ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/2 巨人 0-1 ヤクルト → 消化試合とは思えない両投手のナイスピッチングだった

巨人 0-1 ヤクルト 対ヤクルト: 12勝 9敗 1分

勝利投手:松岡 34試合 3勝3敗0S

セーブ :

敗戦投手:今村 3試合 1勝1敗0S

投手リレー

巨人:今村→福田→青木→高木京→田原誠 捕手:阿部

ヤクルト:松岡 捕手:中村

本塁打

巨人:

ヤクルト:山田2号ソロ

東京ドーム

日テレG+ にて観戦

(解説 江川卓 実況 佐藤義朗河村亮

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの22回戦。先発の今村は緩急を織り交ぜた投球で好投を続けたが、五回に山田にソロホームランを浴びて先制を許した。一方の打線はヤクルト先発・松岡を打ちあぐね得点を奪うことができない。九回裏に一打サヨナラのチャンスをつくったがホームは遠く試合終了。松岡の前に3安打に抑えられ完封負けを喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

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昨日の阿南もそうだったけど、今日の今村も自分の売り(武器)を持っていて、尚且つ四死球が少ない

こういうピッチャーは首脳陣の評価も高いだろうな、数少ないチャンスでしっかりとアピールしてくれたのは、下で見ていたファンとしても非常に嬉しい

CSで使えるかどうかは別として、二人とも、ピンチになっても自分を見失わないメンタルは立派

今村は前回の初勝利だけでなく、しっかりとプロで通用することを証明した今日のゲームだったと思う。高卒2年目と思えないマウンドさばきは見事だし、遅いカーブを武器にしているからこそ、牽制に関してもしっかり練習してきた結果も出ていた

ま、バレンティンが欠場し、調子が良いとは言えないヤクルト打線相手ではあるので、あまり持ち上げるのも気が引けてしまうが、内容を見てみれば仮に攻撃力のある打線が相手であっても大けがしないのではないか?と思えるようなピッチングだったので、スタミナがついてくれば6回を2~3点で抑える力はあるんじゃないかと思う。

そのスタミナも江川氏が言うように、ゲームの中で常に100%ではなく、うまく力配分をコントロールできるようになれば、完投するほどでは無くても責任回数を投げるのは充分に可能じゃないだろうか

まぁ、来シーズンに関しては、余程オープン戦で良い成績を残さないと、先発ローテ枠を勝ち取るには大変だろうけど、ロングリリーフ出来る左腕としてベンチ入りメンバーに入っている可能性は十分にある

打線に関しては、ここのところ何度も言いましたが、まぁイイです

極力失点しないよう0でおさえる野球をするのか、多少失点してもそれを跳ね返す攻撃力で勝利を手にするのか・・・もちろん、0でおさえて大量点ってのが一番いいわけだけど、どちらかを選べと言われたら前者の方を私は選ぶ

各バッターの結果も余り良くないし、元気いっぱいだった橋本、立岡も少し壁に当たりつつある。ファームで結果を出しても亀井は相変わらず上では元気はないし、寺内に関してはバッティングについて語るのも憚られるほど打てるオーラが出ていない

ま、昨日、今日のゲームを見る限り、攻撃に関しては安心できる材料は少ないのだが、

ただ、村田に関しては上がりつつある感じだし、阿部もまだスイッチは(故意に)入れていないように見える。状態を上げるためには一度落とすことも必要とよく言われるが、実績のある選手たちについては、坂本以外は余り心配はしていない

今日に関しては、坂本、阿部がスタメンに戻ってきたことと、村田に昨日の影響はないという事がわかっただけで、ヨシとするのがイイだろう

スイッチを入れるなり、ギアを上げるのは、ここからってことで・・・・(汗)

もう一つは今日も松岡に良いピッチングをされてしまったというのもある。江川氏が再三、配球について語っていたが、今日の松岡に関しては絞り球の選択が正しかったかどうか???な部分もあるし、そもそも甘い球がそれほどなかったので、今日のように普通に攻撃しては、なかなか突破口を開けなかったかもしれない。アンラッキーな当たりもあったし、本人が開きなおって投げたというように、打たれることを恐れずに攻めながら投げていたので、それにこちらの打線もまんまとはまってしまった感じ

短期決戦となれば、違った攻め方もするだろうし、主力たちの集中力も一段上がるだろうから、明日以降はこうならない・・・と信じたい

ま、ゲームに関しては3安打だったし、正直、あまり語ることがない・・・

ので、今日引退会見をした古城について少し

何と言っても原監督の「振り向けば古城、困った時の古城頼み」は名言だった(笑)

キムタク亡き後、明るいキャラクターでチームを鼓舞し、内野のユーティリティプレーヤーとして堅実な守備と、時に爆発するバッティングで我々ファンを楽しませてくれた。

本人も藤川から打ったサヨナラホームランが一番印象に残っていると言っているけれど、我々ファンの中でもあの「茂ちゃんフィーバー」は一生心に残る瞬間だった

若手のために2軍に行ってくれと言われて、快くファームへ行き、行ったらいったで若手の面倒を見るという姿勢は、今の選手たちに受け継がれているだろうし、何より仲間に愛されているという空気はビンビンに感じる事が出来る

ズムサタで明るい笑顔が見れなくなるのは寂しいけれど、いずれ指導者として戻ってきてくれる日を待ちたいと思う

(管理人:みんぐ)