ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/3 巨 9-5 阪神 → 赤星ナイスピッチング!6連勝で首位攻防戦へ!

阪神 3勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:赤 星 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ガンケル 1試合 0勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:赤星→平内→ビエイラ 捕手:小林
阪神:ガンケル→浜地→渡辺→アルカンタラ→小野 捕手:梅野

本塁打
巨人: 中田2号(一回満塁)、岡本和3号(五回ソロ)
阪神:糸井2号(六回2ラン)、木浪1号(九回ソロ)、梅野1号(九回ソロ)

日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204031index.html)
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今日は大勢はベンチ外、そういや以前、中川がいるとつい使いたくなるからって原監督が外してたことがあった。
貯金は今はそれなりにあると言っても、勝てる時に勝っておきたいってのが指揮官。3連投はさせないって決めていても、セーブシチュエーションで9回を迎えると使いたくなってしまうかもしれないから、そこはまず安心。
昨日は投げていないとはいえ、肩を作っていた鍬原も投げさせたくない


ってことで、今日の試合は大量リードで、体力余ってる投手が投げて、赤星に初勝利をプレゼント!
ってのが最高のシナリオだと思っていたんだが・・・


え~っと、最後にバタバタしたとはいえ予定通り!(笑)


まず、先発の赤星だけど、いやいや、ホントに1年目のルーキー?ってくらい落ち着いてる。
コントロールに四苦八苦して相手ではなく自分と戦うってことが少ないから、リードしている方も気持ち良いでしょう。打たれたらキャッチャーの責任って感じなんで、配球する方も緊張するっていうか・・・7イニング101球、被安打4,四死球2の失点はHQSなんで文句をつける方がおかしい。その快投には序盤の援護が影響していたとはいえ、少なくとも7回までは完全に投打が噛み合うという言葉が相応しかったし、糸井に2ランを浴びた後も動揺することなく投げ切ったのは素晴らしかった。


他の故障明けの選手と違い、体力面でも今はまだイケるだろうということで、6回で降板することなく7回まで投げさせてもらえたのは、野手の援護とそれまでのピッチング内容による信頼感の表れ
2戦目とはいえ、自信と課題の両方をもらったという点で、良い経験をしたなと思う。
初ヒットと初勝利の2個のボールは実家に送るということだけど、幼少期にファンフェスタで東京ドームの人工芝を踏みしめた少年が、同じ球場のお立ち台にあがるっていうのは、感慨深いものがあったんだろう。


そして今日のゲームでは、やはりON砲に触れなければなるまい。
前日までの記事で、SP砲が躍動する時は、ON砲がおとなしく、その逆もあってのここまでの連勝だと書いたけど、今日はON砲のターンでした。とはいえ、SPは機能しなかったわけでは無く、坂本、ポランコとも四球という形で出塁しているわけで、それは警戒されているということでもあるし、安打という形で貢献はしないものの、勝利にはしっかり力になっている。
その中で、まずは初回中田のグランドスラム
本人はこれまで貢献出来ていなかったと言っていたが、これまた昨日までに書いている通り、見ている限りは特に焦っている様子は伺えない。今日も四球のあとの初球は狙い目だという基本通りのバッティングの中、リキむことなく完璧なスイング。打率こそまだモノ足りないが、終わってみれば、ON砲がチーム打点のワンツーなわけで、なんのなんの、しっかり連勝に貢献しております。


これで本人も少し落ちついただろうし、結局、SP、ON両方をケアしなければいけないということを他球団は認識したわけで、いずれバイオリズム的に落ちる時は来るにしても、この先、ずっと要注意なことは変わりない。
で、SP、ONがダメでも丸もまたしっかり仕事をし、打率で4位、出塁率は.447 と入団時に彼に期待していた数字をしっかり残している。


そこに加えて、徐々に状態を上げてきたのは吉川


今日は3安打猛打賞、初回のヒットはしっかり逆方向を意識していたし、それが7回のタイムリーにも生きている。
しっかり引き付けてファールで粘れているから、ボールも見えているし、何よりも今日は三振が無かったのは評価したい
昨日までも守備では安打、タイムリーに匹敵する貢献をしているし、彼の状態が上がってくればSP、ONはさらに機能するわけで、ようやく見たかった吉川になってきているなと感じる。
そうすると、オーダーを考える元木ヘッドは7,8番だけ考えればよく、桑田コーチは投手のやりくりだけ考えればいいわけで、今はいい流れで来ているなと


