ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/3 巨人 1-2 阪神 → この壁を乗り越えた先にエースの称号が待ってる…はず

阪神 6勝11敗0分 東京ドーム

勝利投手:伊藤将 12試合 8勝 2敗 0S
セーブ :岩 崎 41試合 1勝 3敗 24S
敗戦投手:戸 郷 17試合 9勝 5敗 0S

・投手リレー
巨人:戸郷→クロール 捕手:大城
阪神:伊藤将→浜地→湯浅→岩崎 捕手:梅野

本塁打
巨人:吉川5号(六回ソロ)
阪神:梅野3号(五回ソロ)

日テレG+ にて観戦 解説:赤星憲広 実況:田辺研一郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202208031index.html)
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誰も負けたくて戦ってるわけじゃない、
チームのため、家族のため、自分を支えてくれている周りのため


そして、自分のため


今できることを懸命に考え、一瞬に集中して、最高のプレーをする


そんな想いで戦っているのは伝わります
とはいえ、それは相手チームも同じ


この試合も力なのか、技なのか、想いなのかわかりませんが、僅かに及ばなかったという敗戦


2ケタという壁を前に、今シーズン以前から何度も足踏みしている戸郷、
確かに2失点はもったいない取られ方ではありましたが、それを責めるのは酷なくらい気持ちの入った投球で、絶対に勝ちたいという表情をしていましたし、野手たちも戸郷の気迫に応えたいと思っていたでしょう。


出来れば、仮に追いついて延長になったとしても戸郷の気持ちとしては逆転するまで投げ続けたかったでしょうね。
(桑田コーチにももう1イニングと直訴してたようですし)


8イニングで被安打4、四死球僅か2個の2失点ですから、内容としてはほぼ完ぺきといってもいいでしょう。
4安打しかされていないのに、2失点だったのは四球が絡んでしまった事と、ストレートを狙い打たれてのホームラン。
悔しくて仕方ないでしょうが、これは戸郷だけではなくバッテリーも含めての反省です。


それにしても、去年もあと1勝が遠かったですが、今年も野球の神様は戸郷に試練を与えますね


これを乗り越えた先に、新たな巨人のエースとしての称号を手に入れることができるのだとファンは思っていますし、恐らく本人もわかっているはず。
乗り越える壁は大きいほど、その見返りは大きいと思っているので、これでめげることなく、この壁を楽しんで欲しいなと思います。今日のようなピッチングをしてくれれば、今シーズン中に10勝は手に入るでしょうし、それをきっかけにさらに覚醒することだって期待したくなります。


この年齢で1つ勝つことの難しさをこれだけ経験しているわけですから、同世代が大卒、社会人からプロに入ってきた時に頭一つ、二つリードしていることは明白。まだまだ伸びしろしか無い投手ですから、焦ることなく今のような強いメンタルで投げ続けて欲しいですね。


このゲームに関して言えば、天敵伊藤を相手に打てなかったことが原因。
前日の青柳を含め、とにかく好投手を崩すことが出来ません、吉川が意地の一発で連続無失点イニングを止めることはできましたが、そこまででしたね。


低めを丁寧に投げられ、ボールを自由に動かされてどうしてもバットの芯に当てることが出来ない、だから高めに浮いてきたボールに手を出そうとするけど、それが当たらない・・・丸なんかはその高低の使い分けにも翻弄されて、完全にタイミングを外されていたような気がします。中田だけが唯一タイミングが合っていましたが、2本のヒットはいずれも2アウトからだったこともあり、得点に結びつけることが出来ませんでした。


ポランコ、ウォーカーもそうですが、当てることに意識が行きすぎて自分のスイングではなかったですし、村田氏は岡本の状態が上がりつつあるみたいなコメントをしていましたが、個人的にはまだ遠いなぁ~って思ってます。
なんかバットの軌道が遠いというか、スイングスピードが遅いというか、ボールに力負けしている感じに見えて仕方ないです。
もっているパワーは申し分ないので、大げさに振らないでも、十分スタンドまで飛ばせると思うんですよね。
今は、その理想形が村上ですね、じっくり待って、ボールを引き付けてから、とんでもないスピードでバットをブン!!って一瞬で回す。引き付けるから見極めも出来るし、ミートポイントへのコントロールも出来る。1、2の3で振らなくても、引き付けてからの1、2!で打てるからどんなボールにも対応しやすい。
多分、この打ち方はメジャーのような動くボール投げまくりリーグでも通用しそうな気がします。


でも、それを実現しているのは先にも言った通り、スイングスピードの速さ。
日ハムの清宮がBIG BOSSに言われて減量し、身体のキレを向上させ、それがしっくりくるようになって開花しつつあるようなところと似ている気がします。


今の岡本はドカベン甲府学院の賀間がバントの構えからスタンドインさせたくらいパワーはあるのですが(って、この例え伝わらないかぁ~(笑))、それだけではないきっかけが必要でしょうか?
それは、キャッチャーとの駆け引きによる配球の読みかもしれませんし、さらなるキレの向上かもしれません。
個人的には、「ん?見送りか?」ってくらいスイングする雰囲気ないのに、ギリギリでクルっと回られてスタンドに放り込まれるとバッテリーのショックはハンパ無いと思うし、そういうスイングを今の村上はしているので、相手の良いところは取り入れて新たなるスタイルを身につけてほしいなと思ってます。
(ま、それはシーズン終わってからの話になるでしょうが)

(だからこそ、今は令和のブンブン丸を目指して、むしろ三振かホームランってくらいに振っちゃっていいと思います、相手もビビりますし。ただ、それをするなら4番ではダメなので、中田4番、岡本5番か6番くらいが”今は”落ち着くかなと)


キャプテンがショートでの守備練習を始めたという情報も入ってきましたし、遠からず戻ってきてくれるとは思いますが、その時にはチームのモチベーションがダダ下がりになっている可能性もあります。
昨日、東京ドームの観客が少ないというコメントもいただきましたが、コロナやチームの順位の影響はもちろんのこと、キャプテン不在というのも大きく影響していると思います。
実際、私が教えているリトルの子たちも内野手希望の人は、巨人ファンではないけれど、目指しているのは坂本選手!というのが100%です
坂本復帰だけでチームが良くなるわけではないでしょうが、良くも悪くもまだまだ巨人は坂本のチームなんだということを感じさせられるこの連敗でした。


副キャプテンは小林ですが、ざっと見まわしてみれば、現在、ベンチを引っ張るのは丸かなぁ~って個人的に思ってます。
余り表立ってキャプテンシーを発揮するタイプではないと思いますが、今の岡本にそれを託すのはもう無理って諦めてますので、はえぬきだからとか関係なく(過去には小久保だってキャプテンでしたし)、出来れば丸が周りに声をかけて、特に若い野手陣に葉っぱをかけてほしいなと思ってます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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