ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/14 巨人 1-12 ヤクルト → どっちが首位かわからん試合だったな、今季ワーストじゃないか?

巨人 1-12 ヤクルト → 対 ヤクルト:5勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:石 川 17試合 6勝 6敗 0S

セーブ :

敗戦投手:内 海 11試合 1勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:内海→土田→笠原→今村 捕手:阿部→小林

ヤクルト:石川→木谷 捕手:中村

本塁打

巨人:

ヤクルト:山田13号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:吉村禎章 実況:町田浩徳上重聡

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの11回戦。巨人は二回に橋本の犠牲フライで先制に成功するも、内海が直後の三回にソロ本塁打を浴び同点にされる。その後は巨人の投手陣がヤクルト打線を抑えられず、次々に失点を重ねていく。一方の打線もヤクルト先発の石川を打ち崩せず、得点を挙げることができない。4投手が計19安打を浴びて、12失点。投打がかみ合わずに大敗を喫した

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いやぁ~ひでぇゲームだった(涙)

最初にお断りしておきます、今日は最初から最後まで愚痴です(苦笑)

11日の阪神戦もガッカリなゲームだったが、あの時は原監督も内野5人守備や阿部が退場になるなど、まだ勝負しに行っている感じがあったし、勝ちたいという意思は感じたので、負けてもまだ悔しさが残ったのだが、今日に関しては

悔しさどころかイラだちしか無かった(涙)

そもそも、ゲーム前のセレモニーで E-girlsが踊ってる時に、矢野が Follow Me を口ずさみ、選手が身体を動かすこともなく、ただ見入っている姿を見て「なんかこれからゲームをやろうという姿に見えないな」というところから始まってる

チーム打率リーグトップのヤクルト相手に、復帰登板の内海とあっては最初から心配の種はつきず、さらに苦手石川が先発となれば簡単に勝たせてもらえないことは想像ついたが、それにしてもこれほどまでとはねぇ

その内海は変化球が全く入らず高めに抜けるようでは、ヤクルト打線を抑えろというのは無理というもので、早々に見切られても仕方ない。病み上がりという言い訳が残されている分、まだ救いはあるが、やっと戻ってきたエースのピッチングに期待していたファンががっかりしたのもまた事実。ゲーム前は天敵 田中浩康、飯原、バレさえ何とかすれば・・・と思っていたんだが、それ以前の問題だった(涙)

先発が予定通り投げられなければ、後ろのピッチャーにしわ寄せがゆくし、ただでさえ今シーズンはビハインドゲームで投げる中継ぎがゲームを作りなおす事ができず、傷口を広げてズルズルというパターンが多い。今日もご多分にもれず、土田、笠原、今村という若武者3人衆が9失点という悲しい内容

彼らにとってはゲームの勝敗に関係なく、常に結果を出し続けて、アピールしなければいけない立場であるにも関わらず、なんかゲームの雰囲気に飲まれてしまって自分のピッチングが出来ないという状況。難しい球を打たれたシーンも多いが、それ以上に向かってゆく姿勢が見えないことが問題。特に笠原に関しては、緊急登板で胸のすくようなピッチングをしていた姿からは想像も出来ないほど、すっかり暴れん坊になってしまった感じ

投げ終わった後の姿勢も悪いし、投げ急いでるし、球は総じて高い

これでは競ったゲームで投げさせるのは怖いし、心も折れてしまっているかもしれない。ちょっと今のままでは上がり目が期待できないので、一度、下でもう一度リセットしてあげないと、この先平常心で投げるのは難しいんじゃないかと心配だ

その意味ではまだ土田の方が悔しさを表情に出していたし、リベンジしたいという気持ちが伝わってきただけに、救いがありそうには見えた

と、投手陣の愚痴をこぼしてみたものの、攻撃に関してはそれ以上に悲しい

いくら石川が苦手と言っても、余りにも簡単に捻られすぎだし、工夫がなさすぎ。今シーズンは今まで苦手としていた左投手相手でもソコソコ頑張っていた攻撃陣だけど、今日は石川のコントロールが良かったのを差し引いても打てなかった・・・・褒めどころが唯一あるとしたら、2回の橋本の犠牲フライ。1アウト満塁で次が内海だったので、この場面でどうしても点を取らなければいけないところ。チャンスとは言っても3塁ランナーは阿部だし、ロペス、アンダーソンと足が速いとはいえない3人とあっては内野ゴロも許されない厳しい局面

しかし、コンパクトで強く振った打球は阿部の足でも帰ってこれるほど十分なセンターへの犠牲フライで、身体に見合わぬパンチ力を存分に発揮したナイスバッティング

が、褒められるのはソコだけ

いかんせん1~4番がノーヒットではチャンスは作れない。相手がセ・リーグ最強打線とあっては3~4点は最低でも覚悟しなければいけないゲームなので、こちらとしては5点は取らないと勝たせてもらえない。そんな中、チャンスメークはもとより、相手を揺さぶることすら出来ないのであれば、石川に対してどれだけ予習が出来ていたのか疑わしい

特に、1、2打席でいきなり2三振という村田に関してはタイミングが合う合わない以前の問題。そもそも昨日のゲームが終わったところで「何だよぉ村田はまたムチが必要な状態になっちまったのか?」と思ったのだが、どうやらまたお灸が必要なようだ(汗)

今日のような途中交代くらいでは薬になってないのではないか?と思うが、巨人の4番として、明日どういった気持ちで打席に立つのか、去年の7~8月のような姿を今シーズンは見せてくれるのか、オールスター前に少しでも意地をみせてもらいたいと切に願う

阿部に関しても途中交代をすることになるが、これはビハインドだから捨て試合にするということだろうか?個人的には不甲斐ないプレーに関する監督の激だと思いたいし、村田、阿部に関してはそういう風に捉えてほしのだが・・・

アンダーソンは「取れるだろ!?」という打球を2度も落としているし、言いたくないが坂本にも褒められない場面もあった。ロペスのミス(記録はヒットでも個人的にはエラーだと思っている)もあったし、とにかく攻守に渡って覇気が無かった

これが日本シリーズの第7戦だったら、同じようなビハインドでももっと食らいつくゲームが出来ていただろう。今シーズンの巨人はあくまでも日本一の奪回で、短期決戦で負けないチームを作ることのはず。だからといって144試合全て勝てとはいわないし、そんなテンションでやり続けたら潰れてしまうのはわかってる。

しかし、ここまで無抵抗だと、次に繋がるものは何もなく、大敗をひっくり返すというシチュエーションの練習にすらならない

何より、今日は古い友人が年に一度だけ九州から東京に来てドームで巨人戦が見れる日だったのに、こんなゲームを見る羽目になって、なんてかわいそうなんだと同情してしまった

(だから余計にイラついてしまっているのかもしれない)

原貢氏のお別れ会の後だけに、みっともないゲームだけは見せてほしくなかったのだが、よりによって今季一番まずい試合を見せることになってしまったと、反省して欲しい

これで、オールスター前の6連戦を勝ち越しで終了するということがなくなってしまった。昨日までの阪神は一応2位のチームだし、8連勝をして波に乗っていたチームだったので仕方ない。ただ、今日からのヤクルト戦は相手は連敗中、しかもリーグ最下位という状態での対戦だけに、優勝を目標とする巨人としては、ホームでサクっと3連勝しなければいけない立場だったと思う

今日もグッさん、マシソンを使う事ができず、これだけ間隔があくと、逆に心配になるだけに、やはり昨日は6回で澤村を交代させて・・・なんて昨日からの敗戦を引きずるような後味の悪いゲームになってしまった

まだ負け知らずの小山に明日のゲームを託したいが、もしも小山でも落とすというような事になると、メンツだけは揃っているように見える巨人の先発陣も、ゲームを作ってくれそうなのは現状 杉内と菅野だけ、一歩譲って病み上がりの澤村…という安心して見るのが難しい中でオールスターに突入しそうで怖い

あ、でも大事なことを言い忘れてた、やはり今シーズンのヤクルト打線は怖い。単なる好調期ということではなく、4月からずっと続けて結果を出していることからも分かる通り、これが実力。

追い込まれるまでは力強く、追い込まれてもしつこく、さらにただのコンパクトではなく、力強いコンパクトでまさに逆方向に引っ張るバッティングが出来ている

口グセのように「コンパクトに・・・」を繰り返す、どこぞのコーチに、コンパクトに打つというのはこういう事なんだよなぁ~~~と言いたくなるバッティング。打者51人が打席に立ちながら三振がわずか4つというのが、ヤクルト打線の怖さを示していると思う

異論反論あるでしょうけど、ここまで長々と愚痴に付き合っていただき感謝です

(言いたいこと言って、少しスッキリしました(汗))

これを書いてる時点でまだ終わってない DeNA vs 広島のゲームの方がよほど面白い・・・

管理人:みんぐ

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