ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/2 巨 5-4 阪神 → 戸田初勝利おめでとう!冷や冷やの展開だったけど単独1位ゲット!

阪神 2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:戸 田 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :大 勢 6試合 0勝 0敗 6S
敗戦投手:小 川 2試合 0勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:山崎伊→戸田→今村→畠→高梨→大勢 捕手:大城
阪神:小川→桐敷→渡辺→齋藤→湯浅 捕手:坂本

本塁打
巨人:坂本2号(一回2ラン)、丸2号(二回ソロ)、ポランコ3号(三回ソロ)
阪神

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204021index.html)
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予定では序盤から得点ラッシュで山崎伊は5イニングを2失点、あとを直江、戸田、最後を高梨が締めて鍬原、大勢を日曜に取っておく展開で勝利!


ってイメージだったんですが・・・(汗)


山崎伊はプレゲームで表情を見ている限りは、集中している良い感じだったけれど、いざ大観衆の東京ドームのマウンドでは、先週経験しているとはいえ、緊張したのかな?前回の反省を踏まえ、自分なりに「今回はこうしよう」というテーマは持っていたと思うので、考えすぎてしまったのかもしれない
いきなり近本にヒットを打たれたことで動揺したか、立ち上がりから制球がままならず、シュートは外に抜け、ボールも高い。四球の連発で「初回からビッグイニングか?」と心配になるほど、自分のピッチングが出来てなかった感じ。


2~3点取られてもいいから、初回から飛ばして、行けるところまでゆく!


くらいの割り切ったピッチングをした方が良いと思うけど、恐らく本人の中では少しでも長く投げたい、慎重に投げたいって気持ちだったのだろう。今回のローテの若武者たちは、新人らしからぬ冷静さというか、大人びたピッチングをする投手たちというイメージだが、若いんだから「うりゃ~!」って目一杯投げればいいと思う


結局は5回を投げ切ることが出来ずに降板、ローテも一回飛ばすという事で、シューメーカーが来週は投げるらしい。

(それはそれで期待!)
開幕2戦目から2試合、初勝利を手にすることは出来なかったが、下で杉内コーチのアドバイスをもらい、微調整をした上でまた投げてくれればいい
背番号19を背負っている限り、ケガさえなければ今シーズンで育てなければいけない投手という立場は変わらないので、焦らず、この2試合を糧にしてくれると期待している。


展開としては、いきなり2失点してどうなるかと思ったけど、その後、僅か2分足らずで吉川からのキャプテンの一発であっさり同点。続くイニングで丸、さらにはポランコの一発で完全に主導権を握ってからは追いつかれることなく、何とか逃げ切ったというゲーム。
連日の花火大会で東京ドームらしい戦いが出来たのは良かった。
反省点をあげるなら、ON砲が今日も無音だったくらいだが、そういう時は前後の選手がカバーすればいい、逆に、坂本、ポランコ、丸が厳しい時に打ってくれればチームとしては問題ないわけで、チームが連勝を続けていることが大事。


4番、5番に対して厳しい攻めになるのはわかりきっていることなので、いずれ彼らのターンも来るでしょう。
中でも5回の中田の押し出し四球は、本人も打って結果を出したいだろうところ、冷静に見極めて難しいボールを我慢したあたりは、経験豊富で打点王保持者らしい落ち着きで、頼もしいなと思いました
恐らく、岡本も中田もそれほど焦っているわけでは無く、しっかり考えて打席に立っていることが伺えるシーンということで、心配が吹き飛びました。
(あそこで中田がインローの難しい球を無理やり打ちに行って内野ゴロで終わる方が心配になる)


あとを受けた戸田は結果的に勝利投手となったけれど、内容的には微妙。
怖いもの知らずでとにかく向かって行ったことが良かったと思うけど、吉川を含めた守備陣にも感謝ですね。
とはいえ、育成から上がり、まずは勝利という公式記録を手に入れたことは本当に感慨深いものであることは間違いなく、彼にとって一生忘れることの出来ないピッチングになったことでしょう。
あくまでも、ここはスタート地点、今置かれている立場を狙っている2軍、3軍選手は多いですから、それを死守する戦いはこれからです。鍵谷、中川、デラロサ、高木、大江といった昨年の実績組みはもとより、先発の入れ替えも含めて、1軍で投げさせたい投手のオンパレードですから、何とか1軍にしがみ付けるよう、ここからが大変です。


左打者が多い阪神打線に対して、今村と高梨をどこで使うかというのが、この3連戦のテーマになると思っていましたが、まずは今村は完璧でしたね。彼自身、先発ローテ復帰を諦めていないと思いますが、今はこの与えられたポジションでしっかり結果を出してくれているのは頼もしいです。ピッチング内容も去年までに比べてダイナミックになりましたし、制球も安定している。
どうしても逃げのピッチングで死球を出すという欠点がありましたが、今季に関して言えばそういうところは一切見えないのがいいですね、タフな場面で出てくることが多いわけですが、攻めのピッチングをしている限りは安心して見ていられます


個人的に勝利を確実にするのであれば、ピンチの場面で左が出てくることを考えて、高梨を9回にした方が良くて、8回は鍬原にした方が?って思ったのですが、桑田コーチは8回に高梨を指名。右バッターに対して三振2個を含む、三者凡退で切って取ったのはお見事でした


ま、その反動で大勢がピンチを作ってしまうことになるのですが、近本、中野、糸井、佐藤と続く場面で、左投手がいないというのが嫌だなぁ~と・・・・
机上の計算で言えば、8回鍬原、9回高梨の方が抑える確率は高かったのかもしれませんが、桑田コーチはあくまでもセーブシチュエーションでは大勢をストッパーという形に拘ったのでしょう。
その大勢もいきなりの四球連発というピンチを招き、1点差で1アウト2、3塁という同点まではしょうがないという場面を作ってしまいましたが、最後の最後をゲッツーで締めるという「終わりよければOK」という形で、6セーブ目をあげました。
その最後の場面は、守備は1点もやらないという前進シフト、サトテルに対してインコース攻めの真っ向勝負。
ここにきて、集中力が上がり、しっかり投げ切れたのはさすがでした。前進守備なので、ゴロゴーではホームに間に合わないと、近本もギャンブルスタートに近いイチかバチかの走塁だったと思いますが、2アウトならともかく点差を考えれば、そこまで思い切る必要も無かった。チームが連敗中という焦りがあったのかもしれませんが、巨人サイドにしてみれば飛び出してくれてラッキー、それをしっかり見ていた坂本もナイスプレーでした


定位置もしくは後ろ目に守っていたらワンバウンドになっていた可能性もゼロではないので(ん~ないか?)、その時はギリギリのホームプレーになっていたかもしれません。こちらとしては、前日にホームランを打っている大山と大勢の対決に持ち込まれると厳しいと思っていたので(その時は、鍬原に代えていたかも)、あそこで終わらせられたのは大勢はなんだかんだ言いながら持ってるなと・・・・ストッパーの役目は何点取られようが、最後にはリードを保った状態でゲームを締めることなので、連日の失点ではありますが、こういうことはこれからもあるという経験を出来たのは大きいと思います。


とはいえ、これで日曜の大勢の登板は無いでしょうから、3戦目のストッパーは鍬原になりそうな予感。その鍬原もこの試合では肩を作っているので、本当なら完全休養日にしたい。
赤星の初勝利がかかりますが、チームは3カード連続の勝ち越しを決めていますし、順位的にも単独首位になったこともあるので、余り無理をさせずに、直江、ビエイラの調整登板でいいくらいの余裕のある戦い方をして欲しいなと思っています。


それと今日の勝利の立役者に、吉川の2度のファインプレーと丸の守備も大きく貢献
ピンチを凌いだという点で、吉川は初回に得点にも絡んでますし、5回にも四球で出塁して貢献していますが、守備の面で打点を稼いだに等しい活躍があったことは評価してあげないといけません。
もし、あれが廣岡、若林、だったらどうったかなぁ~と思うと、この勝利はなかったかもしれないので、やはり吉川のセカンドは大きいなと思わせる試合でもあったと思います。

 

追記:

日テレG+解説の篠塚氏最後の最後で「阪神がんばれ!」って・・・(汗)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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