ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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3/29 巨人 11-3 DeNA → やられたらやり返す!貰い泣きしたぞハヤトゥ~

巨人 11-3 DeNA → 対 DeNA:2勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:高木勇 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:三 嶋 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:高木勇→戸根→笠原→高木京 捕手:相川

DeNA:三嶋→林→加賀→小林→国吉 捕手:黒羽根→高城

本塁打

巨人:亀井2号2ラン

DeNA

日テレG+ にて観戦 解説:吉村禎章 実況:佐藤義朗

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの3回戦。巨人は、亀井が1本塁打を含む3安打4打点の活躍をみせるなど打線が爆発、プロ初登板・初先発のルーキー高木勇を援護した。高木勇はランナーを出すも要所を締めるピッチングをみせ、6回2失点の好投、開幕カードでプロ初勝利をあげた。投打がかみ合った巨人はDeNAとの開幕カードを2勝1敗で勝ち越した

Yomiuri Giants Official Web Site

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今シーズンから始まった日テレG+でのゲーム45分前に放送される「GIANTS プレゲームショー」。土日は古城の解説で行われるのだが、その放送の中で、チーム内に高木が二人いて、勇人が二人いる状況でチーム内では高木勇人を何と呼んでいるのかという話題になった

井端と古城がゲーム前に会話した結果、2人目の勇人ということで、

ハヤトゥ(もしくはハヤTWO)

と呼ぶことになったようだが、それがプレゲーム、ゲーム、ポストゲームの中で、すっかり浸透したようだ(笑)なので、当ブログでもこれから高木勇人選手のことをハヤトゥと呼ぶことにします

さて、DeNAの良い所ばかりを見せつけられた前日のゲーム

その悔しさを晴らしたいところだが、正直なところ、まだ打線が上向くには時間が必要だろうと思ってた。しかし、チャンスをモノにする去年の巨人らしい攻撃が井端と亀井の活躍で出来た!

特に5回、ノーアウト満塁のチャンスを作りながら、ピッチャーが林に代わり、村田、由伸と倒れて2アウトになってしまった場面。この時点で4-1と勝ってはいるが、ここを0点のまま終わってしまうと、3点くらいは1チャンスで追いつく力のあるDeNA打線に流れを渡してしまうところだった。

ノーアウト満塁は意外と点が入らないという格言もある中、亀井の2点タイムリーをきっかけに相川、さらには投手のハヤトゥ、坂本と4連打で一挙に5得点をあげた。

クリーンアップを絡めて取った5得点でないのが残念だが、満塁のチャンスメークに長野の四球、阿部のヒットが絡んでいるのでヨシとしようか

初回の立ち上がりに阿部の犠牲フライ、村田のセカンドゴロ(の間に得点)というのもあり、綺麗な取り方ではないものの、4番、5番で1点ずつ取ったスタートを切れたというのも全体の流れの中で良い効果を上げたかもしれない

まあ11点取ったんで浮かれたくなるところだが、昨日「143試合の中にはこういう負け方もある」と書いた手前、同じく「シーズンの中にはこういう勝ち方をすることもある」という稀有な例として締めておくのが良いのではないかと思う(汗)

しかし、今日は何と言っても打線よりもハヤトゥに尽きるでしょう

(可哀想なのは同時刻に黒田が登板したことで、ニュースでの取り上げられ方が少ないってところか)

社会人(三菱重工名古屋)を7年経験し、25歳でプロ野球選手となった遅咲きのルーキー。当然、即戦力として期待されて入団したので、今シーズンいきなり勝ってもらうくらいの活躍をしてもらわないと・・・というのはあるのだが、力も実績もある西村が先発転向し、外国人投手が2人も入団した中で開幕ローテに入るのは簡単なことではない。

キャンプでカットボールを「高木ボール」と原監督に絶賛され、それを武器に気負う気持ちを抑えてしっかりと調整し、オープン戦で結果を残して勝ち取ったローテの座。

社会人時代、何度のなく夢に見たであろうプロ野球でのマウンドで初登板、初勝利を手にしてのお立ち台。声の詰まる場面 (ま、インタビュアーの町田アナも泣かせようという質問をする憎い聞き方だが(笑)) で貰い泣きしてしまったのは私だけでは無いでしょう

優しそうな笑顔をしながら、左右のバッターのインコースを思い切って投げれる度胸の良さは投手に無くてはならないものだし、デビュー登板なのに相川のサインに首を振る姿などは頼もしいの一言。

個人的に気に入っているのは、1試合に数球しか逆球が行かないコントロールの良さ。

140km/h後半のストレートも持っているが、それ以上に、球種の多い変化球とそのほとんどが及第点だという器用さと、それをキャッチャーのミットから大きく外すこと無く投げられることが最大の武器だと思う

何度かフォークを投げる場面もあったが、外れたにしてもワンバンになる外れ方で、抜けるような場面は私の記憶では殆ど無い

人によっては初登板でほとんどヒットも許さず、相手を牛耳るようなピッチングで華麗にデビューして欲しいという人もいるかもしれないけれど、ピンチを迎えてもパニックになるようなこともなく、勝負を急いでテンポが変わることもなく、3ボール、2ストライクのフルカウントまで使って相手と対峙出来ていることの方に魅力を感じたし、今後の期待も膨らんだ

今後、相手のスコアラーも研究し、色々と崩してくるような攻撃を受けることもあるだろうが、少なくとも今のメンタルとコントロールの良さがあれば、今後も計算できる投手としてローテに入り続けられると思う

もうひとりのルーキー戸根も昨日に続いて良いピッチングだった。中継ぎなので、余程のことが無い限りはお立ち台に上がることも無いだろうし、昨日、今日と僅差の場面でのピッチングではないので、真価が問われるのはこれからってことになるが、気持ち的には今日のお立ち台に4人目として上がってもらいたいくらいだったし、メディアももっと取り上げてやって欲しい

毎年同じことを言うが、日曜日の勝利は格別

これを書いている時点ですでにサンデースポーツプロ野球ニュース(CS)、ネオスポを見終わって現在Going中(笑)この後、録画したすぽるととS1を見て、GetSportsで締めるという日曜日のスポーツニュースリレーが楽しくて仕方ない

明日は検討診断なんで、アルコールを控えているが、それさえなければ浴びるほど飲んでいたことでしょう

何はともあれ、昨年負け越した相手に開幕カードを勝ち越しでの終了。巨人ファンの皆さん、おめでとうございます!

管理人:みんぐ

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