ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/28 巨人 4-1 西武 → マイコー!初勝利オメ!交流戦1カード目を勝ち越しスタートで良かった!

巨人 4-1 西武 → 対 西武:2勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:マイコラス 6試合 1勝 2敗 0S

セーブ :

敗戦投手:西 口 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス→澤村 捕手:阿部

西武:西口→田中→大石→宮田 捕手:炭谷

本塁打

巨人:アンダーソン3号ソロ

西武:中村12号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:山本浩二 実況:河村 亮

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東京ドームで行われた埼玉西武ライオンズとの3回戦。二回、西武先発のベテラン西口に対し、巨人はアンダーソンの右翼への一発で先制。さらに四回二死から4連打が飛び出し、3点を加えた。巨人先発・マイコラスは変化球を効果的に使い、8回無失点で、6試合目で来日初勝利。4対1で勝利した巨人は交流戦最初のカードを2勝1敗で終え、好スタートを切った

Yomiuri Giants Official Web Site

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パワーピッチのマイコラスは、気持ち良いくらいのスイングをしてくる西武打線とは相性悪く、東京ドームってこともあって、これまで沈黙させていたおかわりくん、森あたりに火をつけてしまうんじゃないかと心配してたが・・・

いや、正直スマンかった!m(__)m

もともとストレートは文句ない球威なのだが、それがカーブとのコンビネーションで緩急がつけられている。しかも、そのカーブでストライクを取れるので、どうしてもストレートにタイミングを合わせて待たざるを得ず、バッターからするとやっかい

力勝負をしかけてパカパカ打たれる心配をしていたのが何だったのか?と思わせるほど、阿部とのコンビネーションも完璧だった。

(だから野球は面白い)

(試合後の田辺監督のコメントに、うちの選手は強振しすぎ、もう少し確実性のあるバッティングをしないとっていうのがあったけど、いやいや、あのスイングは巨人ファンからすると羨ましすぎるんだけど・・・って思ってた(笑)所変われば悩みも違うもんだなぁ~~~)

制球も安定して、四球を出すこともほとんどないので、常にピッチャー有利の勝負に持ち込める(もともとの触れ込みが変化球をコーナーに投げ分けるってことだったんで、やっと自分を取り戻したってところ?)。まぁ150km/h近いスピードボールを投げて、ボール1個の出し入れが出来る投手なんてめったにいるわけじゃないので、今のピッチングスタイルでまずは1つの完成形なんだと思う。

ファームでの調整期間にしっかりとコーチと話をして、弱点を修正し、ピッチングを見つめなおしたそうだが、日本に来てちょっと結果が出なかったからって、そう簡単にコーチの言うことに耳を傾けられるものではない。ひょっとして入団前にダルビッシュが日本野球へのアドバイスをしてくれていたのかもしれないけれど、ポレダともども、非常に真面目で勉強熱心で日本の野球を舐めていない姿勢がやっと実を結んだと思う

個人的にはマイコラスはロングリリーフの出来る中継ぎとして活躍して欲しいと密かに思っていたところもあるのだが、こんなピッチングをされてしまってはローテーションから外すわけにはゆかなくなってしまう(笑)。

菅野、大竹、マイコラス、杉内、ポレダ、ハヤトゥー と6人の先発が揃っている状態では内海と田口、宮國の戻ってくる枠が無い(汗)。この6人で当落線上にいるのは大竹ってところか?(昨日、20日の阪神戦のような結果を出してたら安心できたのだが)

4人がハーラートップ争いをし、勝ち運に恵まれなかったマイコラスも待望の1勝を手にした。仮にケガや故障者が出ても、枠を虎視眈々と狙っている左のエースや若武者が控えている。近年ここまで安定し、競争の激しい先発争いは見たことが無い(名前だけは揃ってるっていう時期はあった)ので、今の緊張感を保って何とかシーズン最後まで戦って欲しい

となると後は打線か・・・

先週の阪神とのカードが3試合の合計得点で9-2、中日戦が13-5、そして今回の西武戦が19-7。阪神戦と西武戦に1試合ずつ大勝が含まれているので意味がある数字なのかどうかは微妙なところだけど、この9試合の平均得点は 4.55点。まだ開幕前に思い描いていたオーダーではないし、理想的な点の取り方は数試合に1つあるかないかという状態だけど、数字だけ見れば確実に上り調子にあるのは間違い無さそうだ

まだ打線のヒーローが日替わりで安定しているとは言いがたいが、坂本、阿部が復帰してからのアンダーソンとの組み合わせは確実にチャンスを広げたり、チャンスをモノにしたりと勝利に結びついている

前夜のように相川が捕手でも攻撃力が大きく落ちていないというところはあるけれど、やはり阿部を打線に組み込んで8番に片岡(もしくは橋本)を置いた時の効果は絶大だ

(今日は無理して勝負しなくても良い場面で片岡勝負をしてくれて、それはそれで見応えがあった、漢だわ>西口)

復調することが前提で村田が帰ってきたら・・・その時こそが今シーズンの完成形の一つとなりそうで、伸びしろがまだあると思えるだけで期待が膨らむ

さらにマイコラスの活躍で外国人枠の問題も微妙

打線に課題があるチームにも関わらず、セペダ、フランシスコと補強した選手をあげることが出来ない。ポレダ、マシソン、アンダーソンはケガでも無い限り離脱することがありえないので、DHが使える交流戦とはいえ日程に穴が無く、投手を抹消して日程調整することも出来ない。このままでは飼い殺し状態になってしまう可能性もあるけれど、これから先の夏場や終盤にむけて何があるかわからない。セペダは気持ちを切らさず、フランシスコは守備力の向上に努めて、チャンスを待ち続けて欲しい

まずは交流戦最初のカードをホームで勝ち越すことが出来た。おかわりくん、メヒア(2戦目からは出てないが)、森の調子がもう一つだというラッキーが重なったという部分もあるだろうけど、彼らに仕事をさせなかった巨人バッテリーを素直に褒めたい。

(同時に、最後におかわりくんにホームランを打たせてしまい、この後に当たるチームにはきっかけを与えてしまったかも・・・申し訳ない(笑))

交流戦優勝を狙うためには9日からの札幌での3連戦、あまり良い思い出のないQVCでの3連戦がキツイ。その前の2日からの東京ドーム6連戦でオリックスソフトバンクに最低でも勝ち越し、出来れば5勝1敗くらいを狙ってゆかないと厳しいか?そこでのハードルを少しでも下げられるかどうかが明日からの宮城での楽天3連戦にかかってくる

まずは先陣を切るポレダが、今日のマイコラスに刺激されて、これまで以上の安定感を見せて好スタートを切ってくれるといいのだが・・・・

追記

勝敗はともかく、レジェンド西口の元気な姿が見れて、野球ファンとして素直に嬉しかった

管理人:みんぐ

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