ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

2016年が始動!当ブログの2016もスタートします

昨日2月1日にいよいよキャンプがスタートしました

野球選手にとってのお正月だとよく言われますが、我々ファンにとっても、気持ちの上で始動する季節になりました。

本来なら開幕ちょっと前くらいにスタートする当ブログですけど、キャンプインの季節に合わせて、チョロチョロと不定期で2016年をスタートします

さて、スタートにあたって、本来なら去年のペナントからCSでの反省、そして原監督の電撃辞任からの由伸新監督誕生、惜しまれつつ引退する選手、球団からサヨナラしてゆく選手、そして新入団してくる選手ときて、コーチ陣を含めた新たな陣容など色々と語らなければいけないことが盛り沢山なんですが、それらを全部書き連ねると、とんでもない量になってしまう(笑)ので、これから記してゆく今年の巨人への徒然の中で、少しずつ触れてゆきたいと思います

キャンプ中継をガッツリ見て気になった点を書く前に、私個人の今年のキーマンというか、注目しておきたい選手をあげておきます

大方の巨人ファンとほぼ同じになるかと思いますが、投手で言えば菅野、野手で言えば長野、坂本ということになるでしょうか

防御率 1.94なのにも関わらず10勝11敗だった菅野が防御率は維持しながらも15勝6敗くらいだったとしたら…去年だったら優勝ですからね。そのリーグ屈指の防御率と安定感にも関わらず、プレミア12でも3番手4番手扱いとなり、世間の注目度でもマエケン、大谷、藤浪に大きく差をつけられてしまっているのは、わかりやすい圧倒的な存在感にかけるからでしょうか?

今日の相川捕手の菅野の球を受けたコメントで、ストレートの回転がすごくイイ、スライダーの曲がりが遅いと絶賛してましたが、個人的にはやはり困ったときにストレートで相手をねじ伏せるピッチングに期待したくなります。入団前に菅野が何故に高評価だったかといえば、MAX155km/hのストレートをコントロールよく投げるところでした。プロに入って、少しでも長いイニングを投げることを意識したのか、まともに勝負したら打たれるとかわしたのかわかりませんが、どちらかというと、ストレートは見せ球で変化球勝負する姿が多く(だからこその安定感かもしれませんけど)、我々の目には相手を圧倒するという姿には見えませんでした。

自主トレ前にストレートの威力をあげると宣言し、そしてキャンプに入った菅野ですが、その宣言通りの調整をしてきていることが垣間見えて、今年の期待感は随分と高まったように思います。自主トレでは恐らくフィジカル面でのトレーニングが主だったと思うので、球筋自体はさらにこれから上がってゆくでしょう、球威を増すための下準備が、この後、どれだけ投球に変化を与えてゆくのか、キャンプでのブルペンレポートからは目が離せませんね。

とはいえ、投手陣の中で最もローテから外れてはいけない投手ですから、くれぐれもケガにだけは注意してもらいたいですね

そして、防御率1.94の菅野が負け越す結果になってしまった原因である攻撃陣の要。中でもキーマンとなる長野・坂本にも注目せざるを得ません

まずは坂本ですけど、昨日のキャンプ中継のロングインタビューの中で、変化の片鱗が垣間見えました。まず一番大きいのは、プレミア12に参加したことで、山田哲人筒香らといったスラッガーと一緒にプレーし、スイングの力強さに大きな差があることを実感したということ。しっかりと力強いスイングが出来れば、当たりそこねでもヒットになるという考えのもとに、肉体強化を中心に自主トレに励んできたようです。体重も3~4Kg増えたらしいですが、それは画面で最初に見た時に人目でわかります。

今年は10年目ですし、キャプテンも2年目になります。昨年はさぐりながらやっていたけど、今年は積極的に引っ張ってゆきますという宣言も出たところで、これからの10年をどういう選手で過ごすかの起点になりそうな年だという気がしてきました。外スラを中途半端なスイングで空振りしたり、絶好球を見逃したりする昨年までの坂本とサヨナラすることが出来れば自ずと成績はついてきますし、坂本の成績はチームの雰囲気に直結します。守備面での安定感は年々上がってる(ゴールデングラブを鳥谷に取られたのは、個人的には今でも納得してない(汗))ので、あとは打撃と走塁だけ。持病の腰痛は心配ですけど、あの強化された下半身の筋肉がそれらをカバーしてくれると信じて、プロ10年目のキャプテンに注目してシーズンを見てみたいと思います

もう一人のキーマン、今年は選手会長になった長野ですが、やはり昨年のキャンプをリハビリ組でスタートして、しっかり鍛えられなかったことがシーズン中ずっと響いてしまったと語っていました

となれば、真っ黒に日焼けして自主トレでバリバリ鍛えてきた今年は期待していいんだよね?という気持ちになってきますね。坂本と合わせて二人に共通しているのが「力強いスイング」という言葉でした。やはり山田、柳田の二人のトリプルスリー選手のスイングというのはサカチョーの脳裏にもしっかり焼き付いているようです。

(長野のホームランを増やしたいという言葉にも、それを伺えました)

入団時から、サカチョーは「右打者だけど、本気になったらトリプルスリーを狙える選手」だと、当ブログでも言い続けてきましたし、それだけの上手さとパワーと走力は持っていると今でも思ってます。

さらに今年は盗塁数を20以上にしたいと言って事が心に刺さりました。盗塁に関しては、坂本も触れてましたけど、それもやはりトリプルスリー選手の影響でしょう。巨人には立岡、片岡、橋本、大田とレギュラー候補に足のある選手はいますが、サカチョーも本気で走れば足の早い選手ですので、阿部、村田+外国人野手以外の選手が常に次の塁を狙っているという素振りを見せるだけで、相手投手の集中力は相当に削がれることでしょう。「ひと昔前の強打巨人打線をもう一度!」と願っているファンもいるでしょうが、近代野球においては走塁を絡めた戦術は必須ですし、特に今年からはルール改正によって本塁でのクロスプレーが大きく変わりますから、ランナーをいかにしてセカンドに進めるかということが大きなキーポイントになってきます。

立岡、片岡が出塁してセカンドに進み、坂本もそれに続けば得点チャンスは一気に増え、クリーンアップ次第では大量得点に繋がりますから、サカチョーだけでなく、足のある他の選手も失敗を恐れずにドンドン次の塁を狙う姿を見せてほしいものです

個人的には、サカチョーの二人には「3割30本を狙います!!」くらいの大口を叩いて欲しかったのですが、具体的な数字目標は出てこなかったですね。「あくまでも優勝」という事を念頭においているというのは、昨年までの成績を真摯に受け止めているということと、数字には現れないところでの貢献や自己犠牲も持さないということから来てるんでしょうが、二人が3割30本を達成すれば、もともと持っている投手陣の厚さから、自ずと優勝に近づくということをもっと意識して、自分にプレッシャーをかける意味でも口にして欲しかったなと思います

まぁ、まだキャンプは2日目が終わったばかり。言いたいことは山程ありますが、今日のところはこれくらいにしておきましょうか

でも追記

高橋尚成が昨日、今日と来てましたね。もちろん巨人のOBですから、決して不思議ではないんですけど、一応、昨年まではDeNAにいたわけですから、まずはそちらに行ったほうが良いのでは?とちと心配になりました(笑)大好きな松井がコーチで来ているので、会いたくて来たのかもしれませんし、いずれは巨人のコーチ枠を狙っての訪問なのかもしれませんが…宮ちゃん(宮本)が話をしていたようなので、いずれズムサタでその辺が明らかになるかもしれませんね

あと、エドガーがいました~~~!!!!

中継では来年のWBCのメキシコ監督になるかもしれないという話が出ている中で、同じメキシコ出身のクルーズを見に来たと伝えてましたが、私の記憶では確かエドガーは巨人の駐米スカウトのはずなんで、(恐らく)自分がスカウトしたギャレットを見に来たのではないかと思っているのだが…しかし、相変わらずのナイスガイだったわ(笑)

ま、ギャレットに関しては、今日のフリーバッティングを見て言いたいこともあるんだけど、それはまた次の機会に

そして、たった今入ってきたニュース「清原 覚せい剤で逮捕」…残念です

管理人:みんぐ

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