巨人 1-3 ＤｅＮＡ 対ＤｅＮＡ：1勝1敗0分
勝利投手：篠 原 ５試合 １勝 ０敗 ０S
セーブ ：
敗戦投手：西 村 ５試合 ０勝 １敗 ３S
投手リレー
巨人：宮國→山口→西村 捕手：阿部
ＤｅＮＡ：ブランドン→加賀→大原慎→山口→ハミルトン→篠原 捕手：鶴岡
巨人：
ＤｅＮＡ：中村１号２ラン
新潟
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横浜DeNAとの第２回戦は、新潟に舞台を移して行われた。初回に村田のタイムリーヒットで先制したが、二回に同点とされた。そのままあと一歩のチャンスを生かせず、今季初の延長戦へ突入したが、十一回、中村に２ランを許しサヨナラ負けを喫した
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いやぁ～～～惜しかった。負けは負けで、結局、また借金は増えてしまったんだけど、あの中畑監督の嬉しそうな顔見てたら・・・なんか許してしまいそうな自分がいる。
同点打は鶴ちゃんだったし、ラミちゃんにもヒット打たれたし・・・一方の村田も古巣からタイムリー打ったし、両チームにとって結果はともかく、内容は良かったと思える部分もあるだろうし、ファンとしても複雑なゲームではあった。
終わってみれば、これまでの勢いはどこへやら、僅か６安打１失点とピッチャーを援護できなかったように見えるが、実のところ四球が７つあってしかも先頭打者が四球で出塁するというケースが３度あった。 もう少しうまく攻めて宮國を援護出来ていれば・・・と思わなくも無いが、こういうこともある。
今日勝てば「サンデー宮国」を印象付けられたと思うが、まぁこれがプロ野球。勝敗を気にするほどまだ余裕はないと思うが、良い経験ができたと思えば、授業料は高くない
前週日曜に巨人の連敗をとめ、２度目の登板となった、その宮國だが。
初回、荒波にツーベースを打たれ、立ち上がりから苦労するか？と思ったが、いやいや、彼は並のルーキーじゃないね。終わってみれば７回を５安打３三振で失点は１。その失点もエラー絡みで自責点ではない。前試合に続きデーゲームの屋外球場での強さを見せてくれたと思うが、あとはドームのナイターでも結果を出してくれれば、今後への期待値はさらに上がってゆくだろう。まずは来週の神宮でのナイターで結果を出し、さらに２９日の東京ドーム（デーゲーム）の阪神戦でも通用してくれたら（しかも２度目の対戦になるし）、私は完全に戦力として考えてしまう・・・・
ま、梅雨時とか、夏とか、ペナント後半戦とかに崩れる可能性はあるけどね
先発投手は割とゲームを作り、攻撃陣も徐々につながってきた。
各チームとの対戦もひと回りし、ここからは勝ち越し、勝ち越しで一気に借金返済、貯金コースへ！とゆきたいところだけど・・・
今日の反省とも重なるが、やっぱり守備かぁ
今日の失点はどちらも坂本のエラーが絡んだ。
今シーズンの各チームのエラーの集計はしてないが、ひょっとしたらここまで、そしてこれからも坂本は失策王になってしまいそうな悪寒。他の選手もエラーすることはあるし、ピッチャーの四球だってエラーなわけだが、なぜか坂本のエラーは常にゲームを左右する起点となってしまう。もうこれは彼の運命なのだとしたら、今シーズン巨人が優勝できるかどうかのカギを握っているのは坂本だ。
なんか毎年言ってるんで、いい加減飽きてきたが、守備と走塁は練習すればするだけ”必ず”上手くなるんで、特打ちも結構だけどシーズン通して特守だけはキッチリとやって欲しい。自主トレで宮本のところに弟子入りしても、それが身に付くには気の遠くなるような反復練習がなければ体は覚えてくれない。わかってるだろうし、やってもいるんだろうけど、守備の向上が自身のバッティングも上向きにし（去年の長野がそうだった）、チームの攻撃にもリズムを与えるってことを意識しながら、より練習時間を増やしてくれないと・・・ね
スポーツニュースでは阿部の送りバントに賛否両論。
個人的には必要とあれば４番であってもバントはするべき！ってのが私の持論なんで、あんまり否定はしたくないのだが、それでもケースバイケースだよなぁとは思う。
あの場面では次の村田は１００％敬遠。そうなると次のヨシノブ、ガッツと左打者が続く・・・ここで谷を先発で起用していることの弊害と矢野の離脱というのがクローズアップされてしまう。左打者に強い大原慎であっても何とかしてくれるだろうという判断だったんだろうが、注文通りに引っ掛けさせられてしまったのが残念。
個人的には長野を走らせるか、阿部と絡めてエンドランあたりを仕掛ける方がDeNAにとっては嫌だったんじゃないかと思う。
この場面に正解なんかはありゃしないのだけど、右の代打の切り札がいないという弱点が浮き彫りになってしまった。
そしてもう一つの注目ポイントが、１１回裏の中村を敬遠するかどうかだった
江川氏はシーズン序盤だし、”あそこで勝負するのが王道”と言い、ノムさんは”勝負するのが早すぎ”とリードを酷評していた。
すでに３時間半は過ぎ、巨人に勝ちはなかったこともあって、１点取られるのも２点取られるのも同じだと考えれば、累を埋める方が守備側はやりやすかっただろう。翌日もゲームがあれば勝負に行って０で抑えることができれば、その流れを翌日に持ってゆくこともできるし、相手チームに与えるダメージも大きかったろうが、カードの最終戦であることも考慮すれば、１点もやらない布陣を取るべきだったと”私は”思う。
歩かせるのも止むなしと、クサい所をついて交わすリードもあるだろうけど、往々にしてそういう時は甘いところに行ってしまって、カツンとやられてしまうことが多いと考えれば、ハッキリと歩かせた方が投手にとっても楽。ひょっとしたらストライクを投げてこないと予想しているのでは？と阿部が裏をかいたつもりのリードだったとも考えられるが、中村の表情は「甘い球は絶対に見逃さない」くらい引き締まった表情をしていたので・・・・やっぱり敬遠かな？
このへんも結果論なんで、阿部の送りバント共々正解のないケースなんだが、まだ借金抱えているチーム事情を考えれば、個人的にはシビアな采配をして欲しかったなと・・・
さて、今日の移動日を挟んで、今週からはナゴヤ３連戦、神宮３連戦、熊本、鹿児島と割とヘビーな移動が続く。まぁ神宮３連戦では自宅に帰れるし、そのあと２日間あくので、そこまで厳しくはないだろうけど２８日まで東京ドームはお預けになるので、こちらとしては寂しい限り。
特に明日からのナゴヤ３連戦は、内容によっては次のヤクルト戦に引きずってしまう可能性があるので、しっかりと勝ち越してもらいたい。土曜のゲームが雨で流れたことで連戦の初戦は杉内に託されることになりそうだが、ここを取りさえすれば、次に投げるホールトンが少し楽になる（本人はまだ０勝だし、焦ってると思うが杉内で負けてしまえばさらに焦りが増すと思うし）。打線に勢いが出つつある状況だけに、今週の出来はGW以降の流れに大きく影響しそうだし、まず一つ目の大きなヤマだと思って挑んでほしいし、応援したい。
坂本っちゃん、遠征中でも守備練習はしっかりやってね・・・・
