巨人 2-5 中日 対中日：3勝1敗1分
勝利投手：中田賢 ３試合 ２勝 １敗 ０S
セーブ ：岩 瀬 ９試合 ０勝 １敗 ６S
敗戦投手：ホールトン ３試合 ０勝 ２敗 ０S
投手リレー
巨人：ホールトン→越智→小野→マシソン 捕手：阿部→實松
中日：中田賢→岩瀬 捕手：谷繁
巨人：坂本２号ソロ
中日：和田１号３ラン
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中日ドラゴンズとの５回戦は、六回に和田から３ランを浴びるなどで計５失点した。しかし、九回に坂本が本塁打を放つなど、意地を見せた試合となった
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今日は中田にいいピッチングをされ、バッティングでもいいところを出され、中田劇場となってしまい、ある意味、中日らしい戦い方をされてしまった・・・以上
ですめばいいんだが、そうもゆかない悲しい場面が・・・・
まだ勝ちの無いホールトンを何とかして勝たせてやりたいと思うのは、私だけでなく、監督・コーチそして選手も強烈に思っていたと思うが、またしても援護してあげることができず、降板させることになってしまった。５イニングで２失点（自責点は１）と決して悪い出来ではなかっただけに、中日戦の鉄則「先に点を与えない」が出来なかった時点で敗色は濃厚だったか・・・・
ただ、やらなくて良い点を与えてしまったという意味では、やはり今日も守備の乱れが負けにつながったと言ってもいい。
もう守備の乱れというだけで、何となくわかってもらえるだろうが、どうもエラー（目に見えないやつも含めてね）となると、坂本、寺内、（ついでに亀井）が絡んで来てしまう・・・・３回、５回とも守備の連係ミス、送球ミスでピンチを作り失点してしまう。
ちなみに、今日で巨人の失策は１７で１２球団ダントツ１位。２位の中日が８とダブルスコアになってしまっている。目に見えないミスも含めれば２０は軽く超え、３０近くになっているかもしれない。もしも、失策が１０個以内で収まっていたとしたら、序盤の打線の低迷を加味しても、借金生活にはなっていなかっただろう。
守備のミスは打線のリズムを狂わせ、投手のモチベーションを低下させる。「序盤でビハインドになってしまった自分が悪い」とホールトンは言うが、内心は「エラく守備がヘタなチームに入ってしまった・・・これじゃあ、１点もやらないピッチングをして、９回まで投げ切るつもりじゃないとこのチームでは勝てない」と来た事を後悔してるんじゃないかと・・・・・・・
本当にゴメン＞ホールトン
ま、坂本ってのは、
あ～こいつ、絶対に遅刻してくんだろうな～～～と思っていたら案の定、遅刻してくるし、ヘマも多い。そのくせ、時々おいしい注文を取ってくるし、客先の受けもいいから、切るに切れない営業部の若手社員・・・・みたいな存在？中間管理職泣かせの難しい選手だわ。
ところで、今日のスタメンは中田ということで、左の亀井とボウカーを入れ、お疲れ（かもしれない）の谷とガッツを下げた布陣で臨んだが、ちょっとこの辺は試合後のインタビューでも触れられていないので、中田だからという理由だけなのかどうか、知りたいところ。贔屓目に見ても、谷と亀井を天秤にかけた場合、投手の左右に関わらず谷の方が状態がいいのはあきらか。前夜も貴重な安打を打っているし、本人も２０００本安打はあきらめておらず、出れるなら全試合出たいと思っているに違いない。もちろん、亀井も良い状態に復帰してもらって、むしろヨシノブを休ませるくらいに安心感を与えて欲しいところはあるが、それにしたって・・・である。多少なりとも貯金があって、外から見てもお疲れのようすならいざ知らず、４月を何とか戦えている状態で乗り切れそうになっているのは谷のおかげ。体調を崩しているならともかく、そうでないとしたら原監督の谷の評価はそんなもんなんですか？それとも、そんなに亀井を愛しちゃってますか？と小一時間聞いてみたいところ。
ボウカー ←→ ガッツ に関しては、まぁ分からなくもないし、今の時点では期待値は変わらないので・・・何とも言えない。ストレートに力のある中田に対して、変化球に苦労しているボウカーが渾身のストレートを打ち返して調子を上げるきっかけを・・・なんてことを”私は”期待したが、まぁ谷繁は甘くないね、そんなボウカーの弱点はキッチリ頭に入ってるし・・・。
むしろ、９回、岩瀬が出てきた時点でボウカーに何を期待していたのかがわからない。
他にいないならともかく、まだ谷が控えている状態で「そうだ！今日の谷の温存はこの時のためにあったのか！？さすが原監督！」と一瞬思ったのだが・・・あの場面でも出さないとなると、本当に谷に何かがあったのか？と心配になってしまう。
それとも、ボウカーがつないで、１打同点くらいの場面で出そうとおもったのだろうか？う～～～ん、前夜、フェンス直撃を打ってるだけに、谷繁としてもあそこで谷が出てきたらいやぁ～な気持ちになっていただろうなと思うんだけど。
それにしても、平田はいいね。多少ムラはあるけど、”ストレートに振り負けるバッティングだけは絶対にしない！”という潔さを感じるバッターだとおもう。繋ぐことしか頭にない（それが悪いわけではないけど）巨人の打線にはいないタイプ。今日の中田は変化球のキレが良くて持前のストレートとのコンビネーションが抜群だったけど、ストレートは必ずくる生命線の投手なので、それを力負けしないでフルスイングしてやる！という打者が何人かいるだけで、プレッシャーをかけられたはずなんだが、それをしなかったところが８回を３安打に抑えられた要因だと思う。
あぁいうスイングをする打者が欲しい・・・というか、巨人打線はみな出来るはずなんだけど、状況を問わず繋ぎに撤しちゃってるのが何とももどかしい。
（フルスイングが必要な時は初球からガンガン振って、もっとプレッシャーをかけて欲しい・・・やらずに繋ぎに徹するなら、もっとファールで粘って球数を投げさせてくれないと・・・）
９回の２点のおかげで何とか明日につなげた形になったが、序盤、中盤でもう少し粘っていればもっと早く中田もバテて、早い段階でチャンスメーク出来たんじゃないかと思う。
さ～て、明日は吉見ｖｓゴンちゃん。
正直言って、単純な比較では分が悪いと思うが、ゴンちゃん自身は決して悪い調子ではないので、守備で足を引っ張らなければゲームは作ってくれる。吉見相手ではチャンスはあって１つか２つなので、そこを何とかモノに出来れば勝機は見えてくる・・・か？
あ、いけね、言い忘れた。
残念だけど越智はちょっと怖くて使えないね。
もともとコントロール重視ではなく、球威とフォークのコンビネーションで勝負するタイプなだけに、全盛期の球威がなく、コントロールも悪いとなれば使い道がない。
ファンとしては山口と風神・雷神コンビを早く復活させてほしいと願うところだが、球威が戻らないのであれば、変化球をもう１つ覚えるくらいでないと、ちょっと通用しないかもしれない。オープン戦では良かったので、ちょっと期待してしまったが、これだけ失敗続きだと、先日、あげたものの使わずじまいだった野間口とか、若手なのにヘビーな場面で使って自信をなくさせてしまった小野とかにリベンジのチャンスを上げたくなってしまう・・・・・・
