ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/3 巨人 4-2 ヤクルト → 阿部、村田のタイムリーで勝てて良かった。古城ぃ~!今までありがとう!!

巨人 4-2 ヤクルト 対ヤクルト: 13勝 9敗 1分

勝利投手:ホールトン 18試合 9勝4敗0S

セーブ :山口 64試合 4勝3敗6S

敗戦投手:八木 26試合 5勝13敗0S

投手リレー

巨人:ホールトン→マシソン→澤村→西村→山口 捕手:阿部→河野

ヤクルト:八木→ロマン→久古→押本 捕手:中村

本塁打

巨人:村田25号2ラン

ヤクルト:

東京ドーム

日テレG+ にて観戦

(解説 堀内恒夫 実況 田辺研一郎町田浩徳

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東京ヤクルトスワローズとの23回戦は、初回に阿部のタイムリーヒットで先制すると、三回には村田にもタイムリーヒットが飛び出しリードを2点に広げた。一時は同点に追いつかれたが、五回に村田の2ランホームランで勝ち越しに成功した。5回2失点と先発の役割を果たしたホールトンは、自身5連勝となる9勝目。六回以降はマシソン、澤村、西村、山口が2安打で守り抜く安定したリリーフで2点のリードを守り抜き、4対2で勝利した

Yomiuri Giants Official Web Site

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1番が出て、2番が送って、3、4番がタイムリ

ここのところ、攻撃に関して音無しだったので、今シーズン相性の良い八木が相手とはいえ、セオリー通りの野球で阿部が1点、村田が3点という得点を奪えたのが大きかった

普通にバッティングする形では全く期待できない寺内も、犠打に徹すれば初球からリズムよく決めてくれて、クリーンアップに良い流れで繋げてくれる。短期決戦ではワンランクレベルの高いピッチャーが出てくるだろうから、やはりこの基本に忠実なパターンをしっかりと出来るかどうか、言うまでもないが、その辺がキーになりそう

打線爆発!!ってのが理想ではあるけれど、上向きになれそうな片鱗だけでも見ることが出来たのは良かった

ただ、個人的にはCSのキーマンと考えているロペスが左わき腹に違和感を訴えて途中で下がったのは気になる。シーズン中も同じ症状で離脱しているので、今後、プレーに影響しなければいいが・・・と心配だ

先発のホールトンは相変わらずの安定感で、8月30日から5連勝となり、9勝目をゲットした。

欲を言えば4回の失点は、2アウト満塁だったので、中村には「最悪押し出しもやむなし」という形の勝負でも良かったのではなかったか?とちょっと思ってる。

押し出しで1点返されても、次がピッチャーの八木だったのでそこで止められるはずだし、仮に代打を出されたとしたら4回から継投に入るわけで、こちらとしては後半勝負になるのは望むところだった

まぁ中村もクリーンアップに比べれば、そこまで怖い相手ではないので、本当ならせっかく2アウトまで持ってきたので、そこで無失点に抑えて5回はピッチャーからという展開に持って行けるのがベストではあった。それが出来なかったからベンチに戻ってグローブを叩きつけて悔しがったのだと思うが・・・

まぁ失点した次の5回を三者凡退で切り、相手に反撃のムードを与えなかったところは評価したいし、何より圧倒するピッチングではないが、シーズン最後の登板を勝利で終えて、5連勝という結果で終われたのはCSに向けてチームにとっては朗報だと思う

そして、スコット鉄太朗+澤村の4人による継投は、やはり相手に大きなプレッシャーをかけれることも証明できた。5回までにリードを奪わないとマズイと相手に思わせるだけで、相手の攻撃のリズムを狂わせる事が出来るし、あせりを生み出して浮足立たせることも可能。特にゲーム開始して最初の一回りを良い流れで打ち取ることが出来れば相手の平常心を奪う事が出来て有利にゲームを進めてゆける。当然、相手の先発投手には先制点をやれない、1点も与えられないというプレッシャーがかかるので、こちらの打線にもつけ入る隙が出来る可能性は大きくなる

盤石だった3人に澤村が加わるだけで、ここまで大きな武器になるのは予想出来ていたとはいえ、思った以上の効果を上げているなと改めて感じることが出来た

CSでは短期決戦ではあっても同じ継投を連続で注ぎ込むわけにはゆかないだろうから、打線が大きく援護して違うパターンで逃げ切る形も必要になるけど、勝利のパターンが確立しているのは、1勝のアドバンテージ以上の有利な材料だと思うので、残り試合の少ない中、決戦の舞台となる東京ドームで出来たことは素直に喜びたい

前回、危機管理と原監督が言った西村→グッさんという締めも、thunderwarさんのコメントにもある通り、最優秀中継ぎ投手ホールドポイントを両方に取らせながら勝つという粋な采配だと思えば、違和感も和らぐし、実際ホールドポイントは42で並んだ

残りは2試合なので、起用をどうするか気になるところだけど、特に甲子園での阪神戦は相手へマシソン、グッさんの球を本番まで見せないという事で使わないだろうし、今更ゲームで投げないと不安になるという二人ではないと思うので、ひょっとしたらこのゲームが今シーズン最後の登板になったかもしれない

ファームでは宮國が右下腿内側痛ってことで全治一か月の故障で今シーズンは絶望になってしまった。シーズン終盤のピッチングでは、下で余程無双しない限り、CS、日シリでの登板のチャンスは無いと思っていたので、正直なところポストシーズンにおいては大きな痛手というわけでは無いけれど、来シーズンをにらんだ場合、一番大事なのは年明けの自主トレではなく、秋季キャンプだと思っているので、そこに万全の状態で入れるかどうかは気になるところ。長期化したりクセになったりしないように、しっかりと治療してほしい

さて、今日はゲーム前のセレモニーとゲーム後のお立ち台で最後のユニフォーム姿を見せてくれた古城・・・・村田に続いてお立ち台に立ち、観客の大歓声をうけて涙ぐむ姿にこちらも完全にもらい泣きしてしまった・・・キムタクのように、てっきり今オフのファンフェスタで引退の挨拶をファンに対してするのかと思っていたけれど、まさかこういうタイミングで行うとは思わなくて、私の中では前日に引退会見をしていたけれど「おぃおぃファンへの挨拶はまだいいんじゃねーの?心の準備が出来てねーよ!」とアタフタする心を抑えきれず、球場一周している頃には完全に号泣(汗)

もう一度あると期待している日本一のビールかけの現場にいて欲しかった・・・・

(管理人:みんぐ)