上回っていたら、そんな気になることもなかったろう。

そうだ、とうとうガッツは8番というところまで来てしまいました。

これより後ろは無いわけで、本当に崖っぷちです。今日の打席に関して言えば、昨日、私が言ったような「あくまでも引っ張りに拘る」という感じを少しだけど感じることが出来た。極論を言えば「ライトポールに当てるくらいのつもりでスイングしちゃっていいんじゃないの?」と言いたい。右打ちだの左打ちだの進塁打だの犠牲フライだの・・・なんてアレコレ考えても今のガッツには何も良いこと無いから、もう戦況に関係なくライトポールめがけて打ってくれれば良いと思う。打順も8番だしね・・・・(苦笑)。

これで7月も終了、なんか勝ってても愚痴る事が多くなったせいか、7月は随分負け越したイメージがあったけど、終わってみれば11勝11敗2分。借金を増やすことも無ければ、減らすことも出来なかったわけで、よく何とか踏ん張ったというか、もっと出来たろ!?というか判断に難しい結果で終了した。

とはいえ、この結果で、本気で優勝をあきらめないのであれば、これからは1敗も出来ないくらいのトーナメントを戦うような気持ちで望まないといけない。そんな戦いをすればどこかで息切れを起こして失速することもあるだろうが、後半戦スタート時の落合監督の「まだ半分ある」というような考えは巨人においては通用しないだろう。

でも、でも、ヤクルトだって他球団を圧倒して勝ってきたわけではないし、連勝も多いが、去年の9連敗なども記憶の片隅に残っているだろう。優勝の2文字が見えてきたところで浮き足立ってしまうこともあるかもしれない。多分に他力本願でなさけないが、他球団にも頑張ってヤクルトにプレッシャーをかけてもらい、2位以下の球団皆で引き摺り下ろして何とか同じ土俵で戦える混戦に持ってゆきたい。

(そのとき、巨人がその土俵に入れるかどうか・・・いや、今は考えまい)