ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

国民栄誉賞コンビに宮崎がわいた!! [2/12 巨人キャンプ中継観察記]

井端から目が離せない・・・

スポーツ雑誌やG+でのインタビューなど、巨人に来る前、来てからの記事を目にしてはいるが、それでも巨人に入団しての今の本音はどうなんだろうか?と気になって、気になって・・・・

FAで来た選手とは立場が違うし、ましてや、つい昨日までは打倒巨人に燃えていた選手

一方で神奈川出身で堀越高校亜細亜大学からプロ入りしたってことで、やはり学生時代は巨人の試合を見る機会は多かっただろうし、多少の憧れもあったんじゃないかと思う

(中日のニュース記事を貯めてないんで、どっかでそんな発言をしているかどうかわからないけど)

昨日の敵は今日の友なんて、どこでもよくある話だし、過去にも打倒巨人に燃えていた選手が入団するなんてことは何度もあったわけで、別段、気にするほどの事でもないんじゃないかと思うけれど、なんだろうな・・・・・この気持ち

WBCでべた惚れした片岡と違い、第2回WBCではチームの方針で代表に入ることもなく、原監督の指揮下で働けなかった経緯もあるし、どういう風にチームに馴染むのか興味深くてキャンプ初日から、結構注目してた

そんな中、今日は松井のバッティングピッチャーで100球、そのあと、マシン打撃ではミスターの直接指導でカーブの特打ちを行ってた。巨人に来なければ、それも今シーズンに来なければ、こんな経験は出来なかった。打倒巨人に明け暮れたキャリアといえど、原監督、松井、ミスターの3人に見つめられながらの練習は感慨深いものがあったろう(俺だったら興奮して寝られない)。

あのまま減額を受け入れて中日に残っていた自分と、まだどうなるかわからないが、国民栄誉賞コンビに練習を見てもらうという興奮・・・どっちが正解かわからないけれど、少なくとも今日の光景は井端の脳裏から忘れ去られることはないだろうし、既に「ジャイアンツ愛」に目覚めかけていた井端が「ジャイアンツ命」に変わったとしてもおかしくない出来事として私の記憶にも鮮明に焼きついた光景だった

*ところで、中日の大ファンであり、その縁もあって井端と結婚した河野明子元アナは、巨人ファンに鞍替えしただろうか?それとも自分の好みを貫いて、中日ファンのままだろうか・・・・(笑)

そのほか、気になったこと

かねやん(金田正一)が視察で宮國を褒めているという話が出ていたが、ミスターも同様に評価していた。原監督の今まで、はいといいえしか言えなかった宮國が自分の言葉でしゃべるようになったという話が面白い。若いイケメンピッチャーなのにいつも何かに怯える草食動物のようなキャラが可愛くて、女性には大人気なのだが、勝負師としては頼りなさを感じていた。

ヒーローインタビューでもおどおどしていて、それでいて投げる姿とのギャップが良かったわけだが、今シーズンはそんなキャラは卒業し、菅野と次期エースの座を争うつもりでドンドンと前に出てきてもらえそうで、非常に楽しみになった

入団初年度に阿部に受けてもらい、ストレートのキレを褒められ早く上がって来いとハッパを掛けられてからはや3年

去年の苦い経験が糧となって、今シーズンは飛躍してくれることが巨人の優勝への大事なピースになりそうだ

そして日ハムを戦力外となり、巨人の国際スカウト部として帰ってきた二岡・・・色々とあったけれど、野球人としての二岡の経験や技術をベースに日本で使える外国人選手を連れて来てくれるかもしれない期待感は大きくなった

そんな二岡がグラウンドで見学している姿に目を奪われていたら、そこへ仁志、松井、ヨシノブ、阿部、寺内、鈴木らが集まり、小久保も交じって記念撮影しとる・・・

仁志、二岡が抜けたときは、こんな形でかつてのチームメイトが集まって、記念撮影するなんて姿は想像できなかったので、

この記念写真、めちゃくちゃ欲しいぃ~~~~

ってテレビの前で叫んでた(笑)

最後に坂本のバッティングだけど・・・・

松井が「どんなボールも芯に当てる」と褒めていたけれど、フリーバッティング、紅白戦と見ていて去年と違ったように見える。

左ひじをうまく畳んで体の回転をうまく使い、インコースをさばくのが坂本の持ち味であり最大の武器ではあるが、今シーズンはその左ひじをうまく引いて、カットするような打球をセンターから逆方向に(意識的に)打っているように見える

この打ち方だとボールを線で捉える事ができるし、角度は出ないけれど内野の頭を越えるような高さでスピンの利いた打球を打てる

モノにできれば、長打は減るかもしれないけれど、率は確実にあがるし三振も減るんじゃないだろうか?

昨シーズン後半に苦しみ、自主トレで何かを考え、片岡/井端が加入したことで激化する内野争いの中で、生き残るために武器を増やしたんだとしたら、これまた今シーズンのキーマンの一人になると思うし、このメンバーの中で「シーズンを通して先発出場する=井端以上の活躍をする」ということなので、数字もそれに相応しい結果になりそうだ

松井の臨時コーチも明日で終了

この第1、第2クールで彼が残してくれたものが、この後のクール、そしてペナントにどういった形で効果が出るか、非常に楽しみ

管理人:みんぐ