ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/4 巨人 2-0 阪神 → 内海が柱のままでいてくれて本当によかった

巨人 2-0 阪神

阪神:7勝8敗0分

勝利投手:内 海 16試合 11勝 2敗 0S

セーブ :久 保 40試合 3勝 1敗 4S

敗戦投手:岩 田 15試合 5勝 9敗 0S

投手リレー

巨人:内海→山口→久保 捕手:阿部

阪神:岩田→福原→小嶋 捕手:藤井彰

本塁打

巨人:小笠原2号ソロ

阪神

日テレG+ にて観戦

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東京ドームでの阪神タイガースとの第15回戦は、六回に押し出しで先制した後、七回に小笠原の2号ソロで2点差とした。このまま阪神に得点を許さず、試合終了。先発の内海は今季11勝目を挙げた

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能見→スタンリッジ→岩田の3連コンボは巨人にとって最も出会いたくない表ローテ。打線に復活の兆しが見られ阪神に対し、相変わらす貧打の巨人。さらに初戦敗退となれば負け越しどころか、3連敗も考えられた。しかしながら、前夜、茂ちゃんフィーバーもあって1勝1敗の五分に戻しての3戦目。

阪神は岩田、巨人はオールスターで打球を受けて、一旦抹消して上がってきての内海。

左の両投手の投げあいで1点が大きくモノをいうことは誰でもわかる。出来れば先に先取点をとって主導権を握りたい。昨夜、小林、藤川から1点ずつもぎ取っている巨人としては、最悪同点で終盤を迎えたとしても、気持ちの上では少し楽に対することが出来る(それだけに、昨夜の勝ちは大きかった)ので、とにかく先に点を取られない展開だけを祈っていた。

と思っていたが、先取点は押し出し、2点目はガッツのホームランと思わぬ形で点を取り、内海が8回無失点、最終回は山口、久保と石橋を叩くリレーで勝利し、勝ち越しで終了することが出来た。

まぁ、細かいことを言えば、阿部の送りバント失敗や走塁ミス、寺内のピーゴロとかツッコミどころはあるんだが、せっかく勝ち越したんだし、今日は野暮なことはいいっこなし!明るい話題で手短にすませよう。

原監督が結果的に抹消はいい休養になったと言っていた内海だが、堀内氏がべた褒めするように、今日は見事なピッチングだった。これで打たれていたら、柱が傾き、今後の展開に悪影響を及ぼすところだったけど、完全な形で復活してくれたおかげで、他の投手陣や野手にも心強さを感じることとなり、文字通り柱としての役割を今後も担ってくれると安心できた。先取点に繋がるフォアボールも非常に落ち着いてボールを見ており、岩田にあせりを生み出すと共に球数を投げさせることにも繋がって、長野、ラミレスのフォアボールを演出することになったと思う。

(能見の時にあれだけしっかりボールを見れていれば・・・と悔やまなくも無いが)

ガッツは5回の三振を見た時には「まだかぁ~~~」とうな垂れたが、ホームランはローボールヒッターの彼らしいスイングだったし、しっかり前でボールを捕らえていた。最終打席がホームランで終わったのは気分が良いだろうし、お立ち台でも「少し期待してください」なんてらしくないコメントを残すくらいなので、ガッツの中で何かが見えたのかもしれない。とはいえ、これまでも「ここからか?」と思わせて、結局↓↓↓だったので、まだまだ信用を勝ち取るには遠い。

明日からは先発投手が安定し、栗原が爆発し、なんと5連勝で2位に上がってきた広島と敵地での3連戦。幸いにも、マエケンバリントン、福井というローテとは戦わずに済むのがせめてもの救いか?西村のマメがどうなっているか不明だが、出れると仮定して澤村、東野と西村の右3連コンボで何とかここも勝ち越して貰いたい。ってか、その前にお願いだから初戦を取ってちょ~~~だい。

ヤクルトの背中は遠すぎて見えないが、2位から5位の巨人まで2ゲームの中にひしめいている。今の時点でAクラスだBクラスだ言うのは意味が無いが、Aクラスの中で戦うことで気持ちの上で変わってくるものもあるだろうし、上を見て戦うことも出来る。借金をひとつずつ返してゆくことが先決だが、目線を上げて行く上でも広島との戦いは重要。翌週には今度は東京ドームでまた広島と3連戦があるので、敵地で勝ち越すことが出来れば、その後の戦いも優位に立てるだろう。

思ったより明るい話題とはならず、明日への願いとなってしまったが、まぁ今日はうまい酒を飲みながら、スポーツニュースをはしごして寝ようと思う。