ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/14 巨 4-6 ヤ → 昨日のようなゲームはあのまま逃げ切らなきゃなぁ(涙)

巨人 4-6 ヤクルト → 対 ヤクルト:4勝2敗0分 神宮球場

勝利投手:ルーキ 8試合 1勝 0敗 0S

セーブ :オンドルセク 6試合 0勝 0敗 2S

敗戦投手:山 口 8試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:高木→戸根→山口→マシソン 捕手:小林

ヤクルト:小川→秋吉→ルーキ→オンドルセク 捕手:中村

本塁打

巨人:長野3号ソロ

ヤクルト:バレンティン3号ソロ

フジテレビONE にて観戦

解説:大久保博元 実況:近藤雄介

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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの6回戦。巨人は初回、長野の通算100号となるソロホームランで先制するが、先発の高木勇が三回に3点を奪われ逆転を許す。六回には小林誠の2点タイムリ二塁打などで逆転に成功するが、その後登板したリリーフ陣がいずれも失点し、逆転負けを喫した。シーソーゲームを落とした巨人は首位から陥落した

Yomiuri Giants Official Web Site

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小川は侍ジャパンの代表に選ばれてもおかしくない投手だからなぁ、ハヤトゥーが相手では正直なところ分が悪いよなぁ

って思ってたところでの3失点で「やっぱりかぁ」と嘆く…

ただ、今日は打線も小川相手にがんばったね、やっとこさ片岡にヒットが出てからのクルーズのタイムリーと小林の勝ち越し打はお見事でした。

特にクルーズの当たりは、内野ゴロの間に1点でも取れればOK、ヤクルト側も1点はあげるよという守備シフトの中で、アウトを献上せずに奪えた1点というのが大きかったし、追い込まれてからのバッティングは勝負強いなというのを感じさせてくれた。

解説のデーブが去年対戦しているだけに、クルーズの良い所を連呼してくれたのが効いたのかもしれない(笑)

スカっとした点の取り方では無かったかもしれないが、どうしても1点欲しいところでチームバッティングをしてくれる様は、現状で四番に最も適しているなっていう感じ

ま、良い所はそこだけだったのだが、ギャレットが体調不良で出れない中、何とかチームの雰囲気は作ってくれたと思う

しかしハヤトゥーは本当に不思議な投手だ

今日の展開を見てると、やはりいつも通り不安な表情を浮かべながらのピッチングで、5~6点くらい取られてもおかしくない雰囲気だったのに、終わってみれば5回3失点と当初の予想を裏切らない結果で終わる。欲を言えば6~7回は投げて欲しかったし、どちらかというと制球力重視のピッチャーが四球2度出してピンチを作るようでは話にならない。

まぁ本人もその辺は反省してるだろうけど、どうしても相手に押されて逃げのピッチングになることがあるので、もう少し自信を持って相手に向かって投げて欲しい(その結果、打たれても、むしろ構わない)。持っている武器は他の投手に比べて引けをとっているわけではないので、ストレートのキレを増すことと、相手に向かってゆく勇気、これをもっと磨いてくれれば、さらに安定感は増すと思う

(スライダーを狙われやすいという話がゲーム中にあったけれど、それだけ相手にとってやっかいな武器であることを意味しているので、狙われているならそれを逆手に取るピッチングをすればいいだけのこと、っていうか自らカウントを悪くして、100%スライダーが来るっていう状況を作らないようにすればイイ)

結果的には、ほぼ敗戦投手の流れだったにも関わらず、勝ち負けがつかないで終わるという、持ってるのか持ってないのかわからない投手という位置づけになってしまった(笑)(去年前半は明らかに「持ってる男」だった)

恐らく、由伸監督もハヤトゥーには6回は最低でも投げてもらいたかったに違いない、1イニング早めに交代せざるを得なかった結果が、6回の戸根の投入になってしまったのだろうけど、バレンティン相手に戸根の投入はちょっと厳しかったと思う。右打ちでスタンドまで持って行ったバレも見事ではあるが、本来ならこの回は田原か土田でゆくべきだったのかもしれない…ついでに言えば、グッさんも坂口、川端を打ちとったところで御役目終了で、2アウトとっているからということで、山田まではまだしも、前打席でホームランを打っているバレのところでは交代させるべきだった

(この時点では同点だったので、延長も見据えての事だったのかもしれないが…)

田原、土田とも登板が多くて、休ませたかったのかもしれないし、良い時と悪い時がハッキリしているので、そこまでの信頼感が無かったのかもしれないが、金曜はゲームは無いし、だとしたらマシソンを早めに投入して(ま、そのマシソンも微妙だったけど)、最終的には澤村に複数イニング任せる前提でやりくりしても良かったのでは?と結果論で言えば継投に悔いが残る

それにしても、バレのような右への強い打球を何とか村田にもお願いできないものか…ここのところ率を上げてきている村田だが、打順を考えれば帰る人では無く帰す人。相手バッテリーにとっても、バレのようなバッティングをされる方が怖いと思うし、村田も逆方向であれくらいの飛距離が出せるバッターなので、あれを見て、何かを感じて、長打を意識したバッティングに目覚めてくれるといいなと思う

ついでに言えば、最終打席の片岡…

小林が同じ球を引っ張ってタイムリーを打ったのだが、片岡にもアレと同じことをやって欲しかった。最悪でも1点は返したいという思いで、逆方向にゴロを転がそうとしたのだろうけど、その意識が強すぎて無理やりなスイングになってしまった。そもそも初球のボール球を振ってしまったことが問題なのだが、目線を高くして積極的に行こうと思っていたのなら、あのボールは引っ張って、最悪でもレフトフライという形を作って欲しかった。

(片岡のパワーなら、スタンド近くまで持ってゆくことは出来たはずなので…)

それと中井…

大田もそうだけど、いずれ巨人の主軸を打つだろうな…と思わせてくれるバッターは、4回のチャンスの場面で、タイムリーなり一発で球場を沸かせるもの。あの場面で相手に怖さを与えられない所が、良いポテンシャルを持っていながら定着できない原因なんだよなぁ~~~と見ていて、ちとガッカリした。その後の追い込まれてからの四球は見事だったけれど、そうは言っても中井に求められているのは粘って四球を選ぶ姿ではなく、ランナーがいる場面で2ベース、もしくはスタンドインを打てるようなバッティングなので、この次にはそういうバッティングを見せてくれるような活躍を期待してます

神宮決戦は1勝2敗と負け越して、順位も3位に落ち、今もっとも打線に勢いのある広島と週末に戦うことになるという厳しい結果になってしまったが、それもまぁ想定内といえば想定内。初戦でポレダが炎上した時点で、今週は厳しくなることが予想出来ていたし、もしも菅野が負けるようなことがあれば悪夢の5連敗なんてこともありえたわけで、それを考えたらまだ2勝3敗くらいで終われる可能性があるだけマシってもの

最終週には甲子園での阪神戦もあるし、4月は終わってみれば一気に借金生活ってことも十分にありえるが、開幕当初の貯金が無ければ、とっくに借金だったわけで、坂本、ギャレットに不安があり、ローテも厳しいというチーム状態が苦しい中、何とか粘ってギリギリのところで食らいついてゆけば、まだまだ上がり目はあるってことを信じて、頑張ってもらうしかない

管理人:みんぐ

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