ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」5/22 巨 1-5 De → 本拠地で打線が爆発せんなぁ…(涙)

巨人 1-5 DeNA → 対 DeNA 5勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:東 3試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 7試合 3勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→桜井→田口→アダメス→高木 捕手:炭谷
DeNA:東→三嶋→エスコバー→パットン→山崎 捕手:伊藤光→嶺井
本塁打
巨人:ゲレーロ6号(二回ソロ)
DeNA:ソト13号、宮崎7号、桑原1号
日テレG+ にて観戦 解説:中畑清 実況:佐藤義朗
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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの9回戦。前日の試合が雨天中止となりスライド登板の巨人先発・高橋は初回、ソトに左越え2点本塁打を浴び、先制を許す。四回には伊藤光の右前適時打で1点を失い、4回3失点で降板。打線は前回対戦時に8点を奪ったDeNA先発・東に対し、二回にゲレーロがソロ本塁打を放つも、3本の併殺打など好機を生かせない。リリーフ陣も七回に3番手・田口が宮崎に左越えソロ本塁打、九回は5番手・高木が桑原に右越えソロ本塁打を浴びるなど、流れを引き寄せることができず、1対5で敗れ、首位広島とのゲーム差は1.5に広がった
(https://www.giants.jp/G/result/201905221index.html)
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東京ドームだから多少の被本塁打は仕方ない、どちらかというと、打たれたらそれ以上に打たないといけない球場なので、1点しか取れなかった打線が悪い。
というのがまずは率直なゲームの感想

とはいえ、今日の東は非常に良くて、打ち崩せ!というのが難しいのは見ていてもわかる。ただ、その東の出来を差し引いても3つの併殺は痛かったし、4、5、6回で1点ずつでも返せていれば、試合の流れは全く違ったものになっていたと思う


その打線に関して言うと、ここのところちょっと選手任せのシーンが多いような気がする。東攻略にあたって、チームとして何か仕掛けようというよりも、選手個々の判断に任せているような感じ

打線が当たっていて、選手もいつも以上にボールが見えている状態ならそれでも良いけれど、全体的に湿っているときは、あまり考えさせるようなことをさせずに、ベンチの責任で割り切った形で行くのも良いと思う
結果論を承知で話すと、今日の東の出来を考えれば低め、特にチェンジアップは完全に捨てて目線を上げたうえでストレート狙い一本でダメならしょうがないくらいの割り切りでも良かった気がする
特に3回の坂本の三振、代打石川の三振はベンチの責任で低めを捨てろという指示が出ていたなら、振らずに済んだかもしれないし、どの打者もストレートが甘いところに来ても、ことごとくファールになっていたので、ストレートを待ちながら変化球に対応するのではなく、ストレートが来たら振り負けないように思い切らせるくらいの割り切りが必要だった
(好投手を相手にする時は、だいたいそういうものだと思うし)


狙い球が中途半端だから、どっちつかずのバッティングになり、泳がされてゲッツーとか甘い球をファールとかになってしまう。
極端な狙い撃ちはバッテリーに弄ばれる原因にもなりかねないけれど、ファールではなく外野フライを打たれる方が(キャッチャーはともかく)投手には絶対にプレッシャーになるし、それはリキみの原因となってスタミナを奪う事にもつながる・・・はず


良い投手の調子が悪い時
エース格ではない投手の時

は打てても、状態の良い投手の時に打てなければ、それなりの連勝をするのは難しい


これまで何度も言ってきたけれど、今の巨人は打線のチーム、しかも5点は取らないと勝ちが計算できない状態なので、単に打線をいじるとか、上と下で入れ替えるとか、そういう付け焼刃な対策ではなく、チームとしての抜本的な策が欲しい

打線の状態が良いチーム、良い状態の時のチームに共通しているのは、「スイングがするどい」「ボール球を振らない」という2点。三振であっても強振されれば投手は「当たったらヤバい」って思うわけで、先にも言った通り中地半端なバッティングが一番相手を助けると思う

ゲーム中に中畑氏が坂本にあそこまでフルスイングすることないのに…と苦言を呈していたけれど、あれはあれで意味があったと思うし、坂本にはその計算があったのではないかと思う(結果が伴わなかったので余計に悪い事と捉えられそうだが)。


もしくは、ストレートのタイミングで変化球にもを徹底させるのであれば、むしろファールを打ちまくって球数を投げさせること。特にスタミナに不安のある東を攻略するなら少しでも早いイニングで降板させる意味でも、もっと粘りが欲しかった


状態の上がったDeNA打線を相手に、本拠地で自分たちがやりたかったゲームをやられてしまい、前回の阪神戦でも似たようにやられているわけで、ベストメンバーではないことを考慮しても、いや、それだからこそ、思い切った何かが欲しい


付け焼刃なオーダーの変更はあまり歓迎しないと言ったけれど、個人的には阿部の出番が少ないのは気になる。
以前も書いたけれど、毎日とは言わない、毎試合花束を用意している球団のためにも、週に1いや2試合くらい阿部を左右に関係なく、ファーストスタメンで起用することもそろそろ選択しても良いのでは?って思うのだけれど、どうだろう?
東京ドームで阿部の400号が達成出来たら、チームの雰囲気が変わるだけでなく、球場の空気も一変しそうな気がするが…

今日の7番中島を見ていて、思ったことだが、打順を考えれば7番に求められるのは器用なバッティングではなく、三振かホームランかのような豪快なスイング。2アウトランナー無しからヒットで出ても得点は難しいし、そもそも7番にそういうバッティングは求められていない。残念だけど私が中島に求めているのは、バッテリーにプレッシャーを与え豪快なスイングをする姿なので、今シーズンの状態からはかけ離れてしまっているし、あれでは投手も一発の怖さは感じていないのではないだろうか?
同じ理由でゲレーロをクリーンアップにもってくるのも反対、彼は6番、7番にいるから怖いのであって、1打席目こそ低めをうまく捉えたけれど、4、6回ではうまく打とうとして結果2つの併殺を招いてしまった。ゲームの責任を背負うことなく、ただただホームランを狙わせる方が個人的には良い結果を生みそうな気がするので、5番での起用はやめてもらいたい

 

先発の高橋優は、初めてのスライド登板だからって擁護はしたくないけれど、初回の2点は不用意だったかな、その前の四球はもっと悪いけど
打線が元気なら、これでも勝ち投手の権利を手にしていた可能性もあるし、4回で降板させられたことは、彼にとって新たなステップアップのきっかけになると期待したい。新人選手には成功も失敗もすべてが糧。これを経験にスライドの場合のルーティーンの仕方、ボールを抑えきれない(全体的に高い)時にはどうするべきか、学習能力が高く頭の良い彼のことですし、ちょっとやそっとでは動揺しない強心臓ももっているので、次にどのように修正するのか楽しみにすることにしましょう


さて、僅か2試合で首位から1.5ゲーム差をつけられての2位になったわけですが、前回も言ったように順位を今の段階で気にするのは胃が痛いのでやめときましょう(笑)
この苦しんでいる今でも5つの貯金があることを前向きにとらえ、1つずつ増やしてゆくことを考えたい。

今シーズンはどのチームも苦しい時と状態の良い時を経験している。あの悪夢の連敗をしていたDeNAや広島も勢いを増し、今シーズンは2強でゆくかも?と思われた巨人とヤクルトが今は苦しんでいる。現時点で優勝争いはもとより、Aクラス争いがどうなるのか断言できる人はいないのではないか?と思われるように、この先、混戦はさらに続くと予想されます

調子を落としたチームが上がってきたように、巨人も上がる可能性は大いにあります
それが少しでも早く来るよう、また上がってきた時には遠く離されないよう、出来る限り早めの対処を願うのみですね


残念な敗戦ですが、そうはいってもまだ対戦成績は貯金1つありますので、明日の今村が久々の登板で躍動してくれることを期待しましょうか!

 


管理人:みんぐ
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