ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/6 巨 2-4 De→ 今季初黒星!勝てないまでも負けないゲームは出来たと思うけど

巨人 2-4 DeNA → 対 DeNA:2勝1敗0分 横浜スタジアム

勝利投手:パットン 4試合 1勝 0敗 0S

セーブ :山崎康 2試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:山口鉄 2試合 1勝 1敗 0S

・投手リレー

巨人:吉川光→山口鉄→谷岡→池田 捕手:小林

中日:ウィーランド→パットン→砂田→三上→山崎康 捕手:戸柱

本塁打

巨人: 阿部4号2ラン

中日:

・解説:川口和久 実況:新タ悦男

TBSチャンネル2 にて観戦

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横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの3回戦。移籍後初登板の巨人先発・吉川光は二回までに2点を失うが、三回以降は立ち直る。援護したい打線は六回、阿部の右越え2点本塁打で同点に追いつく。吉川光は6回2失点の粘投を見せたが七回、谷岡が梶谷に2点適時打を浴び、2対4と勝ち越しを許す。最終回は一死一、二塁とチャンスを作るも後続が倒れ、試合終了。巨人は開幕5連勝でストップし、今季初の黒星を喫した

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う~ん、色んな意味でちょっともったいないゲームだったかな

DeNAの先発ウィーランドはオープン戦で見たのとは別人のようで、コントロールよく緩急をうまく使って、巨人打線を翻弄してました。前日に村田ヘッドがウィーランド対策は出来ているって言ってたので、ちょっと期待してたんですが予想外に状態が良くて、対策は機能しなかったようです(涙)

一方、バースデー登板が巨人の公式戦初登板となった吉川ですが、緊張してはいなかったけど、これまでとは違ったと本人が言う通り、序盤はかなりリキんでましたね。まぁリキむなというのも無理な話なのでそこは余りツッコむのはやめておきましょう。宮崎、桑原に打たれたタイムリーも決して甘い球ではなく、半分は打った二人を褒めるべき部分もあるのですが、ゲーム後に小林が反省している通り、ちょっとムキになって攻めすぎたようです。ウィーランドと同じく、冷静に緩急をうまく使ってタイミングを外せていれば、どちらか一方の失点は防げたかもしれません、この辺は広陵コンビが次回の課題としてくれればいいでしょう。

3回以降は危なげないピッチングでしたし、リードしている展開であれば7回も投げさせられるくらいだったと思うので、入団初登板としては上々だったのではないでしょうか?

攻撃面に関して言えば、去年からの課題の重信の三振がちょっと残念ですが、序盤~中盤にかけては坂本も連続三振ですし、阿部も2打席は抑えられてしまったので、多少はしょうがないところはあるでしょうか。とにかく足を活かすためには打球を転がさないことには話になりませんので、強い打球を打つことよりも如何にしてバットに当てるか、ファールで粘ることも含めて1軍レベルのピッチャーのボールに食らいつく練習をしてもらいたいものです。

こういう良ピッチャー相手の時は、こちらもクリーンアップに期待がかかりますが、6回の坂本ヒットからの阿部の2ランはさすがですね、この時点で完全に空気は巨人に吹き始め、今日も貰った!って思いました。

個人的に敗因をあげるなら2つ

1つはなぜ前回登板悪くなかった森福ではなくグッさんだったのか?確かにこれまでの巨人を支えてきたのはグッさんですし、彼の復活はこれからのチームの成績に大きく影響しますが、今この瞬間で森福と比べれば、私の見立てでは森福のほうが状態が良さそうに見えますし、DeNA打線も豊富に対戦があるわけではありませんから、投手有利な状況で後半勝負に持ち込めたような気がします。グッさんのプライドを慮ってのことかもしれませんし、練習、ブルペンではグッさんのほうが状態が良いなど理由はあるのでしょうが、新入団の吉川から始まったゲームだったので、これまた新入団の森福へのリレーといったような粋な演出も欲しかったところです

グッさんが作ってしまったピンチだったので、後を託された谷岡を責めるつもりは全くありません、むしろあのピンチの場面で新人が度胸よく投げていたと思いますし、続く池田もナイスピッチングでした。グッさんが招いたピンチを森福に任せるという選択肢もあったと思いますが、森福本人はワンポイントが嫌で巨人にきたところもありますし、優勝争いをしている状況ならともかく、あのタイミングではもう投げさせるつもりは無かったのかもしれません(むろん、0で抑えて延長にでもなれば話は別ですが)。

同様に同点のままなら、マシソン、カミネロを投入する事も考えられましたが、今日に関しては(あくまでも私の個人的な予想ですけど)、仮に負けたとしても良しとするくらいの割り切りで、谷岡がピンチを切り抜け、池田が登板する流れの中で、勝ち越して勝利することが出来れば儲けものくらいに考えていたのかもしれません。

もうひとつの残念だったポイントは村田の打席の初球

見る限り初球ストレートを待っていたように見えましたが、あの場面で真っ正直にストレートでストライクを取ってくることは考えづらく、スライダーに的を絞っていれば、決して難しい球では無かったので、村田が一発で仕留めてくれればさらに盛り上がったのにな・・・と。ついでに言えば今日は当たりのなかった中井ではなく、石川の思い切りの良さにかけてみるという手もあったかと・・・

ま、いずれにしてもタラレバの話ですので、どうだったかというのはわかりませんし、あくまでも私の意見ということで

それにしても最終打席の長野はイラついてましたね

戦力になれていないことを本人も気にしているというコメントがありましたが、相当自分に腹がたっているのでしょう。そんな中でも最後にヒットが出たことが明日に繋がってくれるのであればいいのですが、どうでしょうかね?ゲーム終盤に長野が出て、重信(もしくは岡本)が送り、小林、投手のところで代打で勝負をかけるという場面は、これから先もあると思いますし、チャンスでクリーンアップが倒れた後に長野が救うという期待も出てきます。坂本、阿部が好調なだけに長野の調子が上がれば、1試合3~4得点くらいのところが5~6点くらいに跳ね上がるので、好調広島と当たる来週までに、少しでも状態を上げてもらいたいですね

まぁ巨人としても2軍で無双している宮國を使う場所が無かったり、橋本を含めた若い選手も下では好調、陽岱鋼、山口俊らの新戦力もまだ使用していないなど、現状ではベストメンバーでは無い中で勝利を続けていたわけで、文字通りまだまだ様子見ということで、変に勝ち続けてもプレシャーもかかりますし、今日は今日でサクっと切り替えて、甲子園に乗り込みましょう!

管理人:みんぐ

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