ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/17 巨人 4-1 中日 → さすが18番!ナゴド初戦を勝ってホっとした。

巨人 4-1 中日 対中日:3勝0敗1分

勝利投手:杉 内 3試合 2勝 1敗 0S

セーブ :西 村 6試合 0勝 1敗 4S

敗戦投手:山 井 7試合 0勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:杉内→西村  捕手:阿部

中日:山井→久本→ソーサ→小林正→鈴木  捕手:谷繁→小田

本塁打

巨人:

中日:平田3号ソロ

ナゴヤドーム

フジテレビONE にて観戦

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敵地ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの4回戦。ジャイアンツは三回に長野のタイムリーヒットで2点を先制する。先発の杉内は八回に移籍後初となる本塁打を浴びて1点を失ったが、九回に坂本が貴重な2点タイムリ二塁打を放ち、リードを3点に広げた。最後は守護神の西村が締め、ジャイアンツは中日戦3連勝を飾った

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日曜にいやぁ~~~な負けを喫した後だけに、3連戦の初戦となる今日は非常に大事なゲーム。ナゴドに相性の悪い杉内だったが、初回にアタフタした以外はほぼ完璧。

8回に平田にホームランを打たれ、直後に大島にもヒットを許し、バタつくか?と思ったが、あの場面でリリーフを出されるようでは18番を背負った意味がない。

(っていうか、あの場面で自信を持って送り出せる中継ぎが・・・いないと言った方が正解か?)

荒木を三振、森野をサードゴロに打ち取ってピンチをしのぎ、9回表の攻撃につなげたあたりは”さすが”(めっちゃドキドキしてたけど)

初回のピンチを凌いだことで、巨人打線に流れを持ってこれた・・・・か?ひと回りは手が出なかったが、ふた回り目にしっかりと山井に合わせて坂本からの3連打。特に谷のツーベースは大きかった。昨年までなら%color(black){「いやぁ統一球じゃなければ入ってましたねぇ」}なんて言われそうな打球だが、いや、コレで正解なんです。統一球だろうが何だろうが、あのタイミングの合わせ方で問題なし。スタンドインしなくても、フェンス直撃で十分なんです。追い込まれるまでは狙い球を絞ってしっかりと振ってゆく、それでいいんだ!とナインに思わせてくれたんじゃないかと思う。

前回から坂本のヘッドが立ってきて良くなったと言ってきたが、今日も良かった。ダメ押しのタイムリーも開幕当初なら内野フライになってしまいそうなところ、前進守備だったとはいえ、左中間まっぷたつのタイムリーは日曜のエラーを帳消しにしたと言っていい。(あくまでも日曜のエラーに関してね、それ以前のはまだ取り返してないから、これからヨロシク!(笑)

外角のスライダーをしっかりと見極められていることも好調さを支えているだろう。ゲーム前、ナゴヤドームは相性がいいと本人が言っていたように、伸び伸びと打っていたように思えた。

その9回。

加治前ヒットのあと、ガッツへの送りバント・・・・前試合の阿部の送りバントも若干の物議を醸していたが、開幕前に阿部は「4番であっても1点を取るためには送りバントをする場面が絶対にある」と言っていた。相手にとって嫌かどうかという問題もあるが、キャプテンが送りバントをしたことによって、村田、ガッツ、ヨシノブ、谷といった面々もプライドを傷つけられることなく、バントのサインに頷くことが出来る空気を作ったんじゃないだろうか?

今日のガッツのバントも監督は「ガッツが3割打ってたらヒッティングだけどね」と言っていたように、打撃が好調とは言えないし、何より進塁打を起用にうつようなタイプではないだけに、“今の”ガッツに対して出すサインとしては正解だったと思う。それでプライドが傷つくようであれば、逆に今後も期待できないだろうし、そんなタイプの選手ではないと思っている。

何より、その送りバントが最終的に坂本のタイムリーに繋がったことで、無駄にならなかったのは大きかった。あのまま、0点で終わったとしたら「あの場面は打たせた方が・・・」という後悔を周りも監督もしていたかもしれない。

これで対中日は3勝1分。

まだ始まったばかりなので、言っても仕方ないが、それでも、主力先発が揃っておらず、ブランコも欠けている状態で突っ走られたとしたら追いつくのは難しい。せめて今のうちに少しでも対中日戦の貯金を増やせるなら増やしておきたい。いずれ、絶対に逆の立場になる状態は来ると思うし・・・・(汗)

そういう意味では、鬼門のナゴヤドームの初戦を勝てたのは大きな意味があるし、これで残り2つ負けてもまだ1つ勝ち越し・・・という気持ち的な余裕もある。まだ勝ちのないホールトンに明日、勝ちがつくようなことになれば、いよいよもって巨人も波に乗れるんじゃないかと期待が高まってくる。今日の時点ではまだ借金2の状態だが、4月単月で見れば借金0と考えられる。1~5番までが好調なので、今日のように下位打線からチャンスをつなげることができれば、1イニングで2点以上を取るような展開も期待できる状態なので、ホールトンは味方の援護を信じて、辛抱強く投げて欲しい。

今日は、中盤が淡々と進んだだけに、余り書くことが無い・・・・

勝ったことだし、愚痴は無しってことで、短めに締めとくとしよう