ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/6 巨人 1-2 DeNA → 菅野執念の135球!大勢意地の2イニング!だが・・・

DeNA 6勝10敗1分 東京ドーム

勝利投手:入 江 46試合 4勝 0敗 0S
セーブ :山 崎 48試合 0勝 2敗 32S
敗戦投手:大 勢 48試合 1勝 2敗 31S

・投手リレー
巨人:菅野→大勢 捕手:大城
DeNA:今永→エスコバー→伊勢→入江→山崎 捕手:嶺井

本塁打
巨人:吉川6号(五回ソロ)
DeNA:佐野18号(十一回ソロ)

日テレG+にて観戦 解説:阿波野秀幸 実況:田辺研一郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202209061index.html)
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9回のマウンドの菅野には、絶対に負けたくない!という執念のようなものを感じました。
6連戦の頭、カードの初戦を任され、連勝中のチームに、さらなる勢いをつけたいという確固たる意志。
この日も力で押す場面と変化球でかわす場面、うまく使い分けながらDeNA打線を抑え込んでました。個人的にDeNA打線の中で最も気をつけるべきとマークしているのが、桑原とソトですが、初回、いきなり桑原にヒットを打たれ、どうなるかと思っていたら、2回には先頭のソトにも打たれた・・・


二回り目になり、3回もいきなり桑原に打たれてからの牧のタイムリ


わずかに甘く入ったボールで失投ですが、それを逃さなかった牧も褒めるべき。2アウトで1塁が空いていたので、もっと厳しい攻めを見せて、牧と宮崎の二人で1アウトを取れればよかったのですが、まだ序盤ということもあって、そこまで深くは考えていなかったようにも見えました。


ただ、そこからは圧巻、4回以降打たれたヒットは8回の関根のみ、8回終わった時点で桑田コーチとグータッチしていましたが、9回も登板したということは志願の登板だったのではないかなと。
吉川のホームランで同点に追いついていた状況でしたし、残り試合も少ない中、エースとして何とか2ケタ勝利を手にして、チームにも3連勝という勢いをつけたいという強い意志を感じました。


延長に入れば、ホームチームは良い投手から、ですから、大勢が出るのは予定通り。
圧巻のピッチングで10回を僅か6球で締めたので、回跨ぎは半分納得、1点も許されない場面だから、スタミナが残っているなら一番信頼のおける投手に託すのは決して悪い作戦ではないから、10回が終わった直後にしっかり会話が出来ていて、大勢も心の準備が出来ているのなら良いと思う

(その代わり、今日のゲームではブルペンに入る事すら許されなくなったが)


ただ、個人的には大城の配球にちょっと疑問。とにかく低めを丁寧かつ大胆に投げれるのが大勢の良いところなので、それを前面に押し出すのは良いけれど、多少の左右は使いながら、低めオンリーだと相手打者にも読まれやすい
事実、佐野の目線は低めだけにターゲットを絞っていたと思うので、僅かに高く入っただけで待ってましたとスイングされる
一球でもいいからインハイとか、クソボールでもいいから高い球道を見せることが出来ていたら、あそこまで完璧にタイミングを合わせられることも無かったのではないかと悔いが残る。
セーブ数で山崎に抜かれ、痛い2敗目を刻んでしまったことは、大勢自体は大きな反省としているだろうけど、あんまり責められないな


攻撃面では、実は左バッターが苦手な今永に対して、2番にウォーカーを持ってきたのはどうなの?って思ったが、3連打と機能したのは良かった。ただ、やはり吉川の調子が上がっているので、吉川を1番、2番坂本に戻してもらった方がクリーンアップにチャンスで回せるんじゃないかなぁ~と・・・


とはいえ、この試合に限っては、5回に吉川の同点ホームランからのチャンスで丸の打球を佐野にファインプレーされたところが惜しかった


そして、ネットでも袋叩きにあっていた10回北村の代打・・・


原監督のコメントの「チャンスの場面でストライクを打てるようなバッターにならないとね」っていうのは、この場面のことを指していると思うが、北村の打席でストライクに来たのは僅か1球で、他はすべてボール。
四球でも良い場面、ピッチャーもリキんでいる中で、相手を助けるような形になってしまったので、まぁ責められても仕方ないか。
決してチャンスが多いわけではなく、シーズンも終盤ということで、現役ドラフトがある今シーズンは、ここに来て立場の危うい選手が結果を残したい気持ちはわかる。
何とかして自分が!という気持ちが、四球でもOKという場面で、手を出してしまうのは必死さの表れだと思うが、ここはもう少し冷静になって欲しかったし、恐らくナカジだったら手を出さなかっただろう。


そのナカジを早めに出してしまったこともあり、控え選手の層の薄さをまたもや露呈してしまった感じ。
じゃあ、石川、廣岡がもしもベンチにいたら結果は出していたか?と聞かれると、う~んとなってしまうので、こればかりはどうしようもないか・・・
(増田陸がその前に代打で結果を出していたので、二人の順番が逆だったら・・・ってタラレバを言いたくなってします)


広島とは1ゲーム差がついたが、幸いにも阪神が負けたことで、3位との差という点では開かなかったのが不幸中の幸い。
巨人としては、菅野、戸郷では絶対に勝利しなければいけないので、落としてしまったのは残念だが、まだ下を向く必要はないので、今日は濱口と難敵だけれども、山崎伊に何としても勝利投手になってもらうために、打線の奮起に期待したいと思う。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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