オープン戦の時は、ホームラン以外での得点は期待できない、先発ローテは若手が多くて未知数、勝ち方も忘れてしまった・・・という状態だったから、むしろ今のこの連勝の反動が怖くなる時もあるけれど、よくよく考えれば、今日の7回、回の終盤でチャンスの場面で「まだウィーラーおんのかい!」って阪神ファンの声が聞こえてきそうだったし、さらにはナカジも控えているって、冷静に考えれば今の選手層は反則気味かなって思えてきました。


で、その7回の場面


2アウト満塁でウィーラーのショートへの内野安打
ライト方向からの引きの映像もありましたが、まず、中野のセカンドへの送球がフィルダースチョイスだったかどうか?
小林が投げると同時に大きく塁を離れ、バットに当たると同時に走っている。個人的にはサード糸原が処理していれば、ファーストアウトで終わっていた場面で、中野が良くとったけど、弊害で結構後ろだった。
ウィーラーの足を普通に考えれば、ファーストでも良かった気もするけど、実はウィーラーは意外に足は遅くない
深い位置から難しい体勢で捕球して強いボールがファーストに投げられないのであれば、セカンド送球はやむなしかな?
その中で小林の走塁が良かったのでオールセーフで、ジャッジもウィーラーの内野安打だから、結局セカンドに投げたのは正解だったのだろう。
サトテルがサードだったら、大山がサードだったら変わっていたかもしれないと思うと、あくまでも個人的な意見だけど、糸原のサード(およびセカンド)は、ちょっと厳しいなと思った場面だった。
(その辺は阪神ファンの間でも物議をかもしているようだが)


そして、すかさず代走に送った立岡が、吉川のタイムリーでファーストから一気にホームへ戻り、走者一掃に繋がる。
その場面もカウントの妙で、レフト糸井が後ろ目に守ることになったことで生まれたタイムリーではあるけれど、満塁であと2点はもとより1点でもとられたら終わりだと考えるなら、吉川ということを考慮しても、定位置もしくは前目の守備位置でも良かったのではないかと・・・この3連戦、確かに3連勝は出来たけれど、前日の近本の飛び出しゲッツーなども含めて、要所要所での瞬間的な判断が、こちらに有利に働いたところは確実にあって、運という言葉では片づけたくはないが、阪神側にとっては不運という言葉を使いたくなるような場面があったことは事実だと思う。


チームが好調で、主力に結果が出ていると、相手は必要以上に警戒してくれる。
今日ももらった四死球7個に対して、こちらが与えたのは3個、状態が良いから野手全体が多少余裕をもってボールを見れているというのもあるだろうし、この3連戦に関して言えば、先制されてもすぐに追いつく、もしくは先に点を取るという展開で投手も攻めのピッチングができるというのもあるだろうが、野手全体に余裕を感じれる
唯一、松原だけが、まだ迷走している感じではあるが、今日の吉川のバッティングを見習って、自分に求められているものを再認識し、まずはそこに注力することで道は開けると思う。
少なくとも、ポランコ、ウォーカー、ウィーラーの2人が外野で先発出場する時は、どうしても打球処理、守備範囲という点で不安は出てくるので、松原には代走からの守備固めではなく、先発固定のポジションは手に入れてもらいたい


先制、中押し、ダメ押ししての勝利なので、5失点には余り触れたくないが、平内、ビエイラに関しては・・・(涙)
二人合わせて四死球は1個なので、数字の上では打たれて失点したってことになるけれど、千載一遇のチャンスをもらった平内は「ファームでどこを修正したの?」って直接聞きたくなる感じだった。
ストレートは 150km/h出ていたし、球威がなかったわけでは無いと思うけれど、それでも圧倒でき無いというのは、以前にも書いたように相手バッターにとって脅威になっていないということ。
そもそもストレートがシュート回転してしまうところは変わってないし、球速の割にキレを感じないのは手投げに近くて、ボールの回転数が足りていないから。さらには、相手にとってボールが見やすいというのもあって、本来パワーピッチャーのはずが、パワーで押し込めないというのが理由だと思う。


以前にもボールの出所がわかりにくいフォームの改造と書いたけれど、その辺に関しては変わってないように見える。
140km/h前後しか投げられない投手でも一流の仲間入りが出来るのがプロの世界。
トップの位置を変えるとか、フォームの中でリズムを変えるとか、ほんのわずかなことを変えるだけでも大変な作業になるトッププロの世界ではあるが、今の時点では「球はそこそこ速いけど、捉えられないボールではない」ということで終わってしまいそう。
個人的には期待している投手の一人だし、あれだけ迷走し、故障も経験した鍬原がピントがあったことで躍動しているように、平内も今、フォーカスを色々と合わせている最中だと思うので、自分の中でのドンピシャを早く見つけて欲しいなと思う。


それと同じく、158km/hを投げながら2被弾したビエイラ。
160km/h以上のストレートを連発出来るならともかく、今はライン出しを勉強している最中だと思うが、あれだけストレートをごり押しすれば、相手だって当てることは出来るし、苦し紛れのスライダーは通用しない。
去年無双していた時は、いきなり初球にスライダーでストライク先行が出来ていたのが大きかった。
当然バッターはストレートにタイミングを合わせてくるから、初球のスライダーには手を出しにくい、3球で追い込めれば圧倒的に有利になるわけだから、速いストレートをストライクゾーンに投げるのが課題ではなくて、ビイエラがやらなくてはいけないのは、変化球をストライクゾーンに入れること
(それが出来ればストレートがボールになっても打者は手を出してくれる)


とはいえ、ストレートとスライダーだけでは、フォームから見破られやすいので、本当はチェンジアップあたりを習得して欲しいのだけど、口で言うほど簡単じゃないしな~~~球速は暖かくなれば上がってくるだろうけど、安定感という点ではもう少し時間がかかりそうだ。


と、良いところ悪いところいろいろぶちまけたけど(笑)
今週終わってみれば、昨シーズンの1位、2位を相手に6連勝したわけで、結果に対しては最高だったと思う。先にも言った通り出来すぎて反動が怖い
怖いといえばコロナ検査で大量に選手が抜けることだけど、先日の検査では全員陰性だったようで、それはメチャクチャホッとしてる。


カープがちょっと足踏みしたことで、順位的には2ゲームの差をつけて敵地に乗り込むことが出来る。
数字の上では、3連敗さえしなければ、追い越されることはないので、まずはエースで1勝とれば楽になると思うが、ここでネットを徘徊しているなかで気になる数字が・・・・


>ヤクルト 阪神に3連勝→巨人に3連敗
>広島   阪神に3連勝→中日に3連敗
>巨人   阪神に3連勝→広島に・・・ 


おぃおぃ、阪神に3連勝した後のチームは、3連敗かよ!って(汗)
逆に言えば、1つ勝てばジンクスは覆せるわけだから、初戦だけは絶対に負けられないなと


来週からはホーム&アウェーの中で移動が多くなる。DeNAとの戦いがハマスタなら移動はないが、今回は沖縄遠征という事で、4月の最終週までは行ったり来たりが続くから、移動による疲労なども考慮してオーダー、ブルペンはやりくりする必要があるかな。
一回りするまでは5割オッケーと思っていたけれど、まだ未対戦の広島、DeNAに全敗してもギリギリ貯金はある(間のヤクルト戦次第だけど)。気が付けばチーム打率はリーグ1位、本塁打数、得点も1位防御率が良くないが、それは計算できる中継ぎとそれ以外の時とで差があることによる弊害と、失点は多いけどそれ以上に点が取れていることの相乗効果なので、余りに気にしてない。


畠、今村、高梨、鍬原、大勢


この5人がリード時及び僅差で投げるメンバーだと思うけど、とりあえず、彼らを今日と明日、休ませられた上で勝利できたって点で、今日は野手陣に感謝!って感じです


追記:
・今日は11:30から外出の予定があったので、その前にプレゲームに投稿しまくったんだけど、やっぱり放送見ながらの投稿じゃないとダメだなぁ~帰って答え合わせしたら、全然紹介されてなかった・・・(涙)
・明日からは、徳さんの週刊ジャイアンツに変わり、宮ちゃんの「超ジャイアンツ」になるんね~
 楽しみだけど、宮ちゃんには女子プロ野球だけでなく、もっと球団の方に時間をさく仕事をして欲しいわ・・・

 

今日は長くなってすみませんm(__)m

これでもまだ書き足りてない(笑)

 

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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