ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/20 巨人 7-1 中日 → 今日は投打が噛み合ったな…長野ぉ信じていいか?

巨人 7-1 中日 → 対 中日:6勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:マイコラス 9試合 3勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:バルデス 15試合 2勝 7敗 0S

投手リレー

巨人:マイコラス→山口→マシソン 捕手:相川

中日:バルデス→田島→西川 捕手:松井雅→杉山

本塁打

巨人: 高橋由3号3ラン

中日:福田6号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:山本浩二 実況:町田浩徳

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの11回戦。巨人先発のマイコラスは安定した投球で中日打線を寄せ付けず、七回まで無失点。一方、打線は初回、亀井のタイムリーで先制すると、五回にも亀井がタイムリーを放ち、1点を追加。七回には代打で登場の高橋由が3ランを放つなど、中日投手陣を圧倒した。投打がかみ合った巨人が7対1で快勝し、連敗を4で止めた

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今日はマイコラスのピッチングにつきるかな

もともとストレートが速く、スライダー(カーブ)との緩急も効くので、コントロールが大きく乱れなければ、そうそう連打で炎上することもない。今日は7イニングで四死球1個と、ほとんどの場合、ストライク先行で行けたのが大きかった。1、2の3でストレートを狙い撃ちされれば被弾することもあるだろうけど、まず、ストレートが速いピッチャー相手の場合は、タイミングが取りたくて、初球は見てくる場合も多い。初球を待たれる場合に変化球でストライクが取れれば、ストレートには完全にタイミングが合わないし、追い込みさえすればバッターは両方に対応せざるをえないので、ストレートには振り遅れる。

ま、当たり前の話なんだけど、四隅を丁寧につくピッチャーじゃないだけに、多少甘くとも、しっかりと力のこもった球をストライクゾーンにさえ投げられれば大丈夫ということ。

それが、今日のマイコラスには出来ていたのが好投した理由

1、2回と先頭打者を出したけど、過度に気にすること無く、打者と相対できていたし、何と言っても和田で2つゲッツーが取れたのは大きかった。あのまま投げていても、完封出来た可能性も高いのでは?と思わせてくれるほどの出来だったと思う

さて、打線はというと、7点取ったんだから文句ないだろうと言いたいところだけど、実際には8安打だったので、良いとも悪いとも言えない微妙なところ。8回の2点は西川投手には申し訳ないけど、ゲームがあらかた決まったところで投げてくるだけに、ゲームの空気感が打たせてくれたし、1点もやらないという継投では無かったので、ぶっちゃけ参考記録

リスタート打線の中で、やはりどうにも???の残る村田と阿部は今日もノーヒットだった(ま、四死球は2人で3つあるけど)。個人的には2試合連続の猛打賞でもまだ安心できない長野だけど、交流戦休みの前とあきらかに違ってるなと思うところがある。

それは身体の泳ぎ方

昨日、今日と余り外スラを多用されてないので、はっきりとは言えないけれど、それでも外角のボールに対して身体で追いかけるような素振りはなくなった。今日の1打席目は外寄りの球を引っ張ってレフトへ、7回は外から内へシュート回転して入ってくるストレートだったけど、しっかり引きつけて逆方向へ打った

握力が強くて逆方向へ長打の打てる長野の場合は、ポイントを前ではなく、しっかり引きつけて打つのが大事。今まではそれを意識しすぎて、外角のボールを自ら追いかけて、頭の位置がブレることで見極めも出来ず、力ない空振りを繰り返してた。恐らく内田コーチのアドバイスだと思うけど、軸がぶれないことで外に対して打てるか打てないかの判断がしやすくなったんじゃないかと思う(実際のところはわかんないけど)。同じ理由で坂本も外へ身体が流れてしまうクセが治っている。今日は4打席とも全てセンターから逆方向で、しかも少しずつ打球が飛ぶようになってきた。先日も右方向へ打って、自信はうなだれてたのにスタンドに入ったり、フェンス直撃だったりする打球があったけど、あれは外角の球に対して身体を泳がさず、バットが上から出て叩けているから本人の思っているよりも遠くへ飛んでいる証。坂本もファームから戻ってきてから、このバッティングが目につくようになったので、これも内田コーチの伝授でしょう

昨日、今日の長野のバッティングがしっかりと身体に染み付くことが出来れば、これから先、彼が打線のキーマンになる可能性は大きいし、そうなってほしい。これまで、何度も掴みかけたと思わせて、無音が続くことが多かったので、2試合くらいでは安易に喜べないけれど、今日のバッティングを見ていると、今までとは違う何かを感じさせてくれたので、まずは明日もしっかりチェックしてみたい

で、最初に言った阿部と村田・・・二人共、長野と同じく逆方向に強い打球を打てるバッターだけど、阿部の場合は逆方向の時は二枚腰となって独特の打ち方だし、村田の場合は本来、引きつけて逆方向というのではなく、ポイントを前においてレフト上段に豪快なホームランを打つタイプ。これまで言い過ぎるくらい言ってきたけど、村田は三振を恐れずにもっとボールを前で捌いて欲しい(今日のファールのようにタイミングを崩されてレフトへ打つのではなく)。今の巨人に必要なのは中日の平田、ヤクルトの雄平、畠山のように豪快に打てるバッター。四隅に投げとけば大丈夫だけど、一歩間違えるととんでもないホームランを打たれてしまうという恐怖を相手に植え付けられる打者

個人的に村田には、コツコツと率を稼ぐのではなく、2割5分でもいいから相手投手の心を砕くような一発を期待しているし、それは多くのファンの総意だと思ってる。打順的にも率は求められていないので、打席に立つだけで相手がビビるようなオーラをもう一度取り戻してド派手な一発をかます姿を早く見せてください

ロッテ戦最後のハヤトゥーの好投、昨日の菅野の好投で負けて、昨日はちょっとムキになっていたところもあって反省だけど、今日のマイコラスもナイスピッチングで、先発投手はまだまだ安定していると確認できたのは収穫だった。明日は初めてヤハトゥーが日曜ではなくなってしまったけれど、今日のマイコラスのピッチングに触発されて、ポレダも快投してくれるとうれしいのだが・・・・

レダの場合は8~9回まで投げるというタイプではないので、中継ぎへの継投が重要なゲームになりそう。今日のグッさんは三振かホームランという極端な出来だったけど、果たして明日はどうなるか・・・今シーズンは勝てていない山井だけど、だからといって巨人打線が打てる保証は全くないので、割とシビアなゲーム展開になりそうな気がする。

私の予想を裏切って、リスタート打線が爆発してくれることを祈りたいが・・・・

管理人:みんぐ

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