ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/23 巨人 5-9 中日 → いやぁ、やられたね、中日に東ドっぽいゲームをやられてしまった

巨人 5-9 中日 対中日: 6勝 3敗 0分

勝利投手:山本昌 7試合 3勝1敗0S

セーブ :

敗戦投手:福田 2試合 0勝1敗0S

投手リレー

巨人:ホールトン→福田→青木→高木京→笠原→マシソン 捕手:阿部

中日:山本昌→武藤→中田賢→福谷 捕手:松井雅→小田

本塁打

巨人:坂本7号2ラン、 長野10号ソロ

中日:平田1号ソロ、 クラーク10号2ラン、 和田11号ソロ、 平田2号3ラン

東京ドーム

日テレg+ にて観戦

(解説 桑田真澄立浪和義  実況 平川健太郎町田浩徳

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

中日ドラゴンズとの9回戦は、序盤は両チームが得点を奪い合う展開となった。同点で迎えた五回、坂本が勝ち越し2ランホームランを放つが、先発のホールトンがこのリードを守りきれず六回途中で降板。2番手以降の投手陣も2本のホームランを浴びるなど大きくリードを広げられた。打線も中日投手陣の継投にかわされ万事休す。中日相手に連敗を喫し、リーグ戦再開後、最初の3連戦は負け越しとなった

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

先制され→追いつき→追い越しててから追いつかれ→引き離したと思ったら逆転され→さらに離され→最後に一矢報いる

いや、見ている側としては、ハラハラドキドキの展開で野球を楽しめたんだろうが、ただただ勝って欲しいと願って見ている人には、中盤以降はちょっとストレスのたまるゲームだったかも・・・

普通に考えれば坂本の2ランホームランで「これで決まった!」と確信

中継ぎの休養も十分だし、明日は移動日なので6回からは継投に入り、福ちゃんか笠原を投入して、6回さえ凌いでくれれば、マシソン→グッさん→西村で逃げ切り、中日3連戦は勝ち越しで終了。同時刻に2位の阪神はビハインド状態という情報も入っていたので、そっか、これで4ゲーム差か、ここからじわじわと差を広げてゆくぜ!

って皆な思ったんじゃないですか?(笑)

6回裏がボウカーから始まって、ホールトンに回ってくる可能性があるから、何とか6回を・・・と考えていたのかわからないが、勝ち負けつかないタイミングで降ろされてもおかしくなかったホールトンだったので、6回まで引っ張った意味はちとわからない・・・

ま、抑えきれば6イニングを2失点で、まぁ先発としてはまずまず、内容に不満はあるけれど、5番手、6番手としては合格か?という結果で終わることができたわけで、6回を投げ切ることに関して期待したというのもわからないでもない・・・

ただ、結果は最悪になってしまった

今日は四球からのホームランとか、2アウトから四球きっかけで失点とか、やっちゃいけないことのオンパレードだった。

個人的には追いつかれた時点での福ちゃん投入は、本来なら福ちゃんが最も輝くシチュエーション。何かあるかもしれないことを想定して準備はしていただろうけど、それでも1アウトもとれずに追いつかれることは、ぶっちゃけ想定外。急遽の登板に近い状態で、しかも久しぶりのピッチング。本来なら打たれても文句は言えない状況ではあるが

去年の福ちゃんが脳裏に焼き付いているだけに、何とか踏ん張って欲しかった・・・

ボールのキレはあったけど、コントロールがままならず阿部もちょっと困っている感じで、とにかく目いっぱい投げ、結局和田に勝ち越しのホームランを浴び、森野が代打に出たことで青木にバトンタッチ

ここから何とかゲームを立て直せば、まだまだ巻き返すチャンスはあったと思うが、高木京が2アウトからの四球きっかけで和田のタイムリー、平田に3ランで4-9となり、ゲームとしては、この時点でほぼ終了。

ま、両チーム0で終わったイニングは初回と8回だけという、乱打戦と言っていいのか、なんといっていいのかわからない空気感の中で中日3連戦は1勝2敗の負け越しで幕を閉じた

東京ドームにも関わらず、中日打線に4本のホームランを浴びるという、巨人がやりたかった野球をやられてしまっては、それ以上の空中戦で挑むしかないが、6回のガッツのライトへの飛球がアウトになってしまった時点で、あきらめムードが私の中で漂い始めてしまった。

(逆にあればフェンス直撃、もしくはスタンドインしていたら、最終的に勝てていたかもしれない)

打線に関しては、バタバタしたゲームだったので、だれが良いとか悪いとか、言うのが憚られる空気感だったけど、個人的には亀井に犠打をさせず、進塁打を期待して結果、進塁どころかアウトを献上しただけという展開が続いてしまったことがリズムを狂わせた一端じゃないかと思っている。

なかなか犠打をさせない今シーズンの原采配で、犠打をさせる確率と進塁打で何とかしてくれるという確率があまり変わらないと考えたか、1点よりも2点、3点を取りに行くことを考えたか(先発はホールトンだったし)、今日は長野がアタリの日で、坂本も良かっただけに間を受け持つ亀井がノーヒットだったことが非常に残念な感じだった

連日、課題となっている長野、村田に関しても、今日は長野が結果を出したが、これまた今シーズン恒例の「一日だけ猛打賞」ということもあるので、あまり信用は出来ず、村田もヒットは1本打ち、ゲーム中にも報告があったようにここ5試合は3割を越えているなんて勘違いしそうな話があったので、ちょっと誤解する人もいるかもしれないけれど、7番というポジションを考えれば、村田に求められているのは今日の平田のような思い切りの良いバッティングなので、6回にチャンスメークのヒットは打ったけれど、心情的にはそれほどテンションは上がらないヒットだった。

ま、不満はあれど5点は取っているので、打線に文句を言うのはちと可哀想か?今日は投手陣のリズムがおかしかったという負けだったと思うしかない。

抹消から上がってきたホールトンは、ペナント再開でローテの一角を担ってもらわなければいけない立場の投手なんだが、5回までは2失点で良い出来とは言えないが、まぁそれまでの早い回で炎上していたことを考えれば、少しは良くなったか?という感じ

高めのストレートでフライを打たせてアウトを重ねるのが持ち味だと思うけれど、せっかくの高めが中途半端な高さとなり、スタンドに運ばれてしまう悪い部分が出ていた。

ただ、ローテの5番手、6番手という見方をすれば、先にも言った通り、3点くらい取られるのは想定内、打線が4点以上取って勝利につなげるのが前提の投手ということで、まぁ悪くは無い。悪くはないが、それなら試してみたい若手投手はたくさんいるので、正直なところホールトンに関しては、キレとコントロールが戻るまでは再調整で、お試し枠ということで空けておいてもいいんじゃないかと思う。

余計な四球は出さない、点を取れる時はしっかりと取る

これが出来ないとこういうゲームになってしまうな。

今日も阪神が負けたので、これまたゲーム差が変わらずに終わったのは不幸中の幸いだけれど、昨日と今日は持って行き方次第では勝てていたので、むしろゲーム差を広げたいところだった。

中日は今、チームとしては残念な位置にいるけれど、基本的には要注意チーム。3連勝していれば自力優勝がなくなるという事で、そうなってしまえばモチベーションも下がって今後の戦い方が少しでも楽になるかと思ったけれど、結果的には和田を目覚めさせ、東京ドームで勝ち越しを献上するという、勢いが出てもおかしくないやられ方をしてしまったので、今後さらに要注意なチームにさせてしまった・・・・

日曜日の敗戦はスポーツニュースのハシゴが辛いんだよなぁ~~~~(涙)

(管理人:みんぐ)