ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/25 巨人 4-2 阪神 → 内海15勝オメ!ミスを自らのプレーでフォローした、そこが今日はヨカッタ

巨人 4-2 阪神

阪神:9勝10敗2分

勝利投手:内 海 24試合 15勝 5敗 0S

セーブ :久 保 60試合 4勝 1敗 18S

敗戦投手:メッセンジャー 21試合 11勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:内海→山口→久保 捕手:阿部

阪神メッセンジャー→藤原→渡辺→西村→榎田 捕手:藤井彰

本塁打

巨人:

阪神

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今カード1敗1分で迎えた阪神タイガースとの21回戦は、先発・内海が7イニングを1失点に抑える好投を見せた。打撃では藤村、フィールズ、坂本がタイムリーヒットを放ち計4得点。敵地・甲子園で意地を見せた巨人が4対2で勝利した

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試合後に4試合連続で打点をマークした阿部が言った一言

「みんなで希望をつないだ」

これが正直な気持ちなんだと思う。もちろんワタシにとっても・・・・

希望は・・・ある、いや限りなく無いに等しい。でも、自分からあきらめたくないし、冷静に「これで完全に終わった」と数字の上で不可能になったことを確認するまでは、少しでもしがみついていたい。それは選手も同じ気持ちだと思う。だからこそ、昨夜のゲームを嘆いたわけだが、今日はその嘆きをほんの少しだけ癒してくれるゲームになった。

昨夜は本当に悔しい思いをしたが、終わってみれば1勝1敗1分と全くの五分。上を狙うしかない同士の対戦では引き分けでも素直に喜べないものだが、Aクラスという第1の目標に関して言えば、対戦前と変わることのなかった巨人の方がホッした感情で、阪神側としてはせめて1つでも縮めたかったという感じだろうか?

そしてもうひとつ、

能見、岩田とこれまで苦手にしていた投手から得点し、メッセンジャーから勝ちを奪ったことには大きな意味がある。仮に阪神とCSを戦う事になった場合、巨人に当ててくる可能性が高い投手はこの3人で、その3人から勝ちは拾えなかったとしても”完璧にやられた!”という意識を少しでも減らせたことは大きい。

巨人の今後の日程は27日からの横浜3連戦はアウェーだが、横浜なので自宅から行ける状態。もうひとつのアウェーは10月7日からのナゴヤでの中日3連戦のみ。残りの試合は全て東京ドームで行う事になる。阪神とも10月10日からの3連戦が残っているが、こちらは東京ドーム。ここで最後に勝ち越して阪神との対戦成績を最低でも五分に戻して終了したい(出来れば3連勝)し、そこに向けてということでは、この3連戦で阪神の勝ち頭から得点できたことの意味はとても大きかった。

昨日までの2試合はつまらないミスの連発で、緊張感のないゲームをしてしまった。今日もミスは出たのだが、藤村のバントミスからの三振で坂本を進めないミスから、一転、次の打席ではタイムリーヒットで先制点を奪い、古城は6回にエラーをし、それが失点に繋がってしまったが、7回にエラー返しで一塁に生き、坂本のタイムリーで生還した。自分のミスを自分でカバーするプレーで相手に主導権を渡さないゲームが出来た。内海も先頭打者を1,4,5回と出しながらも失点を0でしのぎ、彼らしい粘りのあるピッチングで自責点0で降板。ミスをカバーし、それを呼び水に流れを自分たちへ持ってゆく。そういった意識で今後も向かってくれれば、まだまだ勝機はある。

(ま、ミスはしないのが一番だけど)

内海は今日の勝利で勝利数で吉見と並び、防御率で 0.01上回って2冠を取り戻した。残り試合数を考えると若干不利ではあるし、本人は意識しないと言っているが、タイトルを取ることがチームの勝利に繋がるわけで、過剰に意識する必要はないけど、こだわってもいいんじゃないかと思う。

明後日からは横浜3連戦と広島3連戦。

どちらも、”これまでは”相性の良い相手ではあるが、次の6連戦では今の4人の先発ローテではキツイ。川口コーチは中4日で回すといっているが、それでも1人足りない。そこに誰を持ってくるのか、そして相性の良さを継続して勝利数を増やすことが出来るのか、中日、阪神とは違った意味で緊張感のあるゲームになりそうだ